2025年12月18日放送 14:50 - 15:00 NHK総合

時論公論
Z世代は未来を変えられるか 南アジアの2つの総選挙

出演者
太勇次郎 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(時論公論)
Z世代 未来を変えられるか 南アジアの2つの総選挙

今年9月、ネパールでは政府が26のソーシャルメディアを遮断したことに対しZ世代が反発してデモが始まった。政府は遮断の措置を撤回したもののオリ首相の辞任などを求めて抗議行動を激化させ暴徒化した一部のデモ隊によって議会などが放火された。オリ首相は辞任し6日間で70人以上が犠牲になった。一方、バングラデシュでのきっかけは独立戦争に参加した兵士の子孫を優遇する公務員採用枠の撤廃を求めた学生たちが座り込み。ハシナ政権は武装した治安部隊を投入し力による鎮圧を図ろうとした結果、学生たちの要求はハシナ首相の退陣に変わり暴力の連鎖に変化。一連の衝突で約1400人が死亡し多くが治安部隊の銃撃によるものだった。学生たちは多くの犠牲者を出しながらもハシナ首相を国外逃亡に追いやった。南アジアの人口は世界の4分の1を占め25歳未満が約半数で人口ボーナスの最大恩恵を受ける地域とされてきた。一方で絶対的貧困人口の4分の1がこの地域で暮らしている。雇用の創出が大きな課題となっている。

キーワード
カトマンズ(ネパール)カドガ・プラサード・シャルマ・オリシェイク・ハシナダッカ(バングラデシュ)フェイスブック

Z世代の怒りの背景について国際政治学者たちはクローニー・キャピタリズムをあげている。国際NGOが国腐敗度を点数化したランキングでバングラデシュは151位、ネパールは107位といずれも腐敗が深刻な国に分類されている。バングラデシュではユヌス最高顧問が新政権基本方針となる7月憲章の賛否を問う国民投票の実施を発表。Z世代は新党・国民市民党を立ち上げ候補者の擁立を進めているが世論調査では支持率が伸び悩んでいる。インドに逃亡したハシナ氏に対しては死刑判決が言い渡されハシナ氏が率いたアワミ連盟は選挙参加が認められていない。一方、ネパールではカルキ暫定首相が若者たちとの合意に基づき経済格差解消などに向けた制度作りに取り組んでいる。一部の若者たちは新党創設を発表。一方、既存政党の復活阻止を優先する若者たちは振興政党・国民独立党を支持している。また100以上の小規模政党にかかわる若者たちも相次いでいる。

キーワード
アワミ連盟イスラム協会インドカトマンズ(ネパール)クローニー・キャピタリズムシェイク・ハシナスシラ・カルキダッカ(バングラデシュ)トランスペアレンシー・インターナショナルバングラデシュ民族主義党ムハマド・ユヌス国民市民党国民独立党腐敗認識指数 国別ランキング
(エンディング)
エンディング

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