2023年12月16日放送 18:00 - 18:30 テレビ東京

知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜

出演者
 - 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(知られざるガリバー)
年商2849億円 プラスチック製品の総合メーカー

今回のガリバー企業は野菜などを入れる袋に呼吸をコントロールする機能を付与した住友ベークライト。

キーワード
住友ベークライト妙義ナバファーム安中市(群馬)
ガリバーその実像 プラスチックの可能性に挑む

本日のガリバー企業は住友ベークライト。リポートするのは岡田美里で出迎えてくれたのは代表取締役社長の藤原一彦さん。合成樹脂で作られるプラスチック製品は絶縁性など様々な特製を持ち数万種類存在する。住友ベークライトは年商2849億円、従業員数8044人おり、国内に13、海外に34の拠点を持つ。プラスチックの成形品などを取り扱い製品数は1万点以上で世界トップシェアを誇る。

キーワード
住友ベークライト品川区(東京)

住友ベークライトでは食品を防ぐためにフィルムを密着させて空気を遮断する製品も存在。柔軟性と強度を持ちどんなものでも密着させることはできる。ここで実験として剣山を刺してみると穴は開いておらず水も漏れてこず穴は全く開かなかった。フィルム製品を製造する工場を訪問。フィルムは約0.1mmの薄さであるが7層からなっている。製造は共押出成形からなっていて、すべての層は役割を発揮するための厚さとなっている。

キーワード
住友ベークライト住友ベークライト 尼崎工場尼崎市(兵庫)
ガリバー成長の変遷 プラスチックで生活を豊かにする

1907年にレオ・ベークランド博士が世界で初めてのプラスチック「フェノール樹脂」を開発。11年に高峰譲吉博士が三共合資会社にて試作を開始し32年に日本ベークライトを設立しフェノール樹脂の量産化に成功。耐久性などを生かして電話機を製造。50年には「デコラ」を開発し車両に内装や家具などに使われた。55年に日本ベークライトと住友化工材工業が合併し住友ベークライトが発足され医薬品包装材など製造。68年には半導体封止材の量産化を開始、70年代には医療機器分野に進出した。

キーワード
レオ・ベークランド住友ベークライト高峰譲吉

住友ベークライトの精密加工技術が生かされたのは血管内に薬剤を投入する事ができる「ステアリングマイクロカーテル」で医療従事者などの負担を軽減できる製品となっている。

キーワード
ステアリングマイクロカーテル住友ベークライト
ガリバー卓越した商品の力 潜在的なニーズを掘り起こす

電気自動車の動力装置「イーアクスル」は現在パーツは金属製となっているができる限りプラスチックに置き換えようというプロジェクトが進められている。軽量化により省エネ・CO2排出量の削減につなげることができる。

キーワード
二酸化炭素住友ベークライト国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構横浜国立大学横浜市(神奈川)
年商2849億円 プラスチック製品の総合メーカー

住友ベークライトの藤原社長はプラスチックがなくなったら世の中は生活できなくなり、我々も分からないアンメットなニーズを顧客とともに発見して研究開発していけば環境対応ができる会社になっていくとシンジていると話した。

キーワード
住友ベークライト
(エンディング)
次回予告

知られざるガリバーの次回予告。

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.