- 出演者
- 富澤たけし(サンドウィッチマン) 伊達みきお(サンドウィッチマン)
オープニング映像。今回の舞台は、広島赤十字・原爆病院。
サンドウィッチマンの2人が広島赤十字・原爆病院を訪問。一日限定のラジオ局を開設し、患者さん・ご家族のふだん言えない思いを聞く。最初は59歳のゆみこさんに話を聞いた。色々な課に通っている。大腸がんになり、膵臓を切り、肝臓も悪く、糖尿病がある。富澤たけしは、病気のデパートと表現した。ゆみこさんは、こちらの先生は癒し系の先生と看護師でわが家のようだったと話した。2人の子供はいい子に育ち、病気になってからは心配するLINEをくれるようになった。ゆみこさんのリクエスト曲は、いきものがかり「風が吹いている」。
続いて、15歳のゆきはちゃんに話を聞いた。8月に白血病を発症した。今は悪い細胞だけ叩く治療をしている。学校の授業は教室に自分のロボットを置いて受けている。両親が交代で付き添いをしてくれていて、妹には外泊のときにしか会えていない。両親に弱音を吐いて泣いた時は、母が体を使って笑わせてくれるという。友人には気を遣ってLINEを送るのに1時間かかってしまうこともあるそうで、伊達はあまり考えないでLINE送っていいと思うと助言した。
患者や家族から寄せられたメッセージを紹介。現在肝臓がん治療中のひでさんは、負けじ魂の源は右膝にあり、成長の遅れた右足は左足より9センチ短く車椅子生活をしている。2歳で被爆し、その後手術しても回復に至らなかった。ひでさんのリクエスト曲は、ABBA「ダンシング・クイーン」。
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- ABBAダンシング・クイーン
63歳のようこさんに話を聞いた。現在、白血病の治療中で、退院が見えてきた。はじめて白血病と来たとき、青天の霹靂ってこういうことを言うのかと思ったという。息子の後押しで手術し、手術は成功した。入院中、薬の袋で千羽鶴を折っていて、退院までに完成しなかったが、家で1000羽達成した。退院したら、夫と東北へ旅行に行きたいと話した。夫に向けて「いつもありがとう。これからもよろしくね」などとメッセージを述べた。ようこさんのリクエスト曲は、さだまさし「いのちの理由」。
28歳のまりなさんに話を聞いた。広島県職員で人事課の事務仕事をしている。2~3週間に一度、3年通院している。3歳で両眼を摘出し視覚障害者になり、右足も手術で切っている。自身が骨肉腫だと知ったときには驚きがあり、両親を質問攻めにしたという。まりなさんは病気について知って、治療を自分で決めたいと考えている。趣味は読書で、点字で読み書きをする。母はまりなさんに、社会人としても楽しんでほしいと話した。
患者や家族から寄せられたメッセージを紹介。53歳のみなさんは乳がんと白血病。最初の治療からもうじき9年。治療中の元気の源は、サンフレッチェ広島の試合を観ること。当時の目標は新スタジアムで試合を観ることで、出来上がるスタジアムを見るたびに生きられてよかったと涙が出るという。息子が病院ラジオに出たいと話す52歳えりさんは、息子が2か月前に亡くなり医療従事者に感謝を伝えたいと投稿を寄せた。リクエスト曲は、Uru「それを愛と呼ぶなら」。
33歳のゆうきさんに話を聞いた。5年前に急性リンパ性白血病になり、移植を受けて現在通院している。医者から家族を呼んでほしいと言われたときには恋人も呼び、一緒に話を聞いてその日のうちに入院した。普段から涙を見せないゆうきさんは、彼女からは泣いているところを見てみたいと言われていたが、入院して泣いたときにはこういう形では見たくなかったと言われた。現在、その彼女とは結婚した。病気が良くなったらプロポーズすると彼女には予告していたという。ゆうきさんは、普段妻に言えない感謝を述べた。リクエスト曲はthe pillows「Funny Bunny」。
エンディングでは今回の病院について2人が振り返った。そこで伊達みきおは「病気を告知されたときのテンションとか勉強になった」などと感想を語った。
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2024年2月17日(15:15)