- 出演者
- ヒロミ 棚原生磨
今回のおはようプレゼンターは運転代行に革命を起こした株式会社アルパカラボ代表取締役の棚原生磨さん。運転代行は飲酒などで運転ができなくなった人に代わり、持ち主の車と一緒に目的地まで送ってくれるサービス。市場規模は推定2,400億円もあるが、平均60分ともいわれる長い待ち時間が問題となっている。待ち時間を超短縮したアルパカラボのサービスに迫る。
オープニング映像。
今回ヒロミと一緒に新ビジネスの話を聞いてくれるのは株式会社ジモティーの加藤貴博社長。ジモティーの時価総額は100億円。ジモティーは家具・家電など不要になった物を譲渡したり、売買できる掲示板サイト。掲載料は無料、近所で取り引きできるのが特徴。求人告知や不動産情報も掲載でき、月間約1000万人が利用している。リクルートで広告の営業マンをしていた時、お金をかけずに街の情報を伝達できるプラットフォームを作りたいと考えたのがきっかけだという。
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アルパカラボ代表取締役・棚原生磨さんが考えた新ビジネスは「待ち時間 60分→7分に!人やモノの移動を変えたい!!」。運転代行配車アプリ「エアクル」を開発。アプリの地図上で自分の車を駐車している場所を選択し、目的地を入力すると、最も近くにいる運転代行業者を探してくれる。運転代行は待ち時間が60分と長いのが問題となっていたが、このアプリを使うことで50分以上も短縮できるという。ダウンロード数は20万超え。ポイントは2つ。(1)エリアごとにドライバーと客を集める、(2)客とドライバーをマッチさせるアルゴリズム(計算手順)。ドライバーと客を集めて最適な位置情報でマッチングすることで待ち時間を短縮できるという。運転を代行するので、客の希望する運転技術を持ったドライバーとマッチングするのが大事。ヒロミの愛車は1965年式シボレーマリブだが、この車のように誰でも運転できる車でないケースもある。話しかけて欲しい客もいれば、黙っていて欲しい客もいるので、アプリでは会話に関する評価基準も設けている。曖昧だった料金体系も明確にした。年収は秘密だが、数億円。運転代行業者からの手数料で収益を得る。
時価総額100億円のジモティーは、利用者から手数料を取らず、広告の掲載によって収益を得ている。3月から5月のGWにかけてがピークだという。
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棚原がビジネスを発想したきっかけを語った。出身地・沖縄県の産学連携のコーディネーターを務めた際、お酒が大好きな琉球大学・玉城史朗教授が「運転代行ってもっと良くできないかな」とぼやいたのがきっかけ。教授に使って欲しかったが、アプリのリリース2か月前に亡くなってしまったという。
ジモティー加藤社長は不登校の時期があり、周りに支えてもらったので、地域のコミュニティー作りに関心があったという。
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アルパカラボ代表取締役の棚原生磨さんが、ヒロミとトーク。棚原さんが、待ち時間を短縮した運転代行アプリを起業した苦労などを語った。
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現在は時価総額100億円となったジモティーの加藤社長が、創業時や資金調達の苦労を語った。
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アルパカラボ代表取締役の棚原生磨さんが、自社のビジネスのストロングポイントを語った。運転請負サービス「エアクルワン」は、普通免許で他人の車を運転して収益をあげるサービス。エアクルワンでは随伴車は必要なく、一人で代行運転ができる。エアクルワンは2024年4月から、沖縄と宮崎でサービスを開始した。アルパカラボは、サカイ引越センターなどから3億円の資金調達に成功し、これまでの累計調達額は8億円。
アルパカラボ代表取締役の棚原生磨さんが、運転代行業界のルールづくりを目指していると語った。
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アルパカラボ代表取締役の棚原生磨さんがジモティーの加藤社長に、自社の資産をどう使ったらよいのか質問した。加藤社長が、会社の資産構成を考えて効率よく稼げる事業に資産の8割程度を投入するようにアドバイスした。
「発掘!スタートアップ ヒロミのおはようミーティング」の次回予告。
「ボクらの時代」の番組宣伝。