2024年6月7日放送 0:25 - 1:25 フジテレビ

有吉弘行の脱法TV
【テレビの抜け穴を探すギリギリ合法バラエティー#2】

出演者
有吉弘行 
(オープニング)
オープニングトーク

有吉はこの番組の前回の放送がギャラクシー賞の奨励賞をとったというスタッフの報告に対し、その賞をとって何が嬉しいのか?と語り危険な番組だと思われていないことに憤怒し、コンプライアンスを無視してほしいと語った。またテレビ番組における数々の問題について言及し、それを白黒つけていきたいと語った。

キーワード
オールスター感謝祭ギャラクシー賞バンクシー放送批評懇談会粗品
オープニング

オープニング映像。

キーワード
有吉ベース
有吉弘行の脱法TV
コーナーオープニング

この番組はテレビでできないとされていることを抜け穴を探して実現しようとする番組。本来放送する番組を判断するのはコンプライアンス担当者・番組プロデューサーを始めとする当番組コンプライアンス委員会。これ以上放送不適切となった場合タイミングでカラーバーが入ってVTRが強制終了する。

脱法乳首

地上波で乳首の放送は難しい。そこで今回はスライドパズルで乳首の画像でスライドパズルを制作。解いていく過程でしれっと乳首を映してみる。その結果最後まで放送できなかったが、カラーバーが入ってしまった理由にコンプライアンス委員会は、2マスが揃った段階では乳首ではない可能性もあったが、3マス揃った状態ではほぼ乳首であると言う確信がもててたのでこれ以上は放送出来ないという判断だったという。次にアハ体験でチャレンジ。画像の一部が徐々に乳首に変化していくアハ体験の問題を制作した。その結果最後までの放送とはならなかったが有吉等は手応えを感じた様子。カラーバーが入った場所についてコンプライアンス委員委員会はアハ体験は関係なくシンプルに乳首が映っていたためにこれ以上は放送できないと判断したという。

次にアート番組の中にニセモノの乳首作品を紛れ込ませてみる。バラエティ番組の枠組みの中ではだめなものも作品としてアートのニュアンスを乗せると放送可能となる事例がある。そこで番組でリアルな乳首によせた3つの作品を制作。本物のアートの作品の中に紛れ込ませることでコンプライアンスの目をかいくぐる。偉人の名画とともに作者不明の作品として紹介されたが3つ目の作品は放送できず。コンプライアンス委員会はカラーバーとなった箇所についてはこのVTR内では成人向け雑誌をアートとして解釈するには至らず。アートであると仮定しても表現があまりにも過激であるために地上波では放送できないという判断に至った。

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アルグランジョン・ウィリアム・ウォーターハウスピエール=オーギュスト・ルノワールポール・ゴーギャン二人のタヒチの女(赤い花と乳房)我が甘き笛の音を聴きながら湯浴する女舟遊びをする人々の昼食
脱法落とし穴

落とし穴は危険とされ安全の問題で昨今のバラエティ番組から消えつつあるという。そこで落とし穴を脱法でやってみる。

現在放送ができないという落とし穴をかいくぐっってなんとか放送に持ち込む。最初の案は上がり床。穴に落ちるのではなくまわりの床が上がることで安心安全でありながら疑似的な落とし穴を体験できるという。ニセの歌唱番組で集めた芸人をリハーサルのテイで呼び出し。尾形貴弘をターゲットに上がり床が突然上昇するドッキリを行った。さらにきしたかのの高野や、おいでやす小田らが体験した。しかし四人目の三四郎の小宮の発言でカラーバーが入ったが、コンプライアンス委員会は必ずしも安全性を保証できる装置ではないと判断されこれ以上は放送できないという。有吉は芸人のリアクションがとにかく悪かったと感想を述べた。また他の放送不可能だった案を紹介した。

脱法放送不適切用語

不適切用語は編集された番組内で放送不適切用語を発する場合は規制音などで内容を隠すという対応が求められる。今回はその不適切用語をどうすれば放送できるかを検証。最初はメンタリストに心のなかで思い浮かべた放送不適切用語を読み取ってもらう。メンタリストが相手の思い浮かべている単語をあてるというパフォーマンスをし、思い浮かべた放送不適切用語を当てさせる言葉の意味や自分の意思とは無関係に放送不適切用語を言わせることができる。そこでメンタリストのKoki Horiが男性が考えた不適切用語を読み取る。その結果最後まで放送はできなかった。コンプライアンス委員会はカラーバーが入った理由に今回メンタリストの方が行ったのは第三者の代弁で自覚を持って放送不適切用語を発していることになるためにこれ以上は放送できないと判断したという。

次に3人がランダムな一文字を順番に口に出し、放送不適切用語を偶然発生させる。右から左に順番にランプを点灯させてランダムな3文字の言葉を生成。偶然不適切用語が生まれることを狙う。その結果脱法に成功した。カラーバーが入らなかった理由に、今回たまたま組み合わさってできた放送不適切用語に発話者本人の意思が介入せず、イントネーションも本来の用語がもつものと多少異なっていたために放送することは可能だと判断したという。

脱法ヤラセ

最初の案は無人島生活の反則アイテムを海流にのせて流れ着かせる。ヤラセとして問題視されるケースには無人島で芸能人がサバイバル生活を行う番組中に砂浜で偶然流れついたものをタレントが活用するというものがあるが番組が用意したものではないか?とヤラセの疑惑がかけられがち。しかし実際に流れ着かせればそうはならないのでは?を検証する。流すのはカセットコンロ。密輸組織の間では海流にのせて違法薬物や銃を届ける手口が横行している。専門家は瀬戸内海での検証が好ましく、昼間に西から東へ流すのが好ましいと語る。そこで岡山県沿岸から瀬戸内海にある無人島にカセットコンロを流すことに。しかし流す前にカラーバーが入ってしまったがコンプライアンス委員会はカラーバーを入れた理由には番組が意図的に流そうとしているのがわかるのでこの行為自体がヤラセになると指摘。そこで偶然海に落ちたカセットコンロということにする。何も知らないじゅんいちダビッドソンにサバイバル番組だと伝え、また番組内では鯛シャブを完成させるアイテムを持ってサバイバルしてもらう。ゴールには鍋と食材のみしかない。そして海で移動中にじゅんいちダビッドソンが海に落下。コンロを落としチャレンジ失敗。そしてコンロが偶然漂流開始。一方無人島では岡野がロケを行っていたがそのカセットコンロが漂着することを知らずに無人島生活をしている。コンロが海に流れ1時間が経過した。

キーワード
瀬戸内海

一方岡野はロケ先で火起こしにチャレンジ。そして漂流開始から2時間、コンロは島に流れ着き漂着。何も知らない岡野は海岸に向かうとそこにコンロが漂着していたことに驚愕。岡野のもとに届いた。しかし途中でカラーバーが降りてしまった。コンプライアンス委員会は、カセットコンロを無人島に流れ着かせたことに関しては偶然性が高いという。しかしあの状態でカセットコンロが漂着している事実そのものがヤラセでなくてもヤラセに思われてしまう可能性が高すぎるために放送ができないとされた。有吉は丸太などなら大いに流している可能性もあると答えた。

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(エンディング)
エンディングトーク

有吉は今回の感想にまだまだ可能性を感じたと語った。

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