- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 片渕茜 大空眞弓 湯山玲子
オープニング映像。
本日のゲストは大空眞弓。1958年、映画「坊ちゃん天国」でデビュー。「駅前シリーズ」などに出演し舞台「人生は、ガタゴト列車に乗って・・・」では第15回菊田一夫演劇賞を受賞。58歳で乳がんが発覚し、これまで10度のがんを克服してきた。2021年に石垣島に移住して暮らしている。
三重・桑名市の鉄工所3代目社長の水谷さんのお宝は「初代 徳田八十吉の花瓶と人形」。営業で知り合った会社の会長から貰ったもの。
初代・徳田八十吉は古九谷などの色を再現し上絵付けの技法で1953年無形文化財に認定された名工。日本画家を志し家業を手伝いながら荒木探令に入門。姉の嫁ぎ先・松雲堂で絵付けの修業に励んだ。20歳で独立すると各地の収集家を訪ね歩き名品を研究。56歳の時に結核を患い現役を引退した。
水谷さんのお宝は「初代 徳田八十吉の花瓶と人形」。鑑定額は180万円。人形は100万円、花瓶は80万円の名品。
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- 徳田八十吉
「洋食 黒船亭」四代目店主・須賀さんのお宝は「中村正義の油彩画」。鑑定額は250万円。中村正義の代表作「顔」シリーズの中の1枚。
「泰明庵」の女将・濱野さんのお宝は「ドームのグラス」。鑑定額は25万円。製作年は1900年頃で、墨絵風のドームグラス。
「菩提樹」のお宝は「中国・明時代の徳利」。鑑定額は1万円。「青花雲鶴八掛瓶」の写し物。
「菩提樹」の創業者が収集した骨董の中で最も価値があると言い伝えられているお宝は「中国・明時代の青磁大皿」。鑑定額は300万円。明時代前期に浙江省の龍泉窯で作られた天龍寺青磁。
大分・臼杵市で建設業を行う大崎さんのお宝は「零戦のプロペラ・エンジン・軸・タイヤ」。2年前に知人から押し付けられたものだという。
零式艦上戦闘機の開発が始まったのは日中戦争が勃発した昭和12年。海軍航空本部は三菱重工などに試作機の製作を発注。堀越二郎擁する三菱重工は不可能とも言える新型戦闘機のの開発に挑み、昭和15年7月に零式一号艦上戦闘機が誕生。当初圧倒的な強さを誇った零戦だが弱点が顕になっていく。防弾性能が低く優秀なパイロットの多くが戦死した。さらにアメリカ軍が零戦を圧倒する戦闘機を投入しなすすべをなくした日本海軍は若きパイロットに神風特攻を命じた。
依頼品は「零戦のプロペラ・エンジン・軸・タイヤ」。鑑定額は203万円。零戦とは断定できないが貴重な資料だという。零戦の可能性が高いのはエンジンと軸。
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