- 出演者
- 首藤奈知子 釈由美子 藤井敏嗣
先月内閣府が富士山が噴火した場合の動画を公開した。火山列島日本に生きる私たちに出来ることを考える。
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- Shutterstock内閣府富士山
オープニング映像。
富士山の過去5600年での噴火の点で表した年表を紹。平均すると30年に一度起きている計算になる。前回は300年前の宝永噴火。専門家はいつ噴火してもおかしくないとしている。もし富士山が噴火したら現代の都市では何が起きるのか。
富士山が噴火した場合どうなるか。山梨県の研究機関が大規模な実験を行い木造家屋の屋根の上に桜島の火山灰を乗せ灰の重さが家に与える影響を調べた。国のシミュレーションでは東京の新宿で9.8cm、神奈川県の相模原で26.6cm火山灰が積もる予想。火山灰の重さは雪の5倍で家屋は倒壊の恐れがあり非難が必要となっている。実験でも火山灰の重みで梁に亀裂が入り歪みが出た。
火山灰が首都圏で降り続けると物流にも影響が出る。東京都が行った実験によると火山灰7cmで軽トラックや2トントラックが走行不能になるなど影響が出ることがわかった。今回の実験をもとに物流拠点と輸送計画を今後作っていく方針。
生活の影響は他にも。火山灰に加え雨が降ると停電の恐れがある。国の報告書では首都圏とその周辺で40万世帯が停電するという試算が示されている。また水にも影響が。水道水が飲めなくなったり下水道への影響も考えられる。富士山から80kmのところにある東京都の浄水場では火山灰を防ぐ覆いを準備している。また下水道対策としては下水管内で使用するドリルを用意している。
ゲストの釈由美子と山梨県富士山科学研究所の藤井敏嗣を紹介。藤井は富士山が噴火しテレビが見れなくなった場合はどうするか聞かれ、昔の生活にもどる。ラジオを聞けばアナログの放送を聞くことが出来るなどと話した。また2週間分の水・食料の備蓄が大切であるなどと話し、火山灰に必要な備えとして防じん・不織布マスク、ゴーグル、スコップなどをあげた。
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- 富士山山梨県富士山科学研究所東京大学
2014年の御嶽山噴火や1991年の雲仙・普賢岳の噴火などでは噴石や火砕流が脅威となった。は火山活動の状況により噴火警戒レベルを発表する。去年9月に富士山でも対策が始まり登山者の避難訓練などが行われマニュアル作りも進められた。また富士山噴火では溶岩流の脅威があり1000℃にもなる溶岩が市街地に到達する可能性が指摘されている。富士吉田市にある病院は火口ができる可能性のある場所から2kmのところにあり、入院患者を守るため入山規制のレベル3が発表された時に備え避難の優先順位や搬送先を振り分けている。行政も避難方法などをまとめたガイドブックを作成。地区ごとのハザードマップを掲載し各家庭に配布した。
関東甲信越地方には富士山を含め気象庁が常時観測している活火山が17ある。NHK ONE ニュース・防災では全国火山ハザードマップを公開している。藤井敏嗣が北海道の有珠山のケースを紹介。1977年頃にあった噴火の際は火山について知らずに犠牲者が出たが、ハザードマップや防災教育を行い2000年の噴火の際は死者・行方不明がいなかったそう。なお去年富士山にはシェルターが用意された。藤井敏嗣は観光施設などの課題について、富士山は観光客がたくさんいる。レベル3になれば観光客がいなくなってもらうのが前提。観光客を早めに逃がすことを考えなければいけないなどと話した。また最近の日本の噴火は小さなものばかりだったので色々なタイプがあると理解し、正しい火山についての知識を身につけてほしいと話した。
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