2024年10月14日放送 16:35 - 17:00 NHK総合

探検ファクトリー
日本全国!どんな列車の座席でも作る工場

出演者
すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家) 
(オープニング)
趣旨説明

今回は、列車シートの工場に潜入!今年9月に開業予定の西九州新幹線のシートづくりも大公開!

キーワード
ニューヨーク(アメリカ)京田辺市(京都)西九州新幹線
オープニング

オープニング映像。

(探検ファクトリー)
列車シートを手作りする工場

一行は列車シートを手がける工場を訪れた。個別タイプのシートや通勤電車のシートなど、手がけたシートは47都道府県で使われている。さらにニューヨーク地下鉄などのシートも手がけている。様々なオーダーに応え続けて約70年。製造した列車シートは1000種類以上。

キーワード
TWILIGHT EXPRESS 瑞風ななつ星ゆいレールニューヨーク(アメリカ)九州旅客鉄道京田辺市(京都)北海道東京地下鉄沖縄県西日本旅客鉄道那覇空港首里城
全国の鉄道会社のシートを作る工場

工場内を見学。シートカバーは乗客が直接触れるため使い心地を左右する重要な工程。生地の裁断は自動裁断機で必要なパーツを切り出す。列車シートのカバーは10枚以上の生地から作られる。続いて縫製作業は、様々なサイズのシートカバーに対応できるよう立ってミシン掛けを行う。続いて列車シートの金属フレーム作り。ロングシートの背もたれ部分の金属の板は、シートの隙間に挟まった物が手の届く範囲で止まるように下部を曲げている。

キーワード
東京地下鉄

シートクッション作りの工程を見学。座り心地だけでなく耐久性・安全性も重要。火災時に有毒ガスが出ないポリエステルを様々なパーツに切り分けていく。今年9月に開業予定の西九州新幹線「かもめ」のシートの完成までを見せてもらった。まず4席分つながったものを作る。多品種少量生産のため職人が手作業で行う。クッションを積み終わったらフタを被せ熱風炉で溶かし固める。正確なサイズを測り1席分ずつにカットしてシートクッションが完成。

キーワード
かもめ東京メトロ半蔵門線西九州新幹線
ファクトリークイズ

問題「列車のロングシート 関東と関西の違いは?」と出題。正解は「関東の方がバケットシートの採用率が高い」。座席の定員通りに座ってもらうことで車内混雑を緩和するねらいがある。

大公開!新幹線のシート作り

列車シートの最終組み立て作業を見学。クッション材に手作業でカバーをかけ、台座にクッションを取り付けて完成。西九州新幹線「かもめ」のシートのデザインを手がけたのはデザイナー・水戸岡鋭治さん。鉄道会社から注文が来るときにはデザイン画が届くだけだという。デザイン画をもとに一から設計図を作る。西九州新幹線のシートは木材を多用したデザインで、木材は形状が安定しないため図面を描いていくのは大変な作業だという。

キーワード
かもめ堀紋水戸岡鋭治西九州新幹線
工場の歴史 列車シート展示室

一行は列車シートの展示室へ。礼二が一番気になったのは運転席のシート。丁寧に作られた運転席のシートが運転手の快適さと同時に列車運行の安全を支えている。

キーワード
東京モノレール阪急電鉄
(エンディング)
今日の学び

今日の学びを発表。「座り心地はやさしさで出来ている」。

次回予告

「探検ファクトリー」の次回予告。

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