- 出演者
- 渡辺和洋 新美有加 水島久光 古市憲寿 中村竜太郎
オープニング映像。
本日は「著名人のプライバシー どこまで守られるべきか」。
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「新しいカギ」に届いた視聴者からの声を紹介。「ますます番組を応援したくなった」などの声が寄せられた。
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- 新しいカギ
「翔んで埼玉Presents 全国!逆お国自慢GP」に届いた視聴者からの声を紹介。「地域トリビアもあり勉強になった」などの声が寄せられた。
「ネプリーグSP」に届いた視聴者からの声を紹介。「正確な漢字表記まで求めるクイズ番組ななかなかない」などの声が寄せられた。
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NHK「ニュースウオッチ9」の5月の放送でワクチン接種後亡くなった人の遺族3人のインタビューを放送し、新型コロナに感染して亡くなった人の遺族に見えるよう伝え翌日謝罪している。この問題についてBPO放送倫理検証委員会は、人の死という人間の尊厳にも関わる情報を扱う放送であるにも関わらず、取材のおろそかさが重なったことにより遺族の心情を大きく傷つける結果を招いたとし、放送倫理違反があったと結論づけた。NHKは指摘を真摯に受け止めるとした。
11月に羽生が結婚3ヶ月で離婚したことをSNSで報告し、そこで羽生は様々なメディア媒体で一般人であるお相手や親族・関係者に対し誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がされていると離婚理由はメディアの過熱取材にあるなどと記している。メディアは著名人の熱愛・不倫・プライバシーを報じてきたが、どこまでの報道が受け入れられるのか対談していく。
中村らゲストを紹介。羽生の言い分について古市らは、羽生の言い分は理解できるものであり、スポーツ選手はタレントなどと違いテレビの力で著名になったわけではなく、自分の身体能力やスポーツで著名になったのであり、マスコミに望まぬ報道をされることは気分が良くないことであるものの、一方的にメディアが悪ではなく、著名人の背景を知りたいことへのバリューがあるがゆえに取材するため、そうした人々の欲望を抑えコントロールするバランスが難しいなどと語った。中村らはマスコミ側では編集部で統一された意思統一がされており、やり過ぎな取材はやらず、事前に取材制限をコミュニケーションしていたら問題にならなかったなどと告げた。
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アスリートのプライバシーについてトーク。「アスリート本人が望んでいない形で熱愛や不倫を報じることはあり?なし?」について古市らは各々に意見を発表。ありだと回答した中村は、読者視聴者がアスリートのプライベート情報を望んでいるため、メディアはそれに応えようとするため全くなくなることはあり得ないなどと話した。なしだと回答した水島らは、本人の同意がない報道はすべきではないことがメディアの基本で、ファンが知りたがるのもメディアがどうバリュー付するのも勝手であるが、本人の人権を考えたときには本人が認めていないものは出さないことが基本などと説いた。
「アスリート本人の同意なしに恩師や学友などを取材し、生い立ちや教育法を伝えることはあり?なし?」について古市らが各々に回答を発表。なしと回答した水島は、マスメディア時代であれば可能であったかもしれないが、情報探索手段が予測できない時代に来ており、基本となる取材される中心人物の意思を中心に考えるべきなどと説いた。どちらともと回答した古市らは、恩師や学友にも表現の自由があり、過去に著名人に教えていたなどと言うのも自由で、事実をインタビューされて答え事や発信することをルールや法律で妨げることは、それこそ表現の自由を侵したことになるなどと主張した。
芸能人のプライバシーについてトーク「芸能人の熱愛や不倫など本人の望まないことを報じるのはあり? なし?」について古市らが各々に回答を発表。どちらともと回答した古市らは、アスリートと違い芸能人は自ら望んで著名人になっており、プライバシーを報じられることも仕事であるが、一方で最近ではいわば有名税があまりにも上がりすぎているように感じており、エンタメの未来を考えた時にプライバシーの切り売りの対価があっているのかは考えるべきなどと説明した。ありと回答した中村は、芸能人の場合にはメディアはビジネスとして繋がっているため、結婚などポジティブな情報を報じることでメリットを得られ、離婚などネガティブな情報だけはするなということはフェアではなく、報じて然るべきなどと主張した。芸能人の報道で訴訟になったケースを紹介し、古市らは報じる側と報じられる側のバランスが難しいなどと語った。
政治家のプライバシーについてトーク。「政治家の不倫や熱愛など政治と関係ないことを伝えるのはあり? なし?」について古市らが各々に回答を発表。ありと回答した古市らは、政治家は公人中の公人であり厳しく報じるのは当然で、有権者が政治家への信頼を指標に投票するため、政治家の私的な行動であってもある程度の情報は公開されるべきなどと説いた。マスメディアはどうしていくべきかについて、水島らはマスメディアが決定的な強さを持っていた時代はとっくに終わっており、情報の中心であるネット上の取材規範に則って、互いが了解し合えることが重要などと意見した。