2024年4月6日放送 8:15 - 9:28 NHK総合

新プロジェクトX〜挑戦者たち〜
放送直前スペシャル

出演者
有馬嘉男 井上二郎 森花子 野口聡一 カズレーザー ヒコロヒー 
(オープニング)
オープニング

18年ぶりに「プロジェクトX~挑戦者たち~」が「新プロジェクトX~挑戦者たち~」として帰って来る。新たな時代の新たな物語から失われた30年と呼ばれる時代を元気にするヒントを届ける。中島みゆきも「新・地上の星」を歌う。

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オープニングトーク

前シリーズ「プロジェクトX」は2000年から2005年まで放送されていたが、新プロジェクトXは4月6日の土曜日から放送となる。カズレーザーさんは長寿番組のイメージが有り5年しかやっていないことに驚きと振り返り、ヒコロヒーさんはドラマチックなドキュメンタリーだと思っていたと振り返った。野口聡一さんは語りたい番組だと振り返っている。旧シリーズは昭和の出来事を中心に取り上げていて、トランジスタラジオ・ロータリーエンジンの開発や、東京タワー・黒部ダムを特集したものもあるが、その一方でパンダの来日も取り上げられている。

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新プロジェクトX 挑戦者たち ~放送直前スペシャル~
心に残った回は?

「プロジェクトX~挑戦者たち~」は戦後成し遂げられた画期的な事業の影にあった名もなき人日との姿を描き、大きな反響を呼んだ番組として知られ、若い世代からも授業で見たことがあるという話も聞かれている。

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ファンが選ぶ プロジェクトX 挑戦者たち 神回ベスト2

北アルプスの黒部峡谷にある「黒四ダム」は昭和30年代に日本最大のダムプロジェクトとして建てられたが、171人の犠牲者を出すなど過酷な工事となった。険しい山間に甲子園6杯分となる60万tもの資材を運ぶ事が求められる中、トンネルを掘って黒部ダムへと掘削を進めるが、岩盤が想定外に脆いことでトンネルが崩れないように対応するのに時間がかかってしまった。厳冬の黒部では5ヶ月間にわたりトンネルが掘削され続ける中、医師・鈴木康彦も同行を依頼されることとなった。鈴木は新婚で妻はお腹に赤ちゃんがいる中で病に倒れたことで、下山することを提案されたものの鈴木は要請の途中で引き下がるわけには行かないとの思いで黒部に従事し続けた。その中で、越冬隊の1人が下山することになると鈴木は妻に自分の手のぬくもりを託したのだった。しかし、トンネル工事は大出水に見舞われ、冷水の中で工事も止まってしまう様子が見られる。

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厳冬 黒四ダムに挑む ~断崖絶壁の輸送作戦~

厳冬 黒四ダムに挑む ~断崖絶壁の輸送作戦~の番組宣伝。

ファンが選ぶ プロジェクトX 挑戦者たち 神回ベスト2

ロータリー47士の闘いは、2000年11月7日放送した。昭和42年に発売されたコスモスポーツに搭載されたのがロータリーエンジンで、世界で初めて「夢のエンジン」の実用化に成功した開発物語。難題に挑んだのが山本健一さん率いる開発チームで、所属先のマツダは広島のシンボル的な会社。山本さんも家族を原爆で亡くしていた。開発は難航を極め、エンジンを動かすうちに出来る悪魔の爪跡と呼ばれる傷が致命的だった。メンバーたちの奮闘もあり、ひとつひとつ問題を解決していく。そして、エンジンは10万キロ動き続け、悪魔の爪跡は全くついていない。

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旧シリーズの「神回」 歴代MCが明かす秘話

2代目MCの膳場貴子は、大好きだったのは富士通のコンピューターの回、池田敏雄さんは開発は感動から始まるとおっしゃっていてすごく印象に残っているなどとコメントした。初代MC久保純子タイトルコールを担当していたという。久保純子は、今も指針にしているプロジェクトリーダーの言葉を、高野鎮雄さんの「夢中でしたね夢中っていうのはたいへんすばらしいことだと思う。ぜひ皆さんも何でもいいですから夢中になって下さい」だと紹介した。MC国井雅比古は、スタジオこそドキュメンタリーだってあとで私はつくづくと感じましたねなどとコメントした。特に印象に残っている人は、東京タワーの桐生五郎さんだと答えた。

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旧シリーズの魅力とは?/カズレーザーの選ぶ「神回」

映像を受けて、カズレーザーは今見ても感動的な言葉がすごい、言葉が強いなどとコメント。結局は人を見ているから幅広いものを取り上げても共通して見れるものがあるなどとした。自分の名誉などのためにやっているのではなく、それをなんとかすることによって後の時代が…ということなどを共通認識でもっているからなし得ていったのではないかとヒコロヒーはコメント。カズレーザーの心に残る神回としてソニーのトランジスタラジオについて放送した時だとした。ソニーのトランジスタラジオは素晴らしい製品だが、それを売る営業職の奮闘を紹介したものだったという。営業マンのプライドみたいなのがすごいとカズレーザーは話した。 

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新プロジェクトXに期待することは?

新プロジェクトXに期待することについて街で調査。若い人たちに楽しく生きられるという思いを持たせる番組、日本にもまだまだいいところがあると日本人に自信を与えるような企画、この番組で見ないと知り得なかった人がみたいなどの意見が出されていた。 

新シリーズに期待することは?

新シリーズに期待することについてのスタジオトーク。カズレーザーは昭和をもう1回取り上げてほしいというのはなんとなくわかると同調。平成を振り返っても本当に楽しかったのかな?と思ってしまう人は多いのではないかとした。いろいろなものの積み重ねで生活は豊かになっているので、1個だけを取り上げるのは難しいのではないかとも話した。 ヒコロヒーは平成の失われた30年について、皆さんは苦しいというが、自分はそれしか知らないから分からない、平成の時代を見てみたいなどとコメント。カズレーザーは宇宙の話は好きなので日本人宇宙飛行士のことは取り上げてほしいとコメント。 

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新シリーズを先行公開!

4月6日放送の新プロジェクトX第1回は東京スカイツリーである。スカイツリー建設には敷地の狭さという致命的な難点があった。建設予定地は南北の長さが取れない。小西さんにはあらゆる自身に耐えられるものに設計するという難題が課せられ、五重塔を地震から守ってきた心柱の仕組みを取り入れた。地震の際、塔体より遅れて揺れるため互いの揺れを打ち消し合う。

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2008年に着工し鉄骨を組み上げるのは全国から集まったとび職人である。スカイツリーを支える足は3本でそれぞれを別の会社が担当する。地上50mで合体させるが互いにライバル意識むき出しで半田さんたちのチームが1番苦しんだ。ある日、花見をやると飲みニケーションで1から勉強し直そうと他の会社を訪ねるようになった。工事の山場であるゲイン塔のリフトアップを半田さんたちは任された。作業が進む中、2011日3月11日に東日本大震災が起きた。

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4月13日放送の第2回はカメラ付き携帯開発の物語である。開発したのはJフォンとシャープである。Jフォンのプロジェクトメンバーはいろいろな会社から集められた寄せ集めであった。1人が大手自動車メーカーの高尾さんである。逆転のアイデアが思いつかなかったが初めて東京にきた両親を箱根に行った際、カメラを向けると女性が懸命に何かを打ち込んでいた。女性は絶景を誰かに伝えたいのではないかと思ったという。携帯の重さを変えずにカメラを生みこんだのはシャープの技術者である。2000年11月に発売された。

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新旧で変わったもの 受け継がれるものは?

新旧で変わったもの 受け継がれるものについてカズレーザーさんは「昭和世代だと世の中が必要としたものを俺が作ろうの考え方かもしれないが自分発信ですよね」などと話した。野口さんは「話していたポイントすごい大事だなだと思って昭和の大プロジェクトと平成・令和の大きな違いは大義名分を果たすためのプロジェクトから個人目線になってきている。強化軸が自分でそういう観点でハマった層には忘れられない」などと話した。

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プロジェクトXに影響を受けた新たな時代の挑戦者たち

プロジェクトXに影響を受けたという新たな時代の挑戦者たち3人を紹介。1人目は愛知県名古屋空港が見えるオフィスで働く福澤知浩さん(36)は空飛ぶクルマを作っている。2020年8月には有人飛行に成功、大阪・関西万博で運行予定となっている。発想の原点は小学生時代に見たプロジェクトXでプロジェクトXになるようなとても大変だけどみんながハッピーになるものを作ろうと考えていた」という。大手自動車メーカーに就職したが入社5年目に同じ志仲間と空飛ぶクルマの開発を開始。会社後の時間や休日を使い没頭したが失敗の繰り返しで資金繰りなど課題は山積みだったがプロジェクトXの影響もあり難しい問題ほど悩むがそういう問題こそいい商品につながると考えたという。2018年にベンチャー企業を設立、2020年には日本初の有人飛行に成功した。まさにプロジェクトXだが仕事は最新ツールやテクノロジーを使い切り分け精神肉体的にも健康で普段に力を注げるほうがよいと考えたという。失われた30年について福澤さんは「30代以下人は興味がないと思う。自由に海外も行けるなかで少しの停滞は関係ないと思っている」とした。

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2人目の挑戦者はベンチャー企業FACTORY X社長の神谷喜穂さん(34)。製造業の常識を変えるソフトウェア開発をしていてベストな在庫量を計算するソフトウェア開発に取り組む。子どものころに見たプロジェクトXが原点だった。中学生で脳の病を発症したが夢を捨てきれなかった神谷さんは在庫という研究分野に挑んだ。国内で多くの部品を調達していたかつての製造業と違い現在世界中に供給元があるがリスクも伴っていて在庫の適正値が重要視されている。神谷さんは「今は世界中が繋がっていて普段の生活でも情報の混乱が多く在庫なしでものを作ることは難しくむしろ持っていたほうが余裕ができいい武器になることから計算する仕組みをソフトウェアに変えている」などと話した。新しいことを考えるための発想力は煮詰まっていると出ないと考え自由時間があったほうがいいと考えているということ。

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3人目はプロジェクトXにも取り上げられた大阪市の奥村組の挑戦者を紹介。2005年の阪神・淡路大震災で被災したJR六甲道駅の復旧を紹介、命がけで落ちた高架橋をジョッキアップし2ヶ月半で鉄道を復旧させた。内田昌志さん(40)は大学で土木工学を学んでいた時に番組を見て入社を決意、念願叶い新幹線や高架橋工事を担当した。3年前からは現場を離れ建設業界の働き方改革を進めるプロジェクトを立ち上げた。建設業界では週休2日制を実施する企業は1割ほど、古い体質を変革すべく推し進めている。切り札はICTを使った業務のデジタル化で全国各地の現場と本社をつなぐチャットで素早い本社サポートに入れ作業効率が上昇、現場でタブレットで書類を作成できるシステムは現場スタッフに喜ばれているという。内田さんは「働き方改革に建設業が対応できるようになれば今までのやり方からガラリと変わるっていう革命みたいな形になる」という夢を話した。

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新たな時代のプロジェクトに挑む3人を紹介した。ヒコロヒーは「同世代で空飛ぶクルマのような未来のことを着実に成し遂げる人がいるだけで活力になる」とコメント。カズレーザーは「最後の同い年の方はプロジェクトX見てこの職業についたわけですよね。なんで俺オンバトばっか見てたんだろう」と話した。紹介した3人はプロジェクトXの精神に影響を受けてきたという。野口聡一氏は「現代的な感覚を持ってやってるので単なるリピートではない。今の時代に昭和の時代の技術者魂が降臨したらこうなる。そういう風になっていったらいいと思う」と語った。

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中島みゆきが新録音!「新・地上の星」

中島みゆきの「地上の星」を「新・地上の星」として新たにレコーディングした。中島みゆきはメッセージで「2つの地上の星が存在することになりますので、気分で使いわけていただけたら。新・地上の星はキーを上げてみました。カラオケではお好みのキーの方でお願いします」とコメントを寄せた。

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新・地上の星

中島みゆきの「新・地上の星」が流れた。

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