- 出演者
- 有働由美子 片岡信和 千々岩森生 草薙和輝 下村彩里 武隈光希
3日前の石川、富山に続いて、今朝は福井県でレベル5の大雨特別警報が出された。24時間の雨量が8月の平年の1.8倍という猛烈な雨が降った勝山市では、川の水が道路に溢れていた。さらに県内の広い範囲で雷の音が激しく鳴り響いた。前線が停滞したために、ほとんど同じ場所に活発な積乱雲が流れ込み続けてしまった。日本海の海上で積乱雲が発生したため山沿いではなく平野部で大雨になり、低い土地の浸水や道路が冠水する被害が多かった。現在も「レベル4土砂災害危険警報」が福井県に発表されており、引き続き警戒が必要。
今回の北陸の大雨でも、車への浸水が相次いだ。記録的な大雨となった福井県の市街地では、甚大な冠水被害が出ている。正午過ぎの福井市で番組の取材班が大通りの坂道を下っていくと、その先の道路は大部分が冠水していた。逃げ場がないため仕方なく先に進む車や、Uターンして坂の上へ引き返す車も見られた。福井市の美山では24時間雨量が観測史上最大となる318mmを記録し、気象庁は午前4時30分に福井県福井市、大野市、勝山市に「レベル5大雨特別警報」を発表した。北陸では秋雨前線の影響で活発な雨雲がかかり、過去に経験のない記録的な大雨になった。福井県では勝山市、福井市、坂井市、大野市で24時間雨量が観測史上最大となっている。きょう午後3時を過ぎた時点でも福井市の市街地では水が一向に引かず、膝上の高さまで冠水していた。
福井市の冠水した道路の手前で、車が歩道をまたいで横向きの状態になっていた。運転していた男性はレッカー車を依頼し、無事に脱出することができた。住宅街の生活道路は地面が全く見えなくなり、川のようになっていた。福井土木事務所によると、福井市内を流れる荒川で氾濫が発生したという。一時「レベル4大雨危険警報」が出された坂井市は、町全体が湖のようになっていた。坂井市では24時間の降水量が314mmとなり、観測史上最大となった。1日で1m四方の箱に深さ30cm超の水がたまったことになる。坂井市丸岡町では川が氾濫し、その水が流れ出ていた。永平寺町でも一時「レベル4大雨危険警報」が出され、24時間の降水量が390mmとなった牧福島地区では山から水や土砂とともに、石なども流れてきた。住民によると雨が降り始めたのは、日付が変わる午前0時ごろ。大雨に変わり、すぐに道路は冠水したという。現在「レベル4土砂災害危険警報」が福井市、坂井市、永平寺町、大野市、勝山市に出されている。これまでの雨で地盤が緩んでいるため、新たな災害発生に厳重な警戒が必要。
一方石川と富山を襲った記録的な大雨から4日、住民が自宅の片付け作業に追われていた。富山県氷見市ではきのうまでの72時間に降った雨の量が535mmと観測史上1位の値を大幅に更新し、道路の水が引かず冠水した状態が続いていた。実はこの地域で水が引きにくいのには、理由がある。「布勢水海」は奈良時代の歌人・大伴家持が万葉集で多くの歌を詠んだことで知られている場所で、元々湖で土地が低く水はけが悪いため水がたまりやすいという。今回の大雨でも車が流されたり、浸水して動けなくなるなどの被害が多く出ている。今月中旬に千葉県を襲った豪雨でも多くの車が浸水し、車内に取り残されるなどして4人の死者を出した。浸水した車に何が起きていたのか。テレビ朝日では以前水を入れた巨大な水槽に車を下ろし、どうなるのか検証していた。水深はタイヤが隠れる程度の60cmに設定し、車はエンジンやライト、エアコンなどをつけたまま。車体が水に浸かりマフラーが完全に水没すると、勢いよく出ていた排気ガスが突然止まってエンジンが停止した。一般にガソリン車などはマフラーが水没し水圧が排気圧を超えると、水が排気管を逆流などしてエンジンが止まることがある。ドアの約半分まで浸水した状態でドアを開けようとするが、水圧で重くなりドアは開かない状態だった。そして車内に浸水し始めてからわすか1分で、水はシートの座面近くまで押し寄せた。浸水による電気系統の不具合でパワーウインドーが開かない場合もある。
車の中に閉じ込められてしまった場合、どのようにすれば脱出することができるのか。番組では専門家の立ち会いのもと、検証を行った。車の中から傘をつかって窓ガラスを割ろうと試みたが、強化ガラスはビクともしなかった。安全のために必要なシートベルトも、窓を割る時には動作の妨げになる可能性がある。スマートフォンや車のキーでも試したが、傷もほとんどつかなかった。車の窓ガラスを割るには緊急脱出用のハンマーなどの専用の道具が必要で、叩く場所も窓の中心部ではなく隅の方が割れやすいという。窓ガラスを割ることで脱出の可能性が格段に高まり、脱出用ハンマーは運転手の手の届く場所に置くことが重要だという。
ハンマーを使っての車からの脱出を体験した下村彩里は、「普通のハンマーと違い、先端部分が尖っている。店頭やインターネットで数千円程度で購入できる。思った以上に簡単に割れて、一気に窓ガラス一面にひびが入って大きく穴が空いた。ただシートベルトをつけていると身動きが取りにくく、水没していくと外せなくなるのでまずはシートベルトを外すことが大事」などと語った。車に使用されている「合わせガラス」とはガラスとガラスの間に柔軟な樹脂が入っているもので、フロントガラスには合わせガラスの装着が義務付けられている。合わせガラスの場合、脱出用ハンマーでたたいてもひびが入るだけで、割れないという。防犯性能や紫外線カットの効果があり、最近はフロントガラスだけでなくドアガラスでも使う車種が増えている。国民生活センターによると約2割の車種が合わせガラスを使用しているという。窓ガラスの下に「JISマーク」が入っており、一般的なドアガラスはマークの横に「T」か「TP」の文字がある。合わせガラスの場合は「L」か「LP」のマークが付いている。
内閣府では車が30cm水に浸かると走行が難しいとしているが、車の中から見て30cmがわかるのか。約10cmの高さに設置したシートと約30cmの高さのシートが車の中からどう見えるのか、実際に実験を行った。運転席から見ると、両者の違いはほとんどわからなかった。浸水時の注意点について災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏によると、白線などの道路標示が水没して見えにくくなった場合はかなり危険な状況だという。さらに水位が10cmを超えると、ドライバーが異変を感じるほどブレーキやハンドルが利きにくくなる。しかし大前提として内閣府などは冠水した道路への進入は命に関わる危険があり、浸水が懸念されるときは車での移動を控えるよう呼びかけている。
まだ福井県にレベル4土砂災害危険警報が発表されている。土の中の水分量がかなり高くなっており、少しの雨でも土砂災害につながる。山沿いや川の近くにはなるべく近づかないようにすること。日本の東の海上には台風があり、南の海上には熱帯低気圧の雲がいくつも発生している。日本付近には前線が停滞しており、熱帯低気圧の1つが週の後半に北上することで前線を活発化させる恐れがある。そのため週の後半は前線付近の東日本、西日本で雨が降りやすくなる。海面水温が高くなっているため、温かく湿った空気が常に前線に流れ込みやすくなっている。南からの湿った空気が流れ込むことで前線が活発化し、集中豪雨につながるような積乱雲がいくつも発生しそう。積乱雲は日中よりも夜の方が発達しやすい。普段からすぐに避難できるように。荷物をまとめておくことが大切。
東京・北千住の開店前から行列ができるスーパーではきょう、毎週日曜日の特売で大混雑していた。帝国データバンクによると、あさって9月から今年最多となる4531品目の値上げが予定されている。調味料や加工食品が中心で、約3年ぶりの大規模値上げラッシュとなる。客の多くが手に取っていたのは野菜で、特売の目玉は袋いっぱいの椎茸や2kg入った玉ねぎなど。「おっ母さん食品館 北千住店」の大塚洋介青果チーフは「野菜の価格はいま2.3割上がっていると思う」などと語った。農水省によるとキャベツの価格は平年と比べて123%と、高値で推移している。長野県南牧村でキャベツを栽培する農家の菊池千春さんは、東京ドーム2.8個分の広大な敷地でキャベツなどを育てている。高温と雨不足で、お盆前のキャベツの価格は高かったという。いまは生産量が回復したが、栽培に欠かせないポリエチレン製のシートが中東情勢の悪化によるナフサ不足で値上がりした。さらに農業用トラクターやトラックの燃料、段ボールなどの梱包資材、肥料の価格も上がっていて、去年と比べると生産コスト全体で約3割上がったという。
この秋も値上がりが続く。日々の食卓を支える生鮮食品では、キャベツが主な産地の群馬県での7月の高温・少雨の影響で平年の3割高となっている。その後天候が回復したため、9月になると徐々に平年並みか平年を下回る価格になるという。一方で現在平年より安いピーマン、トマト、ナスは産地での生育の遅れのため、9月前半は平年よりやや高値で推移する見通し(農林水産省)。また帝国データバンクによると、9月に今年最多となる4531品目が値上げされる。調味料が1892品目、加工食品が1818品目など。値上げの背景にあるのは、中途情勢の悪化や円安。帝国データバンクによると値上げの要因で最も多いのが原材料高で、続いて物流費、包装・資材などとなっている。10月も「酒類・飲料」を中心に2720品目が値上げされ、年間の値上げ品目数が2万品目以上になる見通し。止まらない物価高を受けて、高市総理は25日に緊急の記者会見を行った。
物価高への対応として、高市総理が緊急会見を開いた。千々岩森生は「異例なことが多かった。当日の午後になって、総理サイドから会見をやるとの連絡があった。あまりに急だったので、官邸の幹部の中にもやってことを知らない人がいた。総理は頭でガソリンの補助金を続けると発表したが、その後は全体の6割以上の時間をこれまでの物価高対策についてのアピールに費やした。直近のANNの世論調査では、高市政権の物価高への対応について「評価しない」が62%だった。2月の衆議院選挙の前に世論調査した結果では、重視する政策として70%が「景気・物価高対策」をあげた。政権としては先月に支持率が下がったが、大きな要因は物価高対策だという危機感がある。この後秋の国会で消費税減税が成立すれば、4月から消費税の食料品の値下げが始まる」などと語った。
ネパールの武装警察は28日に倒壊した建物から幼い少女が救出される様子を撮影した動画を公開した。少女は病院で手当を受けているという。両親の安否はわかっていない。ネパール当局によると、788人が死亡、2502人が行方不明となっている。川の上流部の水力発電所のトンネルでは100人以上が取り残されているが救助は難航している。国境地帯から約70km離れた下流部でも被害。
中国現地メディアによると、河北省の公安当局は出荷する過程の白菜を有害物質のホルムアルデヒドの溶液に浸していた問題で3人を拘束した。一部の業者が白菜の鮮度を保つために発がん性が指摘されるホルムアルデヒドの溶液に浸しているのではないかと告発する動画が投稿されていた。
消防によると、ディズニーランドから客の手荷物から煙が出ていると通報があった。けが人はいない。荷物の持ち主はモバイルバッテリーが入っていたと話しているという。警察と消防が出火原因を調べている。
海の異変でクロマグロが大量発生。一方、旬を迎えたサンマは…。
ツガイナカ中村漁場の中村忠相さんは年々増えている、間違いなくと述べる。北海道の函館沖、新ひだか町沖、新潟・佐渡島、福井・小浜市でクロマグロが大漁。クロマグロはこれまでほとんど津軽海峡で折り返していた。北上のわけは?EUの気象情報機関「コペルニクス」によると、今月22日の世界の海面水温は21.1℃に達し観測史上最高になったと発表した。海面水温の上昇がクロマグロを北上させていると専門家は指摘。東京大学の木村伸吾教授は産まれたばかりのクロマグロの赤ちゃん・仔魚は非常に弱くて非常に幅の狭い水温帯でしか生き残ることはできないと述べる。産卵に適した水温は26℃前後。元々は東シナ海で産卵していたが今は水温がより低い日本海で産卵するクロマグロが増えているという。さらに日本の南から津軽海峡まで回遊していたが海水温の上昇でさらに北上し北海道の宗谷岬から太平洋沖へ回遊範囲を広げている。現在は漁獲枠の関係で海に返している。来年以降大型クロマグロの漁獲枠が25%増える見通しとなる。美味研鑽TETSUの後藤徹也店主は提供できる機会が増えるので漁獲が増えることは楽しみと述べる。
気仙沼漁港ではカツオが豊漁。生鮮カツオの漁獲量はきのう時点ですでに去年1年間の漁獲量の5倍以上になっている。美味しいカツオの見分け方は?カツオ漁船の第28浜平丸の中島勇磨コック長は表面に脂がのってるなって確認してもらった方がいいと述べる。岩手・大船渡市では第14回初さんま祭が開催された。8000匹のさんまが無料で振る舞われた。今年のサンマの値段について、丸川水産では一尾600円。丸川水産の渡部社長は高級魚の仲間入りって言ってもいいのではないかと述べる。根室市の花咲港でもサンマは不漁のよう。今後の価格について、渡部社長は100円とか200円は夢の話。あまり期待できないと述べる。
大谷翔平、投手復帰は?
大谷翔平がレフト前ヒットで3試合ぶりのヒット。9試合ノーアーチ。ピッチャー大谷として明日復帰登板の可能性があったが回避。ロバーツ監督はブルペン投球後の状態があまり良くない。翔平の状態を確認してそれから考えると述べる。
カブスの鈴木誠也はライトへヒットを放つと、第3打席はセンターへ。その後点差が開いたため相手チームは野手がマウンドへ上がる。第6打席は10試合ぶりの23号ホームラン。2試合連続3安打と好調。
