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いま日本は空前のサウナブーム。世界でも類を見ない盛り上がりだという。そんな日本のサウナに目をつけた外国人研究者がいる。フィンランド出身の観光学者であるエートゥ=アンッティ・ハルティカイネン。母国フィンランドにはない勢いが日本のサウナにはあるという。
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オープニング映像。
エートゥ=アンッティ・ハルティカイネは現在札幌で暮らしている。日本に来て驚いたのは銭湯にサウナがあること、湯船もあればサウナもあること、サウナの前に体を洗う、サウナに砂時計、日本はドライサウナが主流であるなど。サウナ単体ではなく銭湯などの入浴施設とセットでサウナが普及したことが独自性の一因だと考えている。またサウナ活動は「サ活」、サウナの友達は「サフレ」などのように、サウナだけの場面で使う言葉が面白いと話す。また、2023年にはヘルシンキ大学での修士論文に日本の独特なサウナ習慣をまとめた。
エートゥ=アンッティ・ハルティカイネは日本のサウナの知見を深めるため、北海道大学の大学院に所属しながら日本中のサウナを調査している。これまで国内で巡ったサウナは200軒以上。現在目をつけているのが地方のサウナ。鳥取県は県をあげサウナでの観光客誘致に取り組んでおり、1か月以上にわたりフィールドワークを敢行し16のサウナ施設を巡った。そこで気づいたのが遠くからでも訪れる人がいることで、サウナが目玉となり観光客を引き寄せているという。エートゥ=アンッティ・ハルティカイネの専門分野は観光学。フィールドワークの次なるターゲットに十勝地方のサウナを選び、十勝のホテルに従業員として雇ってもらい住み込みでのフィールドワークを開始した。ここのホテルのサウナはモール温泉とロウリュを組み合わせたモーリュ。モーリュを始めてから日帰り入浴客が6倍に増えたという。ホテルの社長はただサウナを作るだけでなく地域の魅力を取り入れる必要があると話した。
エートゥ=アンッティ・ハルティカイネはフィンランドの小さな村生まれ。幼い頃から空手を学び10代から日本語を勉強。留学生として訪れた日本でサウナと出会った。エートゥ=アンッティ・ハルティカイネは観光の視点で日本を研究するドイツ人のフンク・カロリン教授と意見を交わし、研究を高く評価された。
日本のサウナはこの先どうなっていくのか。エートゥ=アンッティ・ハルティカイネは十勝全域を巡っている。樽の形をしたバレルサウナは設置が簡単なため世界中で普及しているが、ぶどう作りが盛んな池田町では本物の樽を利用したサウナがある。エートゥ=アンッティ・ハルティカイネはワイン樽のサウナを体験し、サウナにはストーリーが必要になる。ストーリーをどのような形で伝えるのかが大事と話した。さらにこの日はサウナをはしご。帯広市で熱波師のいるサウナを体験し、熱波師から話を聞いた。こちらのサウナには16人の熱波師が在籍し、個性豊かな熱波師には固定ファンがついているという。
観光学者・エートゥ=アンッティ・ハルティカイネン。個性あふれる日本サウナの研究データは増え続けており、日本のサウナは本当に変化している。いろいろなところで開発されたり新しい発見がどんどん出てくるようになった。もしかしたら新しい発見につながるかもと話した。
エンディング映像。
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