- 出演者
- 福澤朗 今田耕司 菅井友香 中村隼人
「女殺油地獄」などを演じる 歌舞伎俳優の中村隼人さん。1993年に東京都に生まれた。父は中村錦之助、祖父は中村時蔵、大叔父は萬屋錦之介。「菅原伝授手習鑑寺子屋」で初舞台。「加賀美山旧錦絵」では大姫を演じた。共演の坂東玉三郎から連日指導を受けたという。千穐楽にはとうとう最後までできなかったねと言われた。2015年にはスーパー歌舞伎II「ワンピース」に出演。10月8日からは、博多座にて「ヤマトタケル」。市川團子とダブル主演。中村米吉さんとは親戚だとのこと。
依頼品は林武の水彩画。祖母の家が銀座で寿司店をやっていたという。林武さんがプレゼントしたという。本人評価額は30万円だという。鑑定額は100万円。力強い個性的な表現の画だという。背景は水彩。主役の海老を際立たせている。
福岡県岡垣町。諫山さんが依頼人。ひいひいおじいさんは犬が好きだという。西郷隆盛の最初の子孫の菊次郎の子孫だという。菊次郎の息子の隆治が諫山さんの祖父。先祖の名前で威張ってはいけないといわれてきたとのこと。諫山さんがスタジオへ。「西郷菊次郎と酉三の写真」が依頼品。激動の時代の頃の写真。将軍は徳川慶喜。高杉晋作、坂本龍馬、新撰組の土方歳三、近藤勇。西郷隆盛は写真嫌いだった。写真とされているものは絵画である。イタリア人画家のエドアルド・キヨッソーネの作品。西郷とは面識がなく、助言を受けて描いた。菊次郎は西南戦争では父に従い、負傷。外務省に入り、アメリカや台湾で活躍。京都市長をつとめた。西郷酉三は肺結核をわずらい、31歳で亡くなった。酉三の写真はこれまで一枚も見つかっていないので大発見だという。明治25年には東京都市ヶ谷の坂本金次郎方に寄宿。西郷隆盛は、その3年前に、恩赦により名誉を回復。
西郷菊次郎と酉三の写った写真。予想評価額は30万円だったが、評価額は100万円だった。谷野啓氏はキャビネサイズで伊藤博文の肖像などを撮影した丸木利陽により撮影されたと見られる。また、酉三の姿が映るのは貴重であるとともに、酉三の顔は整っている顔立ちであることから実際の西郷隆盛は美男子だった可能性もあるという。
大阪・熊取町は里芋の産地として知られ、熊取コロッケは和風だしの優しい味が特徴。新名所は和田山BerryParkで、7月上旬から8月上旬までもぎたてを楽しむことが出来る。ブルーベリーをビールなどにも活用するなどブルーベリーを用いた町興しを目指している。
辻本晃太さんは現在は空手の指導にあたっていて、格闘家時代には敗れたもののRIZINに出場したこともある。お宝はネットオークションで購入したガレの花瓶。ガラス工芸は海外遠征時に興味を持ったのだといい、15万円と予想した。結果は30万円で阿藤芳樹氏はガレのサインの脇に星がついている様子を紹介し、追悼のために付けられたものなのだという。
宮田清美さんは夫と同姓同名になってしまったといい、郵便物がどちらに宛てられたものなのかわからないときがあるのだという。お宝はネットオークションで見つけたレオナール・フジタによるデッサンで高そうな額縁に注目したのだという。予想は30万円だったが3千円の偽物だった。山村浩一氏は髪の毛の生やし方が適当で線にも硬さが見られると指摘。本物であれば1500万円するという。
清時忠吉さんは阪神ファンで真弓明信にあこがれていたという。お宝はチャリティーオークションに出された藤川球児のサイン入りユニフォームで、のちの守護神だが当時は活躍していなかったことから10万円で落札できたという。引退するまでは身に付けなかったが藤川さんの引退を期に身に着けてしまったという。30万円と予想したが、評価額は20万円だった。山本清司氏は2000年に実際に使用されたものと見られ、歩幅の広さから軸足となる右膝には補強も見られると紹介。着用していなければ50万円が付いた可能性があるという。
勝藤美麗さんはピアノの伴奏から合唱の指導者へと転身したといい、グネグネとした曲線に合わせて発生する発声練習が名物という。お宝は縦1m40cm・横2m43cmという東山魁夷 のリトグラフで、夫が往診先でソファの背後に置かれているのを目にすると持ち主と交渉して100万円で譲り受けたものだが、その大きさから勝藤さん宅でも置き場が見つけられずにいるという。110万円と予想していたが驚きの鑑定結果が。
東山魁夷のリトグラフの鑑定結果は、700万円だった。本物で間違いなく、タイトルは「緑の詩」で、1997年の作品だという。当時世界一大きい版画と知られたものでもあり、米寿の時にそれを記念して制作されたという。東山魁夷の作品のなかでも特に人気の白馬も描かれている。
フィギュアコレクターの降井さんが持ち込んだのは、マイセンのフィギュア。五感のうち嗅覚を表したもので、花の香りを嗅ぐ女性の姿がモチーフになっている。20年ほど前に、120万円で購入したという。本人評価額は120万円。鑑定結果は、60万円だった。1880年頃につくられたもので、現在、国内では流通量が増えているため、相場が下がっているという。
依頼人は、福岡県田川市の長尾さん。お宝は、十数年前に、友人の長本さんから10万円で購入した古信楽の壺「蹲」。長本さんは、父親が骨董屋を営んでいた友人から貰ったという。日本六古窯のひとつ・信楽焼は、13世紀末に生まれ、壺や甕などの日用雑器が作られた。最大の特徴は、変化に富んだ肌合い。桃山時代になり、侘茶が流行すると、茶会で盛んに用いられるようになった。檜垣文が入った小さな壺は、人がうずくまっている姿に似ていることから「蹲」と呼ばれ、花入れとして珍重された。「蹲」の人気は今も高く、愛好家垂涎の的となっている。依頼品は、高さ19センチ、二重口で、肩に檜垣文が入っている。
依頼品・古信楽の壺「蹲」の本人評価額は、200万円。鑑定結果は、3000円だった。依頼品は、偽物。二重口が甘いほか、檜垣文もこうした描き方はしないという。
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