- 出演者
- 有吉弘行 田牧そら 川島海荷 小木博明(おぎやはぎ) 小手伸也
今回のテーマは「メガネ」。日本のメガネ人口は約7500万人。2人に1人がメガネを所有している計算で、国内市場規模は5000億円超。メガネ店店舗数は1万店以上ありファミレスより多い。メガネは劇的進化していて、調光レンズは若者たちのふだん使いでもおなじみになっている。フレームが樹脂素材でできているメガネは逆方向に曲げても折れない柔らかさで、長時間かけても痛くなりづらく、子ども用に購入する方も多い。さらにパソコンやスマートフォンを接続すれば映像をグラスに映し出せるスマートグラスも。今、技アリメガネが続々登場、裏側にはメーカーの驚きの技術とお金のヒミツが。メガネを買う時に見る謎の気球のワケ。福井県鯖江市で見た驚きの職人技術とは?
最近お金をつかったことを聞かれ、小手伸也さんは「ちょっと前に長めの冬休みをもらい家族で沖縄旅行行き、イルカと触れ合うアクティビティーに参加した」などと話し、小手さんがイルカと一緒に泳いでいる写真が紹介され「楽しかった」などと話した。小木さんは、正月に家族でタイに行った。帰ってきたら妻に、つまらなかった、金のムダづかいだと言われた。つまらなかったのはパパの責任、企画不足と考えて、次の夏休みは本気でと思い妻と娘に希望を聞き早くに飛行機を取ったが娘の都合が悪くなりキャンセルすることになった「早めに飛行機取ったらキャンセル代取られる」などと話した。ホテルはキャンセル不可だったので30万円損したとのこと。
カネオくんが向かったのは都内にあるメガネ店。メガネづくりはフレーム選びからスタート、このお店では店頭に約1200種類のメガネフレームが並んでいる。フレームを選んだらメガネを使う場面のヒアリング後、レンズ作りへ。レンズ作りで活躍する機械「オートレフラクトメーター」では、近視遠視乱視といったお客さまの目の特性や必要な度数、瞳孔間の距離までだいたいわかる。そのために行うのは気球の写真で、気球を見ている間に目に見えない赤外線を送り込んでその反射を使い、おおまかなメガネの度数や目の状態を測定しているそうだ。正しく測定するためには遠くのものをリラックスした状態で見てもらう必要があり、いろんな画像を試した結果、一本道の先に気球が一番よかったので長く採用されているそうだ。次に目にするのが、別の機械で赤と緑にわかれた画面。レッドグリーンテストと言い、気球の測定で出た度数をもとに赤と緑の見え方を確認しながら、レンズの度数が合っているかをより細かくチェックしている。最後は仮レンズをつけての最終的な視力チェック、両目で1.0~1.2を目安に見えるように最終確認するそうだ。視力検査で円の一部が開いている模様は開発したスイス人眼科医 エドムンド・ランドルトさんの名前をとり「ランドルト環」と呼ばれるもので、日本ではおなじみだがアメリカや中国では「Eチャート」もポピュラー。ほかにも海外には「スネレン視標」や、文字が読めない子ども用に絵や記号などで書かれた視力測定標もある。お会計を終えると30分ほどでメガネは完成する。店舗にさまざまな度数のレンズを1000枚以上ストックし、加工もその場でおこなうことで短時間で新しいメガネをお客さんに渡せるようになっている。出来上がったメガネはレンズ込みで6600円だった。
短時間仕上げのメガネが人気の一方で、職人が丁寧に作り世界的評価を得るのが福井・鯖江市。鯖江や周辺地域でメガネ作りが始まったのは1905年(明治38年)のこと。冬は雪に覆われ農業ができなくなってしまう地域で冬場でも屋内で作業ができ収入を得られる副業としてメガネ作りを取り入れたのが始まり。その後、職人たちが腕を磨き品質を高めていく中で1980年代には世界で初めて軽くて丈夫なチタン製のメガネの製造技術を世界で初めて確立。2017年には鯖江市一帯でメガネフレームの国内生産シェア約9割。国際的なメガネ産地としての地位を築く。メガネ用金型・部品製作40年の服部祥也さん(58)。鯖江のメガネ作りは金型作りからプレス加工、組み立て、研磨、塗装を分業で行う。パソコンソフトで平面デザイン図を3D化して原型を製作。その原型をもとに金型を製作。チタンをセットし最大250トンでプレス。自分の工場で不良品が出ると他の工場に迷惑をかけることになる。プレスのときもずれることがあるためチェックも欠かさない。できた部品が送られるのが組み立て、研磨などを行う工場。組み立てで行われるのがロウづけといわれる作業。部品と部品の間に小さなロウ剤という合金を挟み熱と圧力を加えて接合。メガネの枠とつるをつなぐ智にネジ穴のついた金具をくっつける作業。組み立てられたフレームは研磨剤混ぜたクルミチップ入りの箱に入れ36時間磨く。磨き残しや傷がないか人間の目で確認。修正必要箇所には赤色えんぴつでチェック。職人の手で磨きあげる研磨。その後、メガネの形を整える調整、最終チェックの検品の工程を経てメガネが完成。お値段は4万円。
- キーワード
- 鯖江市(福井)
有吉さんは「コンタクトですけど、今後はメガネにしていこうとしてます」などと述べた。川島さんは「視力検査で何見せられてるんだろうと聞かれて答えて気づいたらおわってるっていうのだったけど仕組みがわかってびっくりしました。すごい技術だったんだって」などと述べた。
メガネの歴史を紐解く。14世紀に現存する最古のメガネは、2つのレンズを支えるフレームで成るもので、イタリアで発明された。当時は蔓や鼻あてがなく、手で持ったり鼻に乗せたりして使っていた。15世紀、活版印刷機の登場により活字文化が進み、メガネを必要とする人が増加した。16世紀中頃、フランシスコ・ザビエルが日本にメガネを伝える。16世紀後半、フレームの両側に穴を開けて紐を通すメガネが登場。しかし、西洋人に比べ鼻が低い日本人にとっては、まつ毛とレンズが接触し、使い勝手は悪かった。そこで、日本でメガネの鼻あてが考案されたという。近年、様々なメガネが登場しており、頬骨を挟む構造で鼻あてがついていないものや、サウナ専用のものなどがある。
問題「女性を中心に大人気のレンズについたある機能とは?」。正解は「チークをつけたような視覚効果をもたらすレンズ」。メガネをかけるだけでメイクをいらないと、若い女性を中心に人気を集めている。
- キーワード
- ケント・デリカット
有吉さんは「女性だけじゃなく、我々だってチークのメガネしたいよね」などと話した。
「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」の次回予告。自転車を徹底調査。
所さん!事件ですよの番組宣伝。
ブラタモリの番組宣伝。
新プロジェクトXの番組宣伝。
エンジェルフライトの番組宣伝。
NHK受信料の窓口からのお知らせ。引っ越しされたら住所変更を。詳しくは受信料の窓口ホームページへ。
- キーワード
- NHK受信料の窓口