- 出演者
- 森田哲矢(さらば青春の光) バカリズム ヒコロヒー 杉原千尋
オープニングの挨拶。
今回は「わがままボディ」意味わからないのにみんな使い続けてる史を森田がプレゼン。わがままボディと言われているのは深田恭子、磯山さやか、鈴木聖、水咲優美。それぞれ体型が違うが全員わがままボディと言われてきた。
日本で「〇〇ボディ」という言葉が注目されたのは1975年。元祖日本のグラビアアイドルと言われるハワイ出身のアグネス・ラムが登場した。グラビア評論家の徳重氏は当時はセクシーな女性をセクシーダイナマイトと表現していたと話している。ここからグラビアアイドルの魅力を「〇〇ボディ」というワードで表現する歴史が始まる。1977年には榊原郁恵が登場。爽やかさを打ち出した「青春ボディ」というワードがつけられた。また林寛子は「純情ボディ」と表現された。70年代の法則は「ピュアな言葉×ボディ」。
1990年代は食生活の欧米化が進み、女性のスタイルも欧米化。イエローキャブが一大ムーブメントを巻き起こした。この時代の法則は「ゴージャスな英語×ボディ」。かとうれいこはスーパーボディ、ファンタスティックボディ、パーフェクトボディとつけられた。小池栄子はアディクテッドボディ。篠崎愛の「マシュマロボディ」がヒットしたのは「触覚×ボディ」だったからだと話した。
番組が調べた中で確認できた最も古い「わがままボディ」は1994年。つけられたのはヤングジャンプに登場したKさんだった。身長171センチ、バスト85センチ、ウエスト59センチ、ヒップ88センチ。森田は「わがままボディ」という言葉は女性のボディに人格が宿った、パーフェクトボディを見せつけて夢を掴む強い自己表現が「わがまま」だとした。その後パーフェクトボディから意味が「ぽっちゃり」に変わっていったことについて、明治大学の齋藤教授は好きなライフスタイルをやらせてもらってますという宣言だ、「わがままボディ」は30年生き残っている言葉で広辞苑に近づいていると指摘した。森田は「わがままボディ」という言葉によって女性は「ストイックさ」「くびれ」という2つの呪縛から解放されたと話した。また男性は年齢が上がるにつれてぽっちゃり好きが増えるとして、「磯山さやかは心のふるさと」というケンドーコバヤシの発言を紹介した。
「わがままボディ」が広まったきっかけは「浅倉南34歳!」「私はわがままボディ」といういとうあさこのネタだった。ここから自虐としても使われるようになった。森田はパーフェクトボディからぽっちゃり、自虐まで様々なスタイルを指す言葉に進化したことが人によって意味がバラバラになった原因だとした。
森田はヴィーナスの誕生にもふっくらした女性が描かれており人類はずっとわがままボディが好きだった、男性の許してしまう行為がグラビア界にわがままボディという言葉を生んだ要因ではないかとまとめた。磯山さやかは去年39歳で写真集「and more」を発売した。
来週以降発表予定のラインナップは「『ヤリモク』を見破れ!マッチングアプリの平和維持史」「ハゲを武器にして成功した人史」。
スタジオ観覧募集のお知らせ。「フジテレビクラブ」で検索。
- キーワード
- フジテレビクラブ
「THE SECOND ~漫才トーナメント~ 2024」の番組宣伝。
世界シン定番メシの番組宣伝。