- 出演者
- 平井信行 三平泰丈
オープニング映像。
上空の寒気の影響で関東甲信はきょうも日中、気温が上がらず厳しい寒さとなった。関東北部や長野県では平年より積雪が多くなっているため雪崩や落雪に注意。きょう日中の最高気温は長野・菅平で−3.5℃、群馬・草津町で−3.3℃、神奈川・横浜市で9.7℃と真冬並みの寒さとなった。東京の都心も10.9℃と厳しい冷え込みとなっている。あす日中の最高気温は群馬・みなかみ町で0℃、埼玉・さいたま市などで8℃、東京の都心などで9℃ときょうよりさらに低くなる所もある見込み。連休中は寒気の影響が続き気温が平年よりもかなり低くなる見込み。体調管理に十分注意。午後5時の積雪は群馬・みなかみ町藤原で2m72cm、長野・野沢温泉村で2m16cmと平年を上回っている。雪崩や屋根からの落雪に注意するとともに雪道で車を運転する際は冬用タイヤを装着するとともにチェーンを用意して早めに装着することが大切。
ゆりかもめは先月25日と29日の2度にわたり、停電のために全線で運転を見合わせ、駅の手前で停止した車両から乗客が高架軌道上を歩いて避難する事態となった。運行会社に出資している東京都は、こうした事態が再び起きた場合でも安全に避難できるようひもがなくすぐに履ける靴を30足用意した。靴は運行会社の本社で保管され、避難が必要なときに車で現場まで運ぶことにしている。東京都・小池知事は「ハイヒールを履いている人など、歩くのだけでヒヤヒヤもの。足元しっかり女性もかためて歩けるような工夫もしている」と語った。
障害がある人の雇用機会を増やしながら企業のデジタル人材の人手不足解消にもつなげようと東京・千代田区でデジタル業務に特化した全国でも珍しい就労支援施設がオープンした。この施設は大手不動産会社・三菱地所と企業の障害者雇用などを支援するVALT JAPANが設立したもので、きょう報道陣に施設を公開した。障害のある人が賃金をもらいながら訓練を積む東京都の就労継続支援A型事業所に指定されていて、精神障害がある人を中心に2年間で40人を雇用するとしている。主な業務は企業から受注した書類のデータ入力やAIの開発支援などで障害者の雇用創出と企業のデジタル人材の人手不足の解消につながるとしている。デジタル業務に特化したA型事業所は全国的に少なく都内で開設されるのは初めて。VALT JAPAN・小野貴也社長は「日本を代表する就労困難者が活躍するインフラ作りに挑戦」と述べた。
多数の消防隊員らも負傷した30年前の地下鉄サリン事件を教訓に防護服を着た状態での救助活動や各機関の連携を確認する合同訓練が行われた。東京消防庁や警視庁などが参加し、地下鉄の車内で犯人がビニール袋に穴を開けてサリンをまいたという想定で行われ、防護服を着た隊員が自衛隊員らと連携して救助活動にあたった。地下鉄サリン事件の教訓を受けて、東京消防庁ではすべてのポンプ車に防護服を配備するなどしたという。今後も訓練などを通じて関係機関との連携を強化していきたいとしている。
気象情報を伝えた。