- 出演者
- 首藤奈知子 岡部大(ハナコ)
史上初めて日本で開催される「東京デフリンピック」は明日開幕。聴覚障害アスリートによる最高峰の大会。番組では、その注目選手を紹介。
オープニング映像。
あす開幕する聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」。日本選手団の結団式がスタート。スタジオゲストは岡部大(ハナコ)。明日の開会式中継番組でMCを務める。会場は都内を中心に19。21の競技が行われ、世界81の国・地域から約3000人が出場。
東京デフリンピックに出場、円盤投げの湯上剛輝選手。健常者を含めた日本記録保持者で、今大会で金メダルを狙う。9月の世界陸上では37位。先天性の難聴で幼い頃から補聴器を使用。聞こえないのは家族で1人だけ。小学6年生で人工内耳の手術を受け、大好きだった野球を諦めた。悩んでいた中学生の頃、先生に勧められ円盤投げを始めた。高校時代、人工内耳を外して無音の世界に入るとより力を発揮できることに気づく。
東京デフリンピックに出場、円盤投げの湯上剛輝選手。健常者と障害者に垣根がないことを示すべく健常者の大会にも出場。先月の国民スポーツ大会では出場者で唯一の聴覚障害者ながら優勝。今大会では金メダルのほか、自身が持つ日本記録の更新も狙う。先週、陸上日本代表の強化合宿に参加。予選は22日。
明日開幕の東京デフリンピック。デフテニス選手で首都圏局記者の喜多選手いわく、耳が聞こえないと競技にも支障が出る。パラリンピックには聴覚障害のクラスがない。参加選手たちの聞こえ方は様々で、大会では公平性のため補聴器などを外すのがルール。大会は明日から12日間。チケットなし、誰でも無料で観戦できる。ハンドボールの日本代表はトライアウトで決まり、未経験者もいる。ゴルフのディクシャ・ダガー選手(インド)は五輪にも2大会連続出場。競泳の茨隆太郎選手はこれまで19メダルを獲得。
東京デフリンピックに出場、射撃の高桑昭紀選手は84歳。加齢により難聴となり、今大会で初出場。元テレビカメラマンで、その頃から射撃選手として国際大会に出場。「歳を重ねても挑戦を続けたい」と出場を決めた。
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- 東京2025デフリンピック金沢市(石川)
東京デフリンピックに出場、女子バレーボール日本代表。補助金を活用し聞こえる人をスタッフとして採用。結果、聞こえる人との試合調整や体育館の電話予約などがスムーズになり、17年大会で金メダル獲得。今大会でも優勝を目指す。
東京デフリンピックに出場、射撃の高桑昭紀選手は84歳。岡部は「人としての力強さがすごい」などコメント。女子バレー日本代表は聞こえる人をスタッフとして採用。バレーボール自体は競技人口が多いため、聞こえる人たちと一緒にプレーすることでレベルが上っていくという。デフリンピックの魅力は観客と選手の距離の近さ。試合以外にも交流の拠点が設けられ、一般客も来場可能。デフスポーツ体験のほか、選手にも会えるかも。
東京デフリンピックの日本選手団結団式。式典には佳子さまも出席。代表選手270人が集い、団旗が手渡された。
東京デフリンピックに出場、テニスの親松直人選手。子供たちにデフテニスを体験してもらうイベントも開催。聞こえないのが分かったのは小学校高学年の時。補聴器を使うなどして対応したが、周囲との違いに悔しさなどを感じた。当時の先生は「機器でサポートする以外にも出来ることがあったのでは」と振り返る。当時の親松選手にとって支えになっていたのがテニス。練習相手を探しているうちにコミュニケーションの大切さを知る。いま、自身の経験を語る活動もしている。
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- 東京2025デフリンピック
あす開幕する東京デフリンピック。聴覚障害者にどう対応すべきかは人によって様々。当事者の喜多記者は「コミュニケーションをとってこそわかるのが聴覚障害」とコメント。大会は無料で観戦でき、競技の模様は大会公式YouTubeで配信。応援では「サインエール」がオススメ。手話をベースに今大会のために考案されたもの。顔の横で手を振ったあと前に出せば「行けー!」「頑張って!」。
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所さん!事件ですよなどの番組宣伝。
