- 出演者
- 井口浩之(ウエストランド) 久保田かずのぶ(とろサーモン) みなみかわ
今回のテーマは「遅咲き芸人の本音」。本音を明かすのは、2024ブレイクタレントで6位に選ばれるなど、ブレイク中の遅咲き芸人・みなみかわ。賞レースについて「チャンスの場ではあるが神秘性が失われている」と言及する。賞レースへの違和感と芸人界への提言を文章してもらった。そのタイトルは「邪なTVの出方をして」だという。
みなみかわが感じている本音を認めた「邪なTVの出方をして」というタイトルの文章を紹介。「M-1がブランディングの場になっている」「賞レース=売れる道ではなくなった。邪道に気づいたもん勝ち」という内容に、井口は「長年、苦労したからこその面白さがある」と指摘。久保田も「M-1ファンは小手先のやつを受け入れるほど優しくない」と話す。ラパルフェが予選でニューヨークの漫才を完コピして披露し、敗退したことについて、井口は「(あれがなんで勝たないんだって言ってるやつ)勝つわけないだろ!考えろ」と苦言を呈した。
ネットの“バズ”について井口と久保田がトーク。久保田は「瞬間的にバズる」ことと「歴史に名を残す」では価値が違うと指摘し、「腰を据えてネタを作れバカ」と厳しく指摘。
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久保田は、みなみかわについて「サラリーマンみたいな芸人」と評価。井口は「安定感がありスキャンダルがない」と高く評価する一方、賞レース決勝に行っていないコンプレックスをずっと抱き続けるのではと慮った。
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「吉本の芸人は1カ月あったら100打席200打席くらい(舞台に)立てる」という久保田。井口は、それを「何百ステージもあって大変」などと嘆く芸人がいると話し、「舞台の出番が多いなら賞レースで勝てよ!」と厳しい言葉を投げかけた。
みなみかわは井口に対し、「事あるごとに吉本の若手を引き合いに出しすぎている」「9番街レトロと同じ月収と言い張っているが嘘なんじゃないか。久保田さんに注意していただきたい」と進言した。これに「ありがたみが分かっていない吉本の若手を一喝している」と反論する井口を、久保田は「余計なお世話だな」とたしなめた。
井口は、みなみかわに対し「我々のことを『王道中の王道』って言ってるのはいじってきてますか?」と投げかけた。