- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 新浜レオン
新浜レオンさんがゲスト。白井市出身。「離さない 離さない」は演歌歌謡部門で1位を獲得。「捕まえて、今夜。」は「名探偵コナン 犯人の犯沢さん」の主題歌。「全てあげよう」も発売された。作詞作曲が所ジョージ、プロデュースは木梨憲武。新浜レオンさんの登場。西城秀樹が大好きだという。
所ジョージからいただいたブリキのミニカー21台が登場。ゼンマイも当時のものだという。本人評価額21万円。50万円だった。Schucoという会社の1940年から60年代の製品だ。アメリカ車などもある。
奈良県奈良市から。77歳の大石さん。70歳になるまで料理をしていなかった。妻の久美子さんができなくなって、料理をするようになったとのこと。久美子さんは他界。太宰治の葉書4枚が登場。杉山茂さん宛てのものだ。波乱万丈の人生を歩んだ太宰治。1909年 青森県北津軽郡金木村の大富豪・津島家の六男として生まれる。生家は600坪の大豪邸。30人もの使用人に囲まれた。何不自由なく育った。1927年芥川龍之介が自殺。20歳で最初の自殺未遂。東京帝国大学文学部フランス文学科に進学。銀座のバーの女給と心中を図り、自分だけが生き残った。過度のうぬぼれと過度の卑下の物語を書いた。自殺未遂、薬中毒、友と師に対する裏切りの数々。深刻な筆致で書くことはなかった。長女・園子が誕生。山崎富栄とともに玉川上水に入水。享年38歳。
太宰治のものとされる葉書。その鑑定額は150万円だった。八木正自氏によると杉山という手紙をあてた人物は存在するものと見られるといい、愛弟子・小山清の太宰への追悼文「風貌」には杉山氏とみられる人物についてS君という表記で「太宰治の作品を讀むことを、その孤独な生活の唯一の慰めにしてゐる」と綴る様子が見られる。
白井市には白井そろばん博物館があり、ここは世界の1900点ものそろばんを揃えていて、焼き物・真珠・翡翠などで作られたものから、携帯できるもの、ライター型など見たこともないようなものが数多く並んでいる。千葉県は日本一の梨の産地としてしられ、その中でも白井では幸水や豊水など様々な種を育てているが、まん丸でまんべんなく黄色のものが美味しい梨なのだという。
伊藤望さんは写真部で活動しているのだといい、稲毛海岸で青春を感じられる写真を撮影するなどしている。お宝は白磁の象で腹の部分には作者の印らしきものもある。輝くような白さが特徴で、評価額予想は20万円だが、評価額は35万円だった。中島誠之助氏は眞葛焼二代目 宮川香山の作品であり100年前に作られたものであり生きたような姿を見せていると紹介。
蕎麦の店を営む山本一美さん。夫とともにフランス料理店に勤務していたことからフランス産の鴨にこだわり、これが名物となっている。お宝は「マグマ大使」「オバQ」のブリキのおもちゃ2点。いずれも付き合い始めた頃の夫とデートで訪れた山形の古い温泉宿の売店で見つけたものでいずれも300円ほどで箱の状態の良いものを選んだという。オバQにちなみ9万円と予想したが25万円となった。北原照久氏は「マグマ大使」は10万円「オバQ」は15万円だと紹介。海外でもマンガ・アニメのキャラクターは需要があり、いずれも箱の保存状態が良好であることが高評価の理由だとしている。
山口芳枝さんは髪で作った人形の芝居・ペープサートが得意なのだといい、紙製のキャラクターで様々な演出を行っていく。お宝は祖父が千葉・市川市の堀之内貝塚近くの畑で掘り出したものだとされる。評価額予想は10万円だったが、鑑定結果は50万円だった。中島誠之助氏によると4000年ほど前の土器に違いないといい、二重口という珍しい構造で外側には焦げた跡があり、4つの穴に紐をかけて宙吊りにして煮炊きしていたものと見られるという。
渡辺コト子さんは懸賞生活が趣味だという。お宝は祖父のお宝という下村観山の掛軸で大事に保管してきたものとなっているが、毛の繊細な作りには自信があると話している。評価額予想は700万円だがその鑑定結果は？
湯浅さんが持ち込んだのは、百獣戦隊ガオレンジャーのゴールドバージョンの超合金だ。「百獣戦隊ガオレンジャー」は、2001年から2002年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ第25作。通常版の超合金についていた応募券で応募し、当たったものだという。箱も細かな部品もすべて揃っている。本人評価額は、7万円だ。鑑定結果は、30万円だった。スーパー戦隊シリーズは世界でも人気で、多少傷みはあるが、許容範囲だという。
大阪市生野区にある中村建設。依頼人は、社長の中村さんだ。19歳で起業し、東京などにも事業所を展開している。国内の被災地支援や、カンボジアの貧困地域への支援なども行っている。中村さんのお宝は、中村彝の油絵だ。妻が祖父の形見として受け継いだという。中村彝は、1887年に茨城県水戸市に生まれ、17歳で結核を患い、陸軍中央幼年学校を退学すると、太平洋画会研究所に入所した。レンブラントをはじめ、ルノワールやセザンヌの影響を受けた。第4回文展では、「海辺の村」で三等賞を受賞した。中村屋を営んでいた相馬愛蔵・黒光の援助を受け、制作に没頭したが、相馬家の長女・俊子との結婚を反対され、中村屋を去った。その後完成させた「エロシェンコ氏の像」は、第2回帝展で、油絵による肖像画の最高傑作とされた。37歳で亡くなった。依頼品は、「湖畔」というタイトルで、帆掛け船や洋風の建物などが描かれている。
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「中村彝の油絵」の本人評価額は、100万円。鑑定結果は、3000円だった。中村彝の作品ではないという。中村の作品は、力強さが特徴だが、依頼品は、のどかで優しく、中村の要素は見当たらないという。本物なら、最低でも4000万円になるという。
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