- 出演者
- 佐藤二朗 片山千恵子 竹中直人 山本彩
今回は1時間の戦国SP。CGを駆使し、400年前の大阪城を再現。
オープニング映像。
大河ドラマ「豊臣兄弟」が放送されているなか、ゲストの竹中直人は「秀吉」、「軍師官兵衛」で豊臣秀吉を好演。今回、400年前の大坂城をVRで再現する。完成から大坂夏の陣で焼失するまで、30年しか存在しなかったという。
本能寺の変の翌年、豊臣秀吉は大坂城の築城に取り掛かった。築城の様子をVR空間に再現し、加藤アナウンサー、城郭考古学に詳しい千田嘉博氏が鑑賞した。大坂城周辺の古墳では石棺、埋葬施設に上質な石が使われていた。築城にあたって壊したと思われる。また、秀吉は大名たちが担当する区画を細分化し、競わせていた。千田氏は「石垣工事を割普請で担当するのは合戦に出るのと同じくらい大変」などと語った。
千田嘉博氏によると、豊臣大坂城の本丸に関して図面が現存し、石垣の規模などが推測できるという。石材を運搬するにあたって、「約100m運べば、所有権を主張できる」といったルールを設けていた。
22年の放送で豊臣大坂城をVR空間に再現するにあたって、佐藤大規准教授が監修を務めた。だが、天守の出来に納得ができなかったといい、歴史的建造物の塗装に詳しい北野信彦教授に協力を仰いだ。金の含有量が多いほど、深みのある色合いが出るという。今回、金の色合い、鮮やかさを修正し、金箔の質感や風合いにもこだわった。佐藤准教授が仕上がりをチェックし、「私の思い描いたものになった」と賛嘆。
秀吉が政務を執り行った表御殿に全国の大名が集められたなか、主賓として招かれたのが徳川家康だった。小牧・長久手の戦いで争うと、秀吉は妹の朝日姫を家康に嫁がせ、母の大政所を人質同然に差し出した。根負けした家康は大坂城を訪れ、豊臣家に臣従を誓うと、秀吉は陣羽織を与えた。4年後、秀吉は天下統一を果たすことととなる。
聚楽第に関する資料によると、秀吉は居並ぶ大名から見えない位置に座っていたとされる。千田氏は豊臣大坂城でも、秀吉は簡単には謁見できない位置に座していたと推測する。竹中は「秀吉」、「軍師官兵衛」で家康に陣羽織を与えるシーンを思い出したという。「秀吉」では西村まさ彦、「軍師官兵衛」では寺尾聰が家康を演じた。なお、秀吉は信頼する大名には宣教師からプレゼントされたベッドを見せていたといい、大友宗麟もその1人。
徳川家康は大阪冬の陣で大坂城を包囲した。今回、激戦の様子をVR空間に再現し、加藤アナウンサー、千田氏が鑑賞。秀吉は死の間際、秀頼のため、城に大改修を施して要塞化していたという。銃撃戦が繰り広げられるなか、徳川家康は鉄盾を用意。厚い鉄板を張り合わせたもので、重さは30kg。津山市の博物館には鉄盾が所蔵されていて、盾には弾痕が見て取れる。一方、豊臣軍の城壁は屏風折れを特徴とし、様々な角度から弾雨を降らせた。そこで、家康はヨーロッパから取り寄せていた最新鋭の大砲を投入。豊臣は徳川との和睦を決意した。半年後、大坂夏の陣が勃発。城は放火され、豊臣大坂城は焼失した。
千田氏によると、大阪の陣では弓矢ではなく鉄砲が主力だった。VR体験イベント「サムライの見た夢 幻の豊臣大阪城」が3月20日から5月31日まで開催される。城巡りが趣味の山本彩はあれこれと妄想を膨らませていたが、「今は体験できる。今の時代の素晴らしいところ」などと語った。
「NHK VR サムライの見た夢 幻の豊臣大阪城」のお知らせ。
「歴史探偵」の次回予告。
「豊臣兄弟!」の番組宣伝。
