- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 松村邦洋 清水宏保
オープニング映像。
本日のゲストは元スピードスケート選手の清水宏保。1974年帯広市生まれで3歳からスケートを始め高校2年のインターハイで優勝し18歳の時ワールドカップ初出場で初優勝した。そして長野オリンピックで日本スピードスケート史上初の金メダルを獲得した。その後4度世界記録を更新し36歳で引退。現在は北海道でリハビリ介護施設を開業している。
清水宏保のお宝はライカのカメラ M3。本人評価額は30万円で結果は30万円。
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- M3インツェル(ドイツ)ライカ
依頼人の広江さんの家には美術書が2000冊くらいある。高額な美術品の代わりに美術書を買い集めた。お宝は世界的に有名な彫刻家の作品で友人がネットオークションで落札したもの。お宝はブールデルのブロンズ像。
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- アントワーヌ・ブールデル里庄町(岡山)
アントワーヌ・ブールデルは近代彫刻の巨匠で1861年フランス・モントーバンの家具職人の家に生まれ父親にならい家具彫刻を始め才能を発揮。街の有力者たちの援助を受けてトゥールーズの美術学校に入学しパリ国立高等美術学校に進学したが退学。32歳のときに作った作品についてオーギュスト・ロダンは「これこそ現代彫刻の素晴らしい飛躍を示している」と話した。その後ブールデルは15年ロダンの助手を務め、弓を引くヘラクレスでロダンと並ぶ大彫刻家となった。67歳で死去した。
依頼人の広江さんのお宝はブールデルのブロンズ像。本人評価額は110万円で結果は200万円。
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- アントワーヌ・ブールデルヴェールの踊り
1603年徳川家康が江戸幕府を開いて以来15代に渡り君臨した徳川家。今夜、将軍家ゆかりの至宝が大集結。ゲストコメンテーターは、子供の頃から大河ドラマを見続け「どうする家康」の面白解説本まで出版している松村邦さん。
まずは先祖が織田信長に仕えていたという森かなさん。徳川家康から頂いたという葵紋蒔絵香炉を持ってきた。家康と信長が結んだ清洲同盟の際、立会を務めたのが森さんの先祖・林秀貞で、今回の香炉は、その功績を認められ家康から直々に拝領したと聞いているものだそう。本人評価額は500万円だったが鑑定結果は60万円だった。家康から贈られたものではないが、徳川家で使われていたものには間違いないと鑑定された。
徳川グッズを収集している石崎隆志さんが持ち込んだお宝は「徳川秀忠の書状」。家康から大鷹4羽を贈られた事への感謝の言葉が綴られている書状で、宛名は家康の重臣・本多正純と安藤直次。とりわけ本多正純は、地元小山にゆかりがあるため親しみを感じている。松村邦洋さんは「どうする家康」で松山ケンイチさんが本多正信役で出演していると話し、正純はその息子だと解説。さらに、「野村克也監督でいうと克則」などと説明した。本人評価額は30万円だったが、鑑定結果は50万円。本物で間違いないとの鑑定だった。
彼女がプロの漫画家だという杉浦翔輝さんが持ち込んだのは「徳川家から頂いた犬の人形 6体」。杉浦さんの先祖が徳川から貰ったという犬の人形だそう。本人評価額は20万円だったが、鑑定結果は35万円。江戸時代末期の狆の人形との鑑定結果だった。
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- 痛がるキミがタマらない!
高祖父が将軍の子だったという豊崎靖次さん。高祖父は、幕末に普請奉行を務めていたため埋蔵金に関する極秘の言い伝えも聞いているそう。そんな豊崎さんのお宝は「打出の小槌図」。徳川家康が子供の時に描いたものだという。本人評価額は1500万円。
続いては芸術大学で妖怪の絵を描いているという水野旭人さん。お宝は「東照宮の鈴」。徳川家康を祀っている東照宮の鈴とのことで本人評価額は500万円。しかし、「東照宮にかけられたものでも誰かが奉納したものでもない」との鑑定で、結果は2万円だった。
幻の天才画家・不染鉄は才能を持ちながらも没後40年の展覧会で脚光を浴びるまでほとんど知られることがなかった。1891年、東京・小石川の寺の住職の子として生まれたが、当時は僧侶が妻を持つことは認められておらず、父は息子の素性を伏せた。芝中学に進学するも放校になり好き勝手暮らしたいという思いから画家を志す。1914年に日本美術院の研究会員となり「暮色有情」「月夜」などを描いた。孤独・不安から身を持ち崩し花街で知り合った女性と結婚した。3年漁師をした後、1918年に画家になるため京都市立絵画専門学校に入学した。日本画の基礎を学び翌年、帝展で初入選した。「山海図絵(伊豆の追憶)」は34歳の時の大作。1927年に奈良県生駒に居を移し気ままに絵を描いて暮らした。1958年に妻が他界すると神秘的な海の情景を描くようになった。1962年に奈良市内に転居。純真無垢な心の持ち主こそ美しい絵が描けると信じ自己と対峙し続け「いちょう」「落葉浄土」などを描いた。享年84。
依頼品「不染鉄が描いた絵手紙」の鑑定結果を発表。本人評価額は30万円。鑑定の結果70万円だった。不染鉄らしい心のこもった芸術。79歳の時の絵手紙。依頼人の母が持ってきた絵に対してのラブレターとなっている。
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- 不染鉄
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