- 出演者
- 保里小百合 平井信行
オープニング映像。
成田空港では滑走路の新設や延伸の計画が2029年3月末を目指して進められていて、将来利用客の大幅な増加が見込まれている。これに対応するため成田空港会社は、現在3つに分かれている旅客ターミナルを1つの新しいターミナルに段階的に集約し、新ターミナルに接続する新しい鉄道駅を作ることなどを盛り込んだ構想を周辺自治体や有識者などを交えた会議で取りまとめた。成田空港会社・田村社長は、きょう国土交通省を訪れて平岡航空局長に取りまとめた構想を報告し文書を手渡した。平岡は「しっかりと勉強させてもらい、一緒に取り組んでいきたい」、田村は「(成田空港が)果たしている旅客、貨物分野での役割の大きさを考えれば、国と一緒になって取り組んでいければ」などと述べた。さらに田村は新駅を作ることを念頭に置いたうえで、鉄道のアクセスについても「鉄道会社などを交えた検討の場の設置に向けて国と相談していきたい」などと話した。
埼玉・深谷市出身の渋沢栄一が描かれた新1万円札の発行を記念し渋沢の子孫などを招いたイベントが、埼玉・さいたま市で開かれた。埼玉県が開いたイベントには渋沢栄一のやしゃごで、経営アドバイスなどを行う会社の代表取締役を務める渋澤健をはじめ、大野知事や栄一にゆかりのある企業の経営者などが参加した。渋澤は「渋沢栄一が常に言っていたことは“実践だ”」などと述べ、新しい時代や環境にあった価値をともに作ろうという渋沢の考え方は今に通じるものだと紹介した。会場では新旧の1万円札の交換会も行われ、訪れた人が新1万円札を受け取っていた。
群馬・草津町・草津温泉への客の誘致につなげようと地元の観光協会が県内外の旅行代理店の担当者などを招いて魅力をPRするイベントを開いた。初めに去年完成したスキー場のゴンドラで山頂のレストランに案内し、1年を通して楽しめる観光スポットになっていることをPRした。このあと渋滞解消のため、道路を立体交差させた温泉門を訪れ新たな撮影スポットとして人気を集めていることなどを紹介していた。
世界遺産に登録されている栃木・日光市・二荒山神社で風鈴まつりが開かれている。ことしは日光の社寺が世界遺産に登録されて25年を迎えたのにちなんで、250個の風鈴を集めた25メートルのトンネルが作られた。二荒山神社・齋藤権宮司は「風鈴の音色でさらに涼しくなってもらえると思う」などとコメントした。
露地栽培のデラウエアの特産地、山梨・甲府市できょうから出荷が始まった。JAの集荷場には、約2トンのデラウエアが運び込まれ、検査員が色づきや房の形などを確かめて出荷していた。ことしは梅雨入り後、雨が少なく晴天に恵まれたことから色づきがよく糖度も高いという。JA山梨みらい・萩原代表理事組合長は「ご賞味いただき、評価してもらいたい」などと語った。デラウエアは来月上旬まで大阪や東京などへ出荷される。
関東の気象情報を伝えた。