- 出演者
- 池上彰 宇賀なつみ 北斗晶 伊集院光 カズレーザー 中村橋之助[4代目] 都築拓紀(四千頭身) 秋元真夏
地震・円安・裏金問題のほか知られていないニュースを紹介する。
1月に北海道の海岸に大量の魚の骨と鱗が打ち上げられた。北海道では去年12月頃にイワシが大量に漂着しており、その時に回収できなかった海中のイワシの骨と鱗が流れ着いたと見られている。SNSでは海中のナマコやヒトデを持ってくる賢いイルカの動画が話題となった。3月には日本郵便がドローンを使った荷物配送の試験をこなった。4月に岡山市消防局が救急車でしてほしくないことの注意喚起の動画を発信して話題となった。
中村橋之助は水原一平被告の違法賭博発覚が気になる等と話した。6月には藤井聡太が叡王戦で敗れ7冠になった。
自転車の交通違反にも反則金を納付させる青切符での取り締まりがされることが5月に可決され、今後2年以内に施工予定である。
- キーワード
- 道路交通法
2月に高級腕時計のシェアリングサービスを行っていたトケマッチが突然の解散発表をし、預けた腕時計が返却されない被害者が続出した。未返却の腕時計は40億円相当とみられ、ドバイに出国した元代表は国際手配されるも未だに拘束されていない。国府宮はだか祭が開催され、1250年以上続く祭りであるが今年初めて女性の一部が祭りに参加するようになった。2月1日には豊洲千客万来がオープンし、2月以降は毎月訪日外国人数が過去最多を更新している。
今年オックスフォード英語辞典に新たに23の日本語が追加された。半分以上は食べ物や料理に関するものだが、カツに関するものが多い。いまイギリスでは日本式のカツカレーが人気。
日本に外国人観光客が増えて問題となっているのがオーバーツーリズム。対策として話題となったのが「富士山コンビニ。」車道に出て撮影したりなどマナーが低下していたことから黒幕が貼られた。その後黒幕に穴が開けられ、そこから撮影する人もいた。京都ではバスを増便しているにも関わらずそれ以上に乗客がいることで大混雑が発生。地元住民がバスに乗れなくなっていたが、今では対策として主要な観光地だけに停車する観光特急バスが導入され通常の市バスより高い料金だが、地元の利用者と観光客が分けられ観光客からは便利になったと好評。神奈川県・鎌倉市では人気バスケットボールマンガの聖地とされている踏切が問題となっていたが、今年度から警備員を2人に増員した。
2月に発表されたのは文字を打ち込むだけでリアルな動画をつくる事ができる生成AI「Sora」詳しいイメージを文字で入力することで実際に撮影されたかのような映像をつくることができる。急速に発達する生成AIだが詐欺に使用されるケースもあり安全性について議論が必要との声もある。AIの規制について5月にヨーロッパでは欧州AI規制法が成立した。2026年から本格的に適用の見通しでアメリカのテネシー州ではエルビス法が施工されている。エルビス法とは肖像、声の類似性のセキュリティを確保する法律でアーティストをAIの不正使用から保護する法律。エルビス法では音声まで範囲を広げて規制する。
1月に新NISAがスタートした。NISAとは少額投資非課税制度のこと。通常投資で得た利益には約20%の税金がかかるが免除する制度。これまでは限度額が800万円だったが新NISAは最大1800万円までに増えた。年間の投資枠が120万円だったのが最大240万円となった。これまで非課税保有期間だった物が無期限となった。なぜ新NISAは今年から始まったのか。一昨年岸田首相が資産所得倍増プランを発表した。その柱となるのが新NISA。日本人は貯蓄している人が多いが経済を活性化させ経済を回復させるために始めた。しかし、新NISAは円安を加速させている。アメリカ株を購入すると、円をドルに替えるため円売りドル買いとなり円安が加速する。
運転免許センターなどで免許証が発行できない。そんなことが2月末~3月にかけてニュースに。原因は免許発行するシステムが4年に1度の閏年の設定になっていなかったから。さらに大手ハンバーガーチェーンの全国約3000店舗でキャッシュレス決済ができず。スマホでの注文も一時停止になるなど世界規模で同時にシステムが停止していた。原因はインターネットのシステム設定の変更ミスによるものだった。翌日にシステムは復旧した。3月以降も電子マネーでお昼時に一時支払いができなくなったり、銀行でもシステムの不具合で他の銀行などから入金の遅れが100万件ほどあった。ネット社会ならではのシステム障害が上半期には多かった。
AIロボットの配送サービス開始。アプリで注文するとロボットがお弁当を配達してくれるというサービス。まだ都内の一部だけのサービスだが、将来的には配達員が少ない地域などにも拡大予定。世界中で愛されるドラゴンボールの作者・鳥山明氏が68歳で亡くなった。実はフランスの大統領も大ファン。「鳥山明と何百万もの彼の愛好家へ」と貰ったサイン色紙と共に追悼メッセージを投稿した。本州最南端の町の和歌山県串本町。ここで3月に人工衛星を積んだ民間が開発した小型ロケットが打ち上げられた。成功すれば国内初の偉業だったが、発射直後にロケット自ら異常を検知し自動的に爆発。今、人工衛星を運ぶ小型ロケットが不足しているため、開発や整備が進んでいる。実は日本はロケットを発射するのに地理的に適していると言われている。
地球は自転しているので自転しているスピードを使ってエネルギーを節約して宇宙に打ち上げようとすると西から東に回っているので東に向って発射するとエネルギーが軽減できる。東側が海の日本はふさわしい。一般的にロケットを発射するのは赤道に近い方がいいが、その理由は赤道が一番スピードが速いため。本当は沖縄の南が良いのに決まっているが、まだ日本に返還されていなかったため、種子島宇宙センターに。JAXAは種子島だが、民間は本州最南端の和歌山・串本町。南側や東側に陸地や島がない、周辺に建物や人がいないということでここが選ばれている。
世界中で目撃されるようになったトコジラミ。トコジラミはカメムシ目トコジラミ科で、栄養源は血。カメムシにも植物性と捕食性の2タイプいる。対策は、有効成分を含む殺虫剤を買うか、専門業者に依頼して駆除してもらう。気温25℃くらいで活発化すると言われるため、夏に大量発生する可能性があるという。
コロナワクチンの無料接種が3月で終了。今は高齢者を除き全額自己負担。65歳以上も一部自己負担となっている。接種する人が減りワクチンが大量に余っていて、廃棄量は約2億4415万回分で、金額は約6653億円。
4月に日本版ライドシェアが開始。日本の場合はタクシー会社が運行管理。地域によって決められた時間帯だけ配車アプリから利用できる。タクシー不足解消のため開始して約3ヶ月。東京ではライドシェアが運行できるのは週14,000台ほど。稼働しているのは4%ほど。あるタクシー会社ではライドシェアのドライバー募集が約1万人来たが、研修などをしないといけないため採用が進んでいない。さらに、曜日や時間帯が限定されているため、観光客が使いたい日中は利用できない地域も。料金はタクシーと同水準のため利用が増えないと言われている。日本版ライドシェアは、国土交通省がタクシー業界に配慮しつつ試験的にやってみている状態だという。
日経平均株価が史上初の4万円超え。約34年ぶりに最高値の記録更新。生成AIに欠かせない半導体メーカーの業績が伸び、株価は上がったが円安は加速。その要因の1つが、日本銀行が発表したマイナス金利の解除。だがちょっとしか金利を上げなかったため、円安の要因でもある日米の金利差が縮まらなかった。その後も円安の勢いは止まらず4月には34年ぶりに一時160円台に。そこから日本銀行が為替介入を行い一旦円安が落ち着いたが、また160円位に戻っている。円安が続いているのは、アメリカがインフレを抑えるために金利を上げたが、日本は低いままで金利差が大きく、その差で儲けようとする投資家が円を売りドルを買う動きが進んだから。年内には円安の動きが止まる可能性が高いと見ている専門家は多い。今アメリカのインフレ率が低下傾向にあるため、夏以降に金利を下げる可能性がある。一方で日本はさらに金利を高くするかもしれないため、今ほどの円安にはならないという見方もある。だがそれほど金利差は縮まらないため、しばらくは円安は続くと一般的に見られている。
テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATIONで、8月14日に番組イベントを開催。
街中に防犯カメラが増えており、最近では新たに自動販売機の中に防犯カメラが内蔵されるようになった。高い場所に設置されているカメラは見下ろす視点のため帽子などで顔がハッキリ認識できないことがあるが、自動販売機は目線の高さにあるため顔を撮影しやすいと紹介。
4月には7年ぶりにアメリカで皆既日食が観測され、日食グラスは売り切れが続出した。観測ツアー等の皆既日食の経済効果は60億ドルとの試算がされていて、次に日本で見られるのは2035年とされている。5月には世界各地でオーロラが観測され、日本でも北海道や兵庫などで観測された。4月に台湾でM7.7の地震が発生し大きな被害が発生した。ドバイでは過去最大の雨が降り空港までもが浸水した。日本では4月に30度超えの真夏日を記録し、4月の平均気温が統計開始以来最高となった。
今年の夏は観測史上1位の暑さになるとも言われていて、その原因が「ラニーニャ現象」。前回この現象が発生した2022年には、都心で9日間連続猛暑日を記録した。一方、ラニーニャ現象と逆のことが起きる「エルニーニョ現象」が起こると、日本では冷夏になりやすいという。