2023年11月18日放送 18:00 - 18:30 テレビ東京

知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜

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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

開発力で業界をリード プラスチック射出成形機メーカー

プラスチック射出成形機メーカー・日精樹脂工業の真髄に迫る。機械の大型化や騒音対策など時代の変化に応じて革新を続け、業界をリードしてきた。プラスチックゴミの削減など環境への配慮を求められる中で新たなアプローチも試みている。

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日精樹脂工業
知られざるガリバー
専門分野を極める

射出成形機で世界トップクラスの技術力を誇る日精樹脂工業。年商522億円。従業員数は約1300人。国内拠点は22カ所で海外拠点は40カ所、グローバルに展開している。2020年には射出成形機の累計生産販売数は14万台を突破し国内トップとなった。

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尾花沢市(山形)日精樹脂工業最上世紀

射出成形機で業界をリードする日精樹脂工業。企画や設計の段階から自社で行っている。そのため、取引先企業の要望に細かく対応することができるという。射出成形機で重要となるのが金型を付ける土台となる部品。製品によっては重さ数トンにもなる巨大な部品の加工も自社で行っている。従業員の8割が国家資格の成形技能士の資格を有している。常に意識を磨く高い意識が会社を前進させている。日精樹脂工業ではこうした意識を育む施設があり、社員に限らず、成形品メーカーや商社、学生、海外からの研修生など幅広い人材が射出成形に関する技術を学んでいる。

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日精スクール日精樹脂工業
業界の新常識を生んだ開発力

日精樹脂工業の創業者は青木固さん。長野県で鶏小屋を間借りしてのスタートだった。プラスチックのタバコケースや靴べらを作っていたが当時はまだ機械も材料も満足にない時代。問題が起きるたびに社長自ら機械を改良・製作して解決していったという。その青木さんが描いた設計図が今も数多く残されている。

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長野県青木固

時代の変化によって日精樹脂工業が直面したのは騒音問題。環境への意識が高まり工場の騒音が社会問題になりつつあった1970年代、日精樹脂工業はいち早く騒音問題に対応した射出成形機をつくった。

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日精樹脂工業
素材開発で新たな挑戦

プラスチック製品は、生活に欠かせない一方で近年はプラスチックごみの削減も求められている。そこで、日精樹脂工業では新素材の開発に取り組んでいる。プラスチックといってもその種類は様々。最近注目を浴びているのが植物由来のプラスチック。特にトウモロコシやサトウキビから抽出されたデンプンなどを合成するPLAは土の中で微生物によって分解されて自然に還る。日精樹脂工業は、このPLAを安価で身近に活用するための素材開発を行っている。

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日精樹脂工業
開発力で業界をリード プラスチック射出成形機メーカー

日精樹脂工業 代表取締役社長の依田穂積さんは会社の今後について、発展を目指す国々に成形の支援をしていきたいなどと話した。

(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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日精樹脂工業
次回予告

次回予告が流れた。

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