美の革新に生涯を捧げ独創的な美術館を作り上げた近代日本画家の傑作が登場。さらに、骨董好きの父が見知らぬ女性に頼まれ買ってしまったお宝、出張鑑定は福島県郡山市。

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郡山市（福島）

本日のゲストは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で武蔵坊弁慶を演じた佳久創。1990年愛知県名古屋市生まれ。父は中日ドラゴンズで活躍した台湾出身の名投手・郭源治。中学3年生でラグビーを始め明治大学に進学、3年生時に7人制ラグビー日本代表候補に選ばれた。その後は社会人チームに所属したもののケガの影響もあり2015年に引退。2017年に俳優を目指して上京。2019年にTBS「ノーサイド・ゲーム」でレギュラーキャストの座を射止めた。

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佳久創のお宝は母が引越祝いでもらった縄文土器。本人評価額は10万円、鑑定結果は50万円だった。中島誠之助は、約5000年前の縄文時代中期に作られた4単位波状口縁土器に間違いなく、バラバラの状態で出土したのを修復したもので、貴重な品だと解説した。

依頼人は高橋さん。完全分業制の京友禅の全てを取りまとめる悉皆業をしている。高橋さんのお宝は京都を代表する日本画家・堂本印象の屏風。祖父が結婚した時の祝いとしてもらったものだという。

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中京区（京都）堂本印象東京ディズニーランド

堂本印象は“美の巡礼者”と呼ばれた日本画家。明治24年、京都の造り酒屋の三男として生まれ、幼い頃から絵が好きで画家を志し、美術工芸学校に進学したが父が事業に失敗し他界。家計を支えるべく龍村製織所に勤め図案を描いた。龍村平藏の援助を受け、京都市立絵画専門学校に入学。あらゆる技法に挑戦した。さらなる飛躍を求めて61歳でヨーロッパに渡り西洋文化に強い刺激を受けた。京都市内に開いた堂本印象美術館ではあらゆるデザインを自ら手掛けている。

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きぬかけの路サンドロ・ボッティチェッリ交響京都市立絵画専門学校京都市立芸術大学芸術資料館仁和寺北区（京都）堂本印象堂本印象美術館平等院鳳凰堂意識或る家族故父木華開耶媛深草若い労働者鹿苑寺龍村平藏［初代］

依頼品は堂本印象の屏風。落款に大正9年とあり、これは帝展に初入選を果たした翌年で一躍注目を集めた頃。果たして鑑定やいかに。

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堂本印象

依頼人・高橋さんのお宝は京都を代表する日本画家・堂本印象の屏風。本人評価額は100万円、鑑定結果は150万円だった。堂本印象の作品に間違いないという。

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ユニバーサル・スタジオ・ジャパン堂本印象富士急ハイランド東京ディズニーランド

今回の舞台は福島県郡山市。今年9月に市制100周年を迎える。“東北のウィーン”と呼ばれるほど音楽活動が盛ん。市の名産として近年ワインが注目を集めている。

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ふくしま逢瀬ワイナリーキャロルワンステップフェスティバル内田裕也国立国際美術館横尾忠則沢田研二郡山 シャルドネ 2021郡山市民文化センター郡山市（福島）

依頼人の橋本さんの家は江戸時代中期から商店を営み、高橋さんは8歳で「捨五郎」を襲名したという。お宝は美人画の掛け軸。50年ほど前に家から出てきたという。本人評価額は87万円、鑑定結果は3万円。上村松園の作品ではなかった。

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上村松園

続いては、もうすぐ一人娘が結婚するという御代田さん。お宝は鉄腕アトムのピストル型映写機シネコルト。小学生の時にデパートのおもちゃ売り場で発見し駄々をこねて母に買ってもらったものだという。本人評価額は2万円、鑑定結果は6万円だった。本人評価額より鑑定額がアップした方には郡山名産品の詰め合わせがプレゼントされる。

続いての依頼者はきゅうりと会話できるという大河原さん。お宝は鍾馗が描かれた掛軸。書画店を営んでいた祖父が遺したものだという。本人評価額は20万円、鑑定結果は100万円だった。庄司竹真という日本画家の作品だという。

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庄司竹真本山幽篁堂

続いての依頼者はケーナ演奏が趣味の渡部さん。お宝は斎藤清の版画「慈愛」。画集で見たこの絵に一目惚れし1年以上かけて見つけたものだという。本人評価額は300万円。

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アルゼンチン川俣町（福島）慈愛斎藤清

渡部さんのお宝は斎藤清の版画「慈愛」。本人評価額は300万円、鑑定結果は500万円だった。本物の斎藤清の作品だという。

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慈愛斎藤清

続いての依頼者はおもちゃが大好きな及川さん。お宝はマジンガーZの超合金。高校生のときに幼馴染と再開し、預かっていたと渡されたものだが自分のものではないと思ったが結局もらったという。本人評価額は5万円、鑑定結果は18万円だった。

依頼者は父の骨董収集に困っているという小川さん。今回のお宝は父がお金が必要だという見知らぬ女性から頼まれて買ったというガレとドームのガラス器10点。

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LINEエミール・ガレ高砂市（兵庫）

ガレとドーム兄弟は19世紀末にヨーロッパで一斉を風靡したアール・ヌーヴォーで双璧をなしたガラス工芸家。ガレは1846年にガラス工場を営む家に生まれた。また、幼い頃から自然をこよなく愛し、作品のモチーフに植物や昆虫を多く取り入れいる。パリ万博でグランプリを受賞し世界に名を轟かせた。一方、ドーム兄弟は父が営むガラス工場で日用品を作っていたが、ガレの成功に触発され1891年に芸術性の高い高級品市場に参入。ドームの最大の魅力は繊細で優美な絵付けと淡くしっとりとした色使い。

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ひとよ茸ランプアントナン・ドームアール・ヌーヴォーエミール・ガレオーギュスト・ドームパリ万国博覧会北斎漫画北澤美術館春草文花瓶菊にカマキリ文月光色鉢葛飾北斎［初代］雪中笹に猛禽図花瓶風雨樹林文筒形花瓶鯉文双魚形花瓶

依頼品はガレとドームのガラス器10点。鑑定やいかに。

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アントナン・ドームエミール・ガレオーギュスト・ドームビュルグン・シュヴェーラー

小川さんのお宝はガレとドームのガラス器10点。本人評価額は200万円、鑑定結果は1130万円だった。すべて本物で、一番高価なのは350万円だという。

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アントナン・ドームエミール・ガレオーギュスト・ドームビュルグン・シュヴェーラー

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