- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 黒谷友香 菊地亜美
オープニング映像。
今田耕司はWBCで大谷翔平が帽子、グローブを投げたが、巡り巡って番組に登場するのではないかと予想。報道によると、博物館に寄贈されるという。
今回のゲストは黒谷友香。17歳の時、専属モデルの募集に応募すると、合格を果たした。演技経験がないまま映画のオーディションを受けると、「BOXER JOE」のヒロインに起用。2006年には主演映画「TANNKA 短歌」で繊細な演技を見せた。プライベートでは乗馬が趣味で、乗馬クラブ「エバーグリーンホースガーデン」を千葉に共同で設立。自宅も構えている。また、DIYもお手の物。
黒谷友香のお宝はヴィンテージのランタンで、ゴールドボンドという景品会社がコールマンとコラボしたもの。ネットで15万円購入したものだといい、本人評価額も同額と予想した。だが、鑑定額は10万円。3ヶ月間だけ作られたモデルで希少性はあるが、焦げ跡があるため、評価が下がってしまったという。
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- コールマン
愛知・名古屋市に住む坂本憲仁氏(75)は2019年1月、当番組に出演し、花岡鉱山産の黒鉱鉱石を鑑定して貰ったところ、130万円の値がついた。観覧していた3人のお孫さんは驚き、いずれ譲り受けることが決まった。21年9月、脳梗塞で倒れた坂本氏は、孫たちの興味を今一度ひきたいという。
水晶とは鉱物の石英が大きく結晶化したもので、具体的には二酸化ケイ素が溶け込んだ高温の地下水がゆっくりと冷やされる過程で生まれる。微量の不純物を含んでいると、様々な色を帯びる。結晶する際の温度、圧力の違いで様々な形が存在し、2つ以上の水晶がある一定の法則で接合したものが「双晶」。日本式、ブラジル式、ドフィーネ式などがあるなか、日本式の場合、接合する角度は84度と決まっている。アメリカやメキシコなどでも産出するが、日本産は良質。ただ、代表的な産地だった乙女鉱山、奈留島は採集が禁止されている。
坂本憲仁氏のお宝は日本式双晶で、130万円と予想。だが、鑑定額は200万円で、川上紳一教授は「稀に見る大きさ」と語った。板状ながら厚みがあり、透明度も良いという。
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- 日本式双晶
筋金入りのコレクターが大集合!ゲストコメンテーターは菊地亜美。お猪口を集めていて、職人さんに作ってもらった木箱にコレクションしていると話した。
幕末グッズコレクターの三澤さんは中学時代から幕末のコレクターで西郷隆盛や坂本龍馬の銅像や肖像画、フィギュアなど300点ほど集めている。そんな三澤さんのお宝は「吉田三郎作 木戸孝允のブロンズ像」。本人評価額は20万円。鑑定結果は150万円。専門家によると綺麗な状態とし、実物を見たのは初めて。記念館などに置かれてもおかしくないと評価。
吉田さんは手袋コレクターで100双以上を集めている。そんな吉田さんのお宝は「アンティークのグローブボックス9点」。ボックスの中にはグローブストレッチャーという指先を広げる道具が入っている。そのほか鍵付きやベルベット調のものがある。本人評価額は20万円。鑑定結果は43万円。専門家は大変珍しいものでコレクションするのにふさわしい品だと説明。
焼物コレクターの松野さんは自宅にコレクション用の小屋を建て、200点以上を集めている。そんな松野さんのお宝は「高麗青磁の茶碗」で前妻との結婚前に駆け込みで購入したという。本人評価額は80万円。判定結果は40万円。専門家は高麗青磁ではなく粉青沙器というものだと説明。
根付コレクターの宇賀さんは70点ほどの根付を集め、1000万円ほど費やしている。そんな宇賀さんのお宝は「根付2点」。ひとつは秀正作の前漢の武将・樊噲をかたどったもの。もう一つは玉宝斎作のもの。本人評価額は61万円。鑑定結果は110万円。専門家はこれから先高くなっていくと説明。
藤本さんが営む「なすび食堂」の店内にはミニカーやウイスキーのミニボトルなどが展示され、コレクション数は2000点以上。そんな藤本さんのお宝は「北大路魯山人の汲出し茶碗6客」。購入した際、贋作と証明されたら5年以内であれば返金するとの保証がついていて、偽物かもしれないと不安になったという。本人評価額は28万円。
藤本さんのお宝「北大路魯山人の汲出し茶碗6客」の鑑定結果は150万円。専門家は昭和20年代後半の魯山人が一番良い時の作品で汲出し茶碗は滅多にないと評価。
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- 北大路魯山人
神奈川・横浜市に住む阪川洋一氏はサッカー好きの子どもを持ち、公園で毎朝、サッカーするのが日課だという。憧れは三笘薫選手。阪川家は江戸時代、旗本で、明治時代には阪川當晴が赤坂に牛乳店を開業した。親戚の1人が、名医の松本良順で、牛乳飲用の啓蒙をはかっていた。牛乳の商いで財を成し、洋一氏の祖父は運転手付きの車で通園していたという。だが、曽祖父が急逝すると経営が人手に渡り、戦後の混乱期で資産の多くを失った。お宝はその曽祖父が有していたもの。
阪川洋一氏のお宝は横山大観の掛軸で、曽祖父が横山本人に描かせたものだという。
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- 横山大観
横山大観は開校したばかりだった東京美術学校(現.東京藝術大学)に入学し、卒業制作では最高点を獲得した。母校の助教授に就任するも、校長だった岡倉天心が日本美術院を創設すると、菱田春草らと参加した。1906年、日本美術院が財政難に陥り、茨城五浦に移転。横山は大和絵と琳派を取り入れた装飾性豊かな「愛宕路」、墨の濃淡だけで朝焼け、夕焼けを描いた。さらに水墨画を研究し、水の変転を描いた「生々流転」は全長40mにおよんだ。現在、国の重要文化財に指定されている。
阪川洋一氏のお宝は横山大観の掛軸で、323万円と予想。だが、鑑定額は3万円。墨が乾かないうちに製作を進めた痕跡があり、竹の節の描き方も雑だという。今田耕司らは阪川氏の息子がサッカーで大器となるよう期待した。
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- 横山大観
「お宝鑑定依頼 大募集!」の告知。詳しくは番組HPをチェック。
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