- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 佐藤仁美 崔真淑 石田たくみ(カミナリ)
1個300万円の桃が存在する。番組は福島市の古山さんの元を訪ねた。古山さんは明治から140年続く農家の5代目。古山さんいわく、赤い桃にまじってできる白っぽい桃がとびきり甘いことが多いといい、糖度に応じて値段を設定している。25度以上が50万円、30度以上が100万円、35度以上が200万円、40度以上が300万円。今、実が成っている中で糖度が最も高そうな桃は37度あった。驚異的な糖度の桃を作る鍵はなんといっても土づくり。古山さんの所ではウニの殻やとうもろこしの芯などが使われている。
オープニング映像。
スタジオに糖度20度以上の桃のジュースが登場。スタジオメンバーは「おいしい」などとコメントした。エコノミストの崔によると、日本の農家や果樹園は小規模経営が多いため、1個あたりに手間暇をかけて付加価値を高める方向に行くのだという。石田たくみの実家はメロン農家。県の品評会の赤肉メロンの部で最優秀賞を受賞したことがあるという。天候を相手にしているため、外食があまりできなかったという。
今、ブラジルのオレンジが不作に見舞われているといい、3年前と比較すると3~4倍の価格になっているという。2020年時点の日本に輸入されるオレンジ果汁の輸入割合の6割前後がブラジル産。ブラジルではカンキツグリーニング病が蔓延。果実の発育不良に見舞われ、生産量は2割減っていた。また、日本は輸入で買い負けしてしまっている。そのため、100%オレンジジュースがなくなる可能性があるという。
ジャックフルーツを肉に変身させ、食事を提供している店がある。マレーシアにはジャックフルーツを肉に加工する企業があり、ビーガンレストランなどで活用されている。
スタジオにジャックフルーツのしぐれ煮おにぎりが登場。木村佳乃は「フルーツとは分からない」などとコメントした。
現在、他の作物から転作する農家が増え、栽培面積は2010年から10年ほどで約9倍に増加。この状況をシャインマスカットバブルと呼ぶ。
次回予告が流れた。