- 出演者
- 大江麻理子 坂下千里子 唐鎌大輔 ウエンツ瑛士 古市憲寿 小泉悠 秋葉弘道 秋元里奈 後藤達也 ゆうちゃみ 鈴木洋嗣 服部将昌 松尾彩央 悉知信
兵庫9区の西村康稔候補は裏金問題で自民党から非公認となり、公明党からの推薦のみで戦う。「敵は野党!」と言いながら、選挙演説では立憲・枝野元代表の「西村さんの分は“裏金”にはなっていない」との音声を流した。兵庫9区は西村氏が当選確実となった。
和歌山2区は引退した自民党の重鎮・二階俊博氏の選挙区だった。父の地盤を継いで立候補したのが三男・伸康候補。地元の有田みかんは今年ベトナムへ輸出開始。ベトナムと独自のパイプを持つ俊博氏が尽力したおかげだという。裏金問題で自民党を離党した世耕弘成候補が参院から鞍替えして無所属で立候補。安倍元総理の靴を履いて選挙を戦った。世耕氏はふるさと納税の拡大に尽力してきた。当確は出ておらず、世耕氏がリードする展開。
東京24区の萩生田光一候補は裏金問題で自民党の公認を得られず無所属で立候補。選挙事務所には安倍元総理の遺影が飾られていた。安倍政権で官房副長官を務めるなど側近だった。安倍昭恵氏も応援に駆けつけたが、街では裏金議員を落選させようとデモを行う人たちがいた。その中には立憲から立候補した有田芳生氏の姿もあった。当確はまだ出ていない。
和歌山2区から立候補した世耕弘成氏の事務所ではバンザイが行われた。テレビ東京ではまだ当確は出ていない。奈良2区から立候補した高市早苗氏は支援者から花束を受け取って握手を交わしていた。週刊文春・文藝春秋で編集長を務めた鈴木洋嗣さんは「自民党にこれほど厳しい数字が出るとは思わなかった。お灸をすえるどころか丸焼けになってしまった印象すらある」、ウエンツ瑛士さんは「自民党に自浄作用が働いていない」、秋葉弘道さんは「反省しているかどうかが今後の政治に大きく影響する」などとコメント。ゆうちゃみが非公認の大変さを質問したので篠原記者がフリップを使って解説。非公認だと配れるビラ・使える選挙カーが公認より少なく、政見放送ができない。公認料もないが、自民党は非公認候補がいる支部も含めて2000万円を支給していたことが判明している。
神奈川11区で当選確実となった自民党・小泉進次郎氏と中継を結んだ。自民党は大幅に議席を減らす見込みで選対委員長しての責任を問われ、「いかなる結果が出ようとも私の責任があると思います」と答えた。ウエンツ瑛士は非公認候補の政党支部にも2000万円が支給された問題について小泉の関与があったか質問。小泉は「選対委員長は関わりません」と回答し、「理解は得られなかったと思います」と語った。石原良純は2000万円問題にしても自民党はわかってないんじゃないかと質問。小泉は「そう言われても仕方ない。非公認であっても支部長として活動することが一般の方には理解されなかった」などと回答。古市憲寿は責任の取り方を質問。小泉は「私を含めて当選した議員が自民党を変えなければいけない」と答えた。リモコンのdボタンを使ったアンケート「早期解散は自民党の党利党略だと感じた?」の結果は、はい83%、いいえ17%だった。小泉は「新たなリーダーで国民に信を問う必要があった。政治は結果が全てで選対委員長としての責任を取りたい」と語った。
自民党の裏金問題を受けて東京11区から無所属で立候補した下村博文氏の落選が確実となった。篠原記者は小泉選対委員長は辞任を示唆したと受け取っていい発言だったと解説した。秋葉弘道さんは本業の仕入れのためスタジオから一時退室した。
群馬1区に自民党から立候補した中曽根康隆候補は祖父・中曽根康弘氏が総理大臣、父・中曽根弘文氏が外務大臣という華麗なる一族の3代目。大のカレー好きでオリジナルカレーも作ってしまった。現在のパッケージは4代目。群馬1区は中曽根が当選確実。
東京15区に自民党から出馬した大空幸星候補は最年少25歳。小泉進次郎選対委員長も応援に駆けつけた。語り口調はどこか小泉氏に似ていた。当選確実はまだ出ていない。この選挙区から当選した議員は不祥事が相次いでいる。
東京13区に自民党から立候補した土田慎候補は朝6時ごろから街の掃除に励んでいた。自民党で初めての“平成生まれ”。山東昭子の秘書を経て、前回選挙で初当選。当選確実はまだ出ていない。
岩手3区に立憲から立候補した小沢一郎候補は当選18回・82歳の大ベテラン。支援者からは今も熱い声援が送られる。当選確実が出た。自民党の藤原崇候補は比例重複しておらず落選となった。
茨城7区に無所属で立候補した中村勇太候補は“無敗の男”と呼ばれた中村喜四郎氏の息子。父は祖父「喜四郎」を襲名したが、勇太候補は襲名しないと語った。自民党・永岡桂子候補との対決。どちらも当確は出ていない。
東京6区の河村建一候補の父は自民党の重鎮・河村建夫氏。裸一貫で勝負するため自民党を離党して維新から出馬した。モルックでリフレッシュしている。東京6区は立憲・落合貴之氏が当選確実。
北海道12区に自民党から立候補した武部新候補の父は小泉内閣を幹事長として支えた武部勤氏。引き継いだのは日本一広い選挙区。東京・千葉・埼玉・神奈川の合計より広いという。この日は8か所をまわり走行距離は400キロに及んだが、到着したのは山田邦子の講演会場だった。当選確実はまだ出ていない。
東京8区の吉田晴美候補は当選1回ながら立憲の代表戦に挑戦した。SNSでは料理の腕前を披露。実家は青果店、ライバルを圧倒してゴボウ抜きなるか。当選確実となった吉田氏の事務所の様子を中継で伝えた。