2025年11月15日放送 5:30 - 6:00 フジテレビ

週刊フジテレビ批評

出演者
渡辺和洋 斉藤舞子 長谷川朋子 小宮隆司 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

オープニングトーク

オープニングの挨拶。今回の対談は「世界最大級のマーケット開催!世界に求められるコンテンツとは」。

テレビウィークリー
フジテレビに届いた視聴者の声

フジテレビに届いた視聴者の声を紹介。11月5日に放送された「ホンマでっか!?TV」には有意義なテーマで素晴らしかったとの意見があった。「サン!シャイン」は月~金曜の朝に放送中。先週木曜は今年3月まで会計検査院長を務めた田中弥生さんが生出演して税金の無駄遣いと判断されるケースを解説した。大変よく、田中さんに好感が持てたという意見が視聴者から寄せられた。11月9日に放送された「千鳥の鬼レンチャン」には「とてもおもしろかった」という声が寄せられた。

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フジテレビ社外モニター会議

フジテレビ社外モニター会議が開催された。議題は先月9日に放送した「街グルメをマジ探索!かまいまち」。東京駅で待ち時間30分を楽しむ方法を紹介。視聴者から選ばれた社外モニターと番組担当者が意見交換した様子を紹介した。視聴者が同じことをしようとしてもうまくいかないとの意見に対して、松本プロデューサーは「30分あれば、こんなこともできるよ」という1個のアイデアとして受け止めていただければと答えた。

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フジテレビ番組審議会

フジテレビ番組審議会が開かれた。議題は先月7日から始まったドラマ「新東京水上警察」の第1話。今どきの問題を取り入れようとすると陸上の話になってしまうが、海上にフォーカスすると身近に感じる問題を取り上げることができないとの意見に対して、大野プロデューサーは時事を入れれば入れるほど“水上”とかけ離れるジレンマがあり、今後の反省にしたいと答えた。

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The批評対談
コーナー説明

エンターテインメント映像コンテンツの国際マーケット「MIPCOM」が先月フランス・カンヌで開催された。100ヵ国以上から約1万人が参加し、商談やトレンド勉強会が行われた。映画「ハリー・ポッター」シリーズなどで知られるワーナー・ブラザースのブースは地中海へせり出すように打ち合わせスペースが並んでいた。フランス・イタリア・中国・インドなどパビリオンをまとめている国も多かった。日本からはフジテレビやNHKなどテレビ各局のほか、吉本興業などのエンタメ企業も参加。フジテレビは「新しいカギ」が海外との契約を締結した。今回のThe批評対談は「世界最大級のマーケット開催!世界に求められるコンテンツとは」をテーマにコンテンツビジネスジャーナリスト・長谷川朋子さんとフジテレビコンテンツ事業部ディストリビューション部の小宮隆司が語り合う。

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世界最大級のマーケット開催!世界に求められるコンテンツとは

MIPCOMは世界各国の放送局だけではなく、制作会社や独立系プロデューサーも参加する総合ビジネスエンタメマーケットだという。小宮が主なテレビ番組の海外展開を説明した。1つ目はドラマのリメイク権販売。登場人物・ストーリーなどをオリジナル版から引き継いだドラマを自国のキャストに替えて制作・放送することができる権利。2つ目はバラエティーのフォーマット販売。番組の企画、コンセプト、構成などの枠組みをパッケージ化したフォーマットを基に自国の制作スタッフや出演者で新しい番組を制作・放送することができる権利。3つ目はドキュメンタリー・アニメなど番組販売。国際共同制作は海外の放送局や制作会社と協力して制作費や制作スタッフを出し合い行う新番組の開発。バラエティーのフォーマット販売は1スロット(枠)30分ぐらいの限られた時間で新作フォーマットを例年2・3作品出すという。会場で使ったパンフレット、「新しいカギ」の「学校かくれんぼ」の英語版紹介映像、シンガポールのプロデューサーと商談した様子を紹介した。TBSは全世界へ向けたコンテンツの企画開発・プロデュースを行う海外戦略スタジオ「THE SEVEN」、日本テレビはバラエティーコンテンツを中心に海外市場への展開を目指した企画開発を行う海外向け制作スタジオ「GYOKURO STUDIO」を設立したという。フジテレビは「学校かくれんぼ」でデンマークの制作会社とオプション契約を締結。海外の制作会社などが番組フォーマットを自国の放送局などに売り込むことができる権利だという。日本のバラエティー番組を海外へ展開する動きはかなり前からあり、「SASUKE」(TBS)や「マネーの虎」(日本テレビ)など約90作品ある。フジテレビは「料理の鉄人」が世界で12バージョン制作された。「とんねるずのみなさんのおかげでした」内のコーナー「脳カベ」は世界45ヵ国でリメイクされた。オランダの殺人ミステリーゲーム系リアリティー番組「The Traitors」は世界で30バージョン以上が制作されたが、日本ではまだ制作されていない。日本は海外から嫌味を言われるほどフォーマットを買わないという。フジテレビが海外から買った番組は「クイズ$ミリオネア」。NHK「覆面リサーチ ボス潜入」はイギリス発の番組。日本テレビ「クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?」はアメリカのリメイクだという。

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MIPCOMでは世界の注目番組を紹介するイベントが毎年人気。司会を務めたテレビ番組調査会社のCEOにインタビュー。最近は「知識を問わないクイズ番組」が大きなトレンドになっており、イギリス・BBC「Wisdom of the Crowd」が良い例だという。日本のバラエティー番組について聞くと、日本では小さなコーナーが集合しているが、海外では1つのコーナーを看板企画として育てる。世界が日本に期待するのは肉体を使った面白い挑戦をする番組。テレビゲームの世界観を基にした番組はゲームがたくさんある日本にとっていいヒントになる。例えばフランスの「Stop the Train」があるなどと答えた。

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小宮は日本でヒットしている番組じゃないと海外バイヤーが買う理由にならない。長谷川は日本人だけでなく誰が見ても感覚的にわかる良さを追求していくことがカギになると語った。

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