2023年12月21日放送 4:00 - 4:10 NHK総合

視点・論点
「イスラエルとパレスチナ 共存の道はあるのか」

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(視点・論点)
イスラエルとパレスチナ 共存の道はあるのか

イスラエル軍とイスラム組織ハマスの軍事衝突で、イスラエルとパレスチナの平和共存は大きく後退した。また、イスラエルはハマスの徹底的排除を志向している。82年6月、イスラエルはレバノンに侵攻し、PLOの軍事的敗北で終了。3か月後、イスラエル軍がパレスチナ難民キャンプを包囲するなか、パレスチナ人に敵対してきたレバノンの民兵集団が住民を殺害した。イスラエル軍は虐殺を認識していながら、事態を放置していた疑いがある。戦闘に対する疑念の声があがり、40万人が参加した戦争反対デモも起きた。87年にはパレスチナ人の大衆蜂起があった。鈴木啓之氏は共生を目指す上で、ユダヤ人、アラブ人の共生を実践している「平和のオアシス」の取り組みを紹介。2000年に設立された「人々の街」ではエルサレムを舞台にイスラエル人、パレスチナ人の共生を目指している。イスラエル人、パレスチナ人という帰属にかかわらず、すべての住民の権利が保証され、生命や財産が脅かされない状態が本当の戦後で、鈴木氏は「イスラエルで幾多の戦争を経ても続けられてきた共生の取り組みは本当の戦後を構想するためのヒントを与えてくれる」などと語った。

キーワード
インティファーダテルアビブ(イスラエル)ハマースパレスチナ解放機構ピース・ナウベイルート(レバノン)人々の街平和のオアシス東京大学
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