- 出演者
- 笑福亭鶴瓶 小野文惠 小池栄子
小池栄子さんが鳥取県・若桜町を訪れた。「不動院岩屋堂」は国指定重要文化財、岩壁の中にお堂が建つ。目の前の通りを出荷中の豚を乗せたトラックが通りかかり、落ち合う前にすれ違った笑福亭鶴瓶がにおいに顔をしかめた。鶴瓶はお堂の手前を流れる「吉川川」の名前に川の文字が多いと突っ込んでいた。2人は合流後、小池栄子さんが「鎌倉殿の13人」に出演した時にスタジオで出くわした思い出などを語り合った。岩屋堂は源頼朝が再建したと書かれており、ドラマでは「大泉洋」なのでありがたみが薄れてしまうなどと話した。
オープニング映像。きょうの舞台は鳥取県・若桜町。東京から飛行機と車で2時間余り、人口約2800人。
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- 若桜町（鳥取）
2人が町民を探したが外を歩いている人がおらず、郵便局を見つけて取材した。「池田郵便局」は鳥取県の最北端にある郵便局。局長は、6kmほど離れたところに若桜駅があり人がいると思うと述べた。2人は町を紹介するパンフレットを見せてもらい、取材する場所を探した。町には商店が少ないことから、郵便局の店頭でも日用品や食品を販売している。スタジオからは、郵便局には近くにバス停があり待合所などとしても活用されていると紹介した。
一行は町の中心部へ。駅前の観光案内所を訪ねると、雨が降り始めて職員がレンタサイクルを建物の中にしまうところだった。所長も出てきて挨拶した。訪ねてきた奥さんと娘さんに話を聞くと、奥さんは所長のご近所さんと同級生で互いに名前を知っていた。奥さんは子ども3人・孫10人、所長は孫12人・ひ孫1人の大家族だった。
雨が上がったところで出発し、駅前の街道を歩いた。飲食街とみられる横丁、店にかき氷ののぼりが立つ商店街、昔懐かしい回る看板の美容室などがあった。家庭菜園の手入れをする奥さんに声をかけると、自宅は向かいの蔵で築140年ほどになると答えた。さきほど見かけた「ロマン美容室」について聞くと、80代の店主が現役でやっていると答えた。小池栄子さんが奥さんの身のこなしをほめると、昔日本舞踊をしていたと答えた。
一行は町の美容室へ。こちらは店主平尾三枝子さんが21歳の時に始めたのだという。母子家庭で4人兄弟だったという平尾さん、自身が手に職をつけなくてはならないと考えたのだという。かつて町には7軒の美容室があったが、裏通りに面していた平尾さんのお店は「流行らないだろう」と言われたのだという。ちなみに平尾さんは今年84歳で現役で美容師を続けている。
「お笑いインスパイアドラマ ラフな生活のススメ」の番組宣伝を行った。
若桜鉄道は1930年開業で多くの人々の足となった。そんな若桜鉄道で人気を博しているのがSLを間近に感じることができるイベントで、なんと運転することもできるという。また若狭町は95％が山林で狩猟が盛ん。年間3000頭が食肉になり、首都圏からの注文に対応するだけではなく、地元の飲食店でも食べることができる。また明治以降に建てられた蔵通りの建物、町家には格安の家賃で住むことができる。また旅館だったという建物は200万円で売りに出されているという。
小池栄子さんが町中を散策、西方寺という寺院を訪ねる。こちらには子安観音の像があり子宝に恵まれるというご利益がある。また蔵通りの建物は個人宅なのだと西片寺の住職は教えてくれた。
一方鶴瓶は町中のお茶屋さんでかき氷を頂く。店主の丹松さんは「この町は川が流れていて水が似合う」と話してくれた。また丹松さんは地元生まれだが、日本の良いものを出したいと考えお店を始めたという。
「この町のいいとろを教えてほしい」という小池栄子さんの質問に対して住職は「町が家付き土地付きで人を呼び込もうとしている」と教えてくれた。また住職の案内でお寺の庭園へ、年に2回ほど手入れをしているのだと教えてくれた。ちなみにこの庭は普段は非公開なのだという。
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度は後半に続くと伝えた。
「鶴瓶の家族に乾杯」の次回予告。