- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
今回は、列車シートの工場に潜入!今年9月に開業予定の西九州新幹線のシートづくりも大公開!
オープニング映像。
一行は列車シートを手がける工場を訪れた。個別タイプのシートや通勤電車のシートなど、手がけたシートは47都道府県で使われている。さらにニューヨーク地下鉄などのシートも手がけている。様々なオーダーに応え続けて約70年。製造した列車シートは1000種類以上。
工場内を見学。シートカバーは乗客が直接触れるため使い心地を左右する重要な工程。生地の裁断は自動裁断機で必要なパーツを切り出す。列車シートのカバーは10枚以上の生地から作られる。続いて縫製作業は、様々なサイズのシートカバーに対応できるよう立ってミシン掛けを行う。続いて列車シートの金属フレーム作り。ロングシートの背もたれ部分の金属の板は、シートの隙間に挟まった物が手の届く範囲で止まるように下部を曲げている。
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- 東京地下鉄
シートクッション作りの工程を見学。座り心地だけでなく耐久性・安全性も重要。火災時に有毒ガスが出ないポリエステルを様々なパーツに切り分けていく。今年9月に開業予定の西九州新幹線「かもめ」のシートの完成までを見せてもらった。まず4席分つながったものを作る。多品種少量生産のため職人が手作業で行う。クッションを積み終わったらフタを被せ熱風炉で溶かし固める。正確なサイズを測り1席分ずつにカットしてシートクッションが完成。
問題「列車のロングシート 関東と関西の違いは?」と出題。正解は「関東の方がバケットシートの採用率が高い」。座席の定員通りに座ってもらうことで車内混雑を緩和するねらいがある。
列車シートの最終組み立て作業を見学。クッション材に手作業でカバーをかけ、台座にクッションを取り付けて完成。西九州新幹線「かもめ」のシートのデザインを手がけたのはデザイナー・水戸岡鋭治さん。鉄道会社から注文が来るときにはデザイン画が届くだけだという。デザイン画をもとに一から設計図を作る。西九州新幹線のシートは木材を多用したデザインで、木材は形状が安定しないため図面を描いていくのは大変な作業だという。
今日の学びを発表。「座り心地はやさしさで出来ている」。
「探検ファクトリー」の次回予告。