- 出演者
- 池上彰 大浜平太郎 鈴木紗理奈 ウエンツ瑛士 松村沙友理
今回は新しいリーダーから世界を読み解いていくと紹介。
スタジオに世界の主なリーダーの模型を用意して紹介。10月にはメキシコ初となる女性大統領シェインバウム氏が当選、台湾では5月に頼清徳総統が誕生。石破茂総理は鉄道オタクでアイドル好きという面があり選挙特番でカラオケで歌っている様子などが放送された。そんな石破新内閣の主な政策は日米地位協定の改定、アジア版NATOの創設などで岸田氏権の経済政策を世襲している。
イランの新リーダーのペゼシュキアン大統領は前大統領がヘリコプターが墜落して亡くなり、就任した。ペゼシュキアン大統領は欧米との対話重視の改革派で召集民族出身の心臓外科医
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- イランマスウード・ペゼシュキヤーン
改革派のペゼシュキアン大統領が就任して変化があったかイランに40年以上住む穴田さんに話を聞いた。穴田さんが感じる変化はあまりなく、アメリカとの関係良好化についてはそれほど期待はされていないように思うと話す。また改革派と呼ばれているがハメネイ師よりであるなど話す。またヒジャブの着用についてマフサ・アミニさんの事件以降、数は少ないがしていない人が目に付くようになったという。またテヘランには政治状況などに合わせて内容が変わる巨大看板があり21日には「レバノン杉は血に根ざし空高くそびえている」などと書かれていて今回はっきりとレバノンに対して全面支援すると表名している。イスラエルからの攻撃への危機感については穴田さんが見る限り無いようが気がすると話、日々の暮らしの方が大変でそちらに目が向いてしまっている状態だと思うと話した。
イランの大統領選は候補者を選ぶことはできるが最高指導者のハメネイ師の息がかかった人物しかいないという。ハメネイ師には親衛隊的軍事組織が存在する。政府軍もあるがこちらは国民の徴兵制で選ばれているため裏切る可能性があると考えているという。そんなイランは新日の国で良い関係で日本がやれることもあるという。
番組では独自集計を行い国連加盟国193カ国でランキングを作成したと発表。年齢が若いリーダーランキングでは1位はブルキナファソのトラオレ暫定大統領、2位エクアドルのノボア大統領、3位モンテネグロのミラトビッチ大統領、4位はアイルランドのハリス大統領、5位はタイのぺートンタン首相で36歳6ヶ月から38歳1ヶ月となっている。世界では若い指導者が増えている状態。
高齢のリーダーランキングでは1位カメルーンのビヤ大統領、2位バングラデシュのユヌス首席顧問、3位クウェートのミシュアル首長、4位ナミビアのムブンバ大統領、5位コートジボワールのウワタラ大統領。1位は91歳7ヶ月という結果ですごく愛されているか黒い何かを持っているかとスタジオでは述べた。世界のリーダー支持率ランキングでは1位はロシアのプーチン大統領で77％となっている。一方で支持率が低いのは韓国のユン・ソンニョル大統領で16％となっている。ちなみに石破氏の支持率は51％ほど、中国では調査する組織は存在しないため数字が出ていないという。
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- アラサン・ワタラアルゼンチンアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールインドウラジーミル・プーチンエマニュエル・マクロンオーラフ・ショルツカメルーンクウェートコートジボワールチェコドイツナミビアナレンドラ・モディナンゴロ・ムブンバハビエル・ミレイバングラデシュフランスペトル・フィアラポール・ビヤミシュアル・アル＝アフマド・アル＝ジャービル・アッ＝サバーハムハマド・ユヌスメキシコユン・ソンニョルロシア石破茂習近平韓国
続いて長期政権ランキングの紹介。習近平国家首席は11年6か月で28位、プーチン大統領は20年4か月で20位。1番長いのは赤道ギニアのングマ大統領で41年11か月で1、4、5位は元軍人がランクイン。池上さんはクーデターで出来た政権の場合反対勢力などができにくくなるなどから長期政権になりやすいと説明した。
番組では中国の人気テーマパークとなっている「梁家河村」へと潜入。人口1000人ほどの村だが入口には観光バスが大量に停まっていた。村には習近平国家首席が実際に住んでいたとされる場所があり「習近平村」と呼ぶ人もいる。多い時には1日数千人の観光客が訪れるほか共産党員などが研修のために訪れるという。
VTRを振り返りトーク。中国では毛沢東の記念館などがあるが現役の国家主席が過ごした村が聖地化するのは異例中の異例で権威付けをしている。池上さんは恐怖と野望の実現という2つのポイントがあると指摘。国家主席になるまでに敵対勢力は汚職などで捕まえて数を減らしている。そして歴史に名を残したいとしている。
イギリスではしばらく保守党が政権を握っていたが今年10年ぶりに労働党が政権を握った。スターマー首相は庶民の弁護士で「ミスター・規制」と称されるが英メディアからは「地味でつまらない」と言われている。前首相はとてつもなく大金持ちで、国民のことなんて分からないと不満をつのらせ今回スターマー首相が選ばれたとされる。ウエンツさんの友人に連絡を入れた所保守党支持者であるが政権を代えるため今回労働党に入れたと話していたと紹介した。
今回イギリスの政権交代の大きな要因とされるのが国民食である「フィッシュ＆チップス」。インフレの影響でフィッシュ＆チップスの平均価格は5年前の約1.5倍。石油などの高騰のほか、ロシア産の白身魚に35％の関税などが出ている。メディアによると保守党じゃない方に入れたというものが多く熱狂なき政権交代とされる。国民は労働党に投票したが大きな変化は感じられないなどの声がある。スターマー首相が当選後、支持者から贈答品を受け取っていたことが判明。本人は議会に報告しているなど話しているが支持率が早くも落ちているという。
フランスのマクロン大統領は2期目、在任7年目であるが番組調べの支持率ランキングでは実はワースト2位。国民に聞くとナポレオンのようとても偉そうで国民とも距離があるなどエリート過ぎて国民のことはわからないなどの声が多く聞かれた。現在フランスで支持率を集めているのが国民連合である。
人気政党となっている国民連合はなぜ政権を奪取できなかったのか。極右の主張が怖いと感じた人もいると紹介。
アメリカ大統領選について紹介。ハリス氏は中間層の支援、女性を権利拡大を訴える。トランプ前大統領はメキシコ国境の壁を建設、石油の堀削拡大を訴えている。またトランプ氏は勝っても独裁者になりませんよねという質問に「うん初日を除いてはね」と答えている。また前回の大統領選で支持者が連邦議会を襲撃し現在の刑に服しておりそれらを恩赦するとなどとしている。