- 出演者
- 片岡信和 板倉朋希 羽鳥慎一 齋藤寿幸 菊間千乃 松岡朱里 堤伸輔
オープニング映像。
オープニング挨拶、出演者紹介。
ソファーの肘置きにまたがって座るワンちゃん。
ソファーにまたがって座るビーグルのおりんちゃん。ドッグトレーナーの鹿野は「高い場所が好きで、ひじ置きに座ったが狭くて体勢もつらいので脚を開いて座った。またがって座ると楽だな~と気づいたのでは」という。
2年ぶりの再会に喜び合う家族。イスラエルとハマスによる軍事衝突をきっかけに人々の生活は一変した。イスラエルの攻撃によるガザ地区の死者は6万7682人、負傷者は17万人以上にのぼっている。ようやく訪れた和平合意の「第一段階」。ハマスに拘束されていた48人の人質のうち生存する20人が解放された。
イスラエルとハマスの戦闘が大きな節目を迎えている。日本時間のきのう、イスラム組織ハマスは生存する人質20人全員を解放した。今年2月に解放された元人質の男性は「狭くて暗いトンネルで過ごし、バイクのチェーンで脚を縛られトイレに行くのも困難」などという。今回和平案を主導したトランプ大統領はガザでの停戦合意について「中東の歴史的な夜明けを確信している。イスラエルと中東の黄金時代が到来し共に繁栄するだろう」と成果を強調した。カイロ支局・松本拓也記者は「ハマスの武装解除やイスラエル軍の撤退時期について双方の主張に隔たりがある。次の段階の交渉には時間がかかると予想される」と指摘している。弁護士・菊間千乃が「世界中の国が参加しながらあきらめずに真の和平っていうものを向かっていかないとまた何年後かに同じことが繰り返されるのかなって懸念はあります」、国際情報誌フォーサイト元編集長・堤伸輔が「今回の合意はトランプ氏が強く圧力をかけて持ち込んだんですけど、ネタニヤフ首相と中心とするイスラエル側には本当はやめたくないという気持ちが強くあるということを覚えておかないといけない」などとコメントした。人質は解放されたが次の段階に行くには相当時間がかかるのではないかという見方がある。
公明党の連立の離脱を受けて総理指名選挙で野党候補の一本化に向けた動きが進んでいる。きょう立憲民主、維新の会、国民民主3党による幹事長会談が行われる見通し。きのう半年間の会期を会期を終えた大阪・関西万博。一般来場者は2500万人を突破し、運営収支は最大280億円の黒字となる見込み。来週にも退陣する見通しの石破茂総理大臣は公式キャラクターのミャクミャクと対面し、満面の笑み。“次の総理”は一体誰になるのか。政権交代を狙う野党の中で鍵を握る1人が日本維新の会・吉村洋文代表。維新が自民と組むのか。立憲、国民と組み野党が一本化するのか。それによって政界の勢力図が大きく変わることに。吉村代表は「立憲民主党が玉木を首班指名したらどうかという話をしています」などと述べ、自民党との連立については「副首都構想と社会保障改革、大きな柱2本になりますけど、高市さんがどのように考えているかというのはしっかり聞いてみたいと思います」などと述べた。野党から次期総理候補として名前が挙がる国民民主党・玉木雄一郎代表。きのう夜10時、自身のYouTubeチャンネルに生出演。寄せられたコメントに答えた。政策が一致しなければ立憲民主党との連立はないと名言し、自民党だけでなく各政党との協力に含みをもたせている。野党の一本化による政権交代を狙っているのは立憲民主党・野田佳彦代表。維新、国民民主との野党一本化を模索している。総理指名選挙での野党候補一本化を巡ってはきょう立憲、維新、国民の3党幹事長が会談を行う予定。きのう表に姿を見せなかった高市総裁に代わり、自民党・鈴木俊一幹事長が政局について語った。立憲民主党が多数派形成を呼びかけていることについて牽制。
テレビ朝日政治部野党キャップ・村上祐子が解説。総理指名選挙に向けて野党の動きが活発になっている。きのう、立憲民主党・野田佳彦代表は「野党が一致協力すれば政権交代の可能性がある」、国民民主党・玉木雄一郎代表が「自民ともやる。立憲民主党とも公明党ともやるし、維新ともやりたい。どこと組むのではなく一緒に何を成し遂げるのか」、日本維新の会・吉村洋文代表が「まずは立憲と国民で一度きちんと話をしてみてくださいと。それがきちんと本当にまとまるのであれば我々も真剣に話は聞く」などと話した。きょう立憲・維新・国民の幹事長会談が行われる予定。あす以降、3党の党首会談が行われる見通し。エネルギー政策について立憲は原発の新設・増設は行わずすべての原発の速やかな停止と廃炉決定を目指す。国民は厳格な安全基準を満たした原発の稼働、リプレース・新増設推進。維新は原発の再稼働や再生可能エネルギーの導入促進。菊間千乃が「政策で一致するところは一致して、反対するところは反対するって いう形でしばらく安定しない政権が続きますけど、そういう形で政治が進んでいかざるを得ないのかなという気がしました」、堤伸輔が「我々がいま覚悟しなければいけないのは、当分安定政権ができないかもしれない」などとコメントした。
愛知県南知多町豊浜漁港の紹介。豊浜漁業協同組合・飯田課長は「(イワシが)例年に比べ豊漁に近い」と話した。愛知県のマイワシの漁獲量は、1月から9月末までで9376t届く去年の約7倍。鮮魚店「魚太郎」仕入れ担当・日々浩司さんは「5年くらい前の1/3~1/4。安い」と話した。愛知・美浜町の魚太郎本店での販売の様子。屋台のいわし尽くし定食の紹介。愛知水産試験場によると春頃黒潮の流れが変わりつつあってマイワシの稚魚が回遊しやすかった可能性があるという。資源管理でイワシ漁は週3日に制限した。福島・相馬沖で大豊漁なのはスルメイカ。松川浦漁港でのスルメイカの水揚げの紹介。県によると大量の理由は不明。福島県水産海洋研究センターによると水揚げ量は約230tで去年同時期比約2.4倍。浜の駅松川浦の紹介。浜の駅松川浦の山田店長は「パニック状態」と話した。大熊町・清水さん一家のイカとじゃがいものわた炒め、浜の台所くぁせっとの地魚丼、真イカのふみそ和えの紹介。浜の台所くぁせっと・赤間店長は「相馬の売りにしたい」と話した。相馬双葉漁協では今月から1隻600キロまでと漁獲制限を設けている。
今年で30年目を迎えた「目黒のさんま祭」では、宮城・気仙沼産のサンマが網の上にずらりと並べられていた。サンマを焼く人の多くは、気仙沼から来たボランティア。20回以上参加しているという二上浩美さんは、今年のサンマに太鼓判を押していた。事前予約1500匹に2万人以上が応募し、当選確率は約7%という人気ぶり。約500匹分の当日券を求めた列の長さは、約200mにもなった。秋の味覚の王様、マツタケも最盛期を迎えている。生産量日本一の長野県にある老舗旅館では、2日分で5kg、約16万円のマツタケを仕入れていた。猛暑の影響で1カ月ほど生育が遅れていたが、マツタケ名人の山上和彦さんによれば「今後の雨と気温の状況で豊作になっていくのではないか」という。山上さんが山で収穫したマツタケは、道の駅「南信州とよおかマルシェ」で販売する。販売価格は市場価格を参考に、生産者自身が決定する。去年より約1カ月遅れでマツタケの初競りが行われた長野県では、1kg6万~12万円で取引された。「山のダイヤ」と称される最高級ブランド、兵庫県の「丹波マツタケ」の初競りで落札された8本のマツタケの価格は?
最高級マツタケ「丹波マツタケ」、初競り8本約260グラムで85万円で落札された。長野県は、マツタケ生産量全国1位、国産のシェア7割超。マツタケ名人・山上和彦さんは、「8月~9月に300mmの雨が降れば豊作に、今年は300mmに達している」などとコメントした。豊作の期待大。長野県伊那市にある竹松旅館は、先月25日からマツタケのコース料理「信州産 松茸料理コース1万5000円」をスタート。竹松旅館は、30年前から地元のマツタケを使った料理を提供しているが、20年前に新名物が誕生し大人気に。問題:マツタケを使った料理ではない名物は何。正解は、マツタケ風呂。
きのう群馬県前橋市の小川晶市長が既婚者の男性職員と複数回ホテルで会っていた問題をめぐって、市民が主催する対話会に出席した。小川市長は市民に謝罪、進退について「市民のために働きたいという気持ちは一番強い」と述べた。学歴詐称問題で不信任決議を受けた伊東市の田久保市長は「市民の方にしっかりと選んでいただきたい」などと述べた。おととい、議会の解散に伴う市議会議員選挙が告示された。田久保市政の継続か刷新かが争点となっている。不信任可決も辞めない首長の背景にあるのは。
元箕面市長・倉田哲郎がスタジオで解説する。LINEで質問・意見を募集している。パネルコーナーはTVerとABEMAで配信中。
先月24日、群馬・前橋市の小川晶市長が既婚者の市役所職員とホテルで複数回会っていたことを認め謝罪した。先週金曜日には男性職員が事情説明書を市議会に提出。面会場所にホテルを選んだ理由について「ラブホテルは女子会にも利用されていると知り使っても構わないと安易に考えた」などと説明した(朝日新聞)。きのう、小川市長が市民主催の対話会に出席し経緯の説明や市民からの質問に直接答えた。対話会の参加者は「前橋市を良くしたいがために頑張りすぎて判断を誤ったのかなという印象」などと話した。今後について小川市長は続投への意欲をにじませた(時事通信)。今月3日、市議会のすべての会派が速やかな進退の決断を求めている。倉田は「率直に言って脇が甘い」、菊間は「男性職員の書面を読んだ。そうは言ったって女子会と違うでしょって思う」、堤は「本当に市のためにと思うならすっぱり引いて再チャレンジをすればいい」などとコメントした。
静岡・伊東市の田久保市長は先月1日、学歴詐称問題を受けて市議会で不信任決議案が提出され全会一致で可決された。田久保市長は先月10日、理由は告げずに議会を解散。30人の立候補者のうち26人が不信任決議案に賛成すると回答した(定数は20)。沖縄・南城市の古謝市長は市職員へのセクハラ問題などを受け市議会で不信任決議案が提出され可決された。今月6日に議会解散し市議会議員選挙が実施される。総務省によると2014~2022年度で市区町村の首長に対し議会が不信任案を可決したのは10件。このうち不信任を受けた首長による議会解散は7件。倉田は「不信任決議案がでたら必ず選挙になる。田久保市長も1期目」、「解散って市長の問題がクローズアップされているのにそれを言ってる議会がおかしいと判断されている。それは果たして本当なんだろうか」などと指摘した。菊間は「議員の皆さんの争点は田久保市長を推していくのか否決するのかというところになってきて、そんな議員選挙も変な話だなと思う」、堤は「今回のケースはいずれも個人的な問題」などとコメントした。
首長には“強大な権限”がある。権限(1)「専決処分」。緊急を要し議会を招集する時間がないときなど重要な案件を首長が決定する専決処分はアメリカ大統領令に相当する。倉田は「強い権限ではあるが、やっていい時って決まっている」などと指摘した。倉田元箕面市長の例を紹介する。2014年に市立小中学校の通が買う露に防犯カメラの大規模導入を発表したが、議会への報告を忘れていた。議員数人から電話で叱責されてしまい、各会派の控室を訪問し釈明したという。権限(2)「拒否権(再議権)」。審議・議決のやり直しを求めることができるアメリカ大統領レベルの権限。倉田は「再議権があることによって議員さん方にプレッシャーはかけられる」などと述べた。権利(3)「解散権」。不信任決議を受けた首長に「議会解散権」を認め解散しないときは失職する総理大臣レベルの権限。リコール(解職請求)のハードルは高く住民も止められない。倉田は「事実上ほぼ使えない」などと指摘した。
菊間は「国政と比べて生活にものすごく密着するのでスピード感を持ってやっていかなきゃいけないことがたくさんある」、「もっと自分の町とかの選挙に行くっていうことをやっていかないと変わらない」、堤は「解散権が気になる。伊東市や南城市のケースははっきり言って解散権の乱用と言っても言い過ぎではないと感じる」などとコメントした。
地方議員なり手不足、チェック機能の脆弱化が懸念されている。京都・笠置町のケースを紹介。去年10月、町議会選挙が行われたが告示日に定数と同じ8人が届け出て無投票当選となった。告示1週間前は立候補予定者が現職の5人のみだった。告示当日に新人3人が届け出たが、新人はいずれも現職の家族や親戚だった。笠置町議会関係者は「やむにやまれず親族に声をかけた。最終手段だった」とした。笠置町の町議の議員活動は125日、議員報酬は月17万円。会社勤めと兼任が難しく、議員専業も経済的に難しい。倉田は「地方議員のなり手不足は本当に深刻」などとコメントした。統一地方選の無投票当選者数の割合は町村が30.3%、市は3.6%(総務省)。倉田は「議会が首長を監視することで緊張関係を保ちながら行政を進めるのが地方行政の在り方」などと指摘した。地方自治体を守るために、なり手不足の対策は「委員会へのオンライン出席」、「夜間や休日の議会開催」がある。長野・喬木村は議会を休日に開催している。
“首長の決断”背景に強大な権限。あなたのギモンは?。
地方議員もなり手が不足しているという。菊間は「市長の暴走を止めるためには議員側がしっかりチェックする必要があり、ある程度の人数が必要なのも分かるが、定数割れしているというところで、その定数が正しい定数なのか、少なくして出来ることはないかの議論も必要かなと思った」と話した。