- 出演者
- 笑福亭鶴瓶 小野文惠 本田翼
今回のゲストは本田翼。最初の場所はマレーシア・ジョージタウン。スマホの待ち受けには挨拶のメモが書かれていた。旅の目的についてはリゾート地なので豪邸を見てみたい、文化の違いを見られたらいいなと話した。海の見える場所で笑福亭鶴瓶と合流。旅の舞台はマレーシア・ペナン島。西洋と東洋を結ぶ中継点として発展してきた。マレー系の人たちに加え、中国系やインド系の人たちが移住。文化も宗教も異なる中、お互いの違いを尊重しながら暮らしている。
2人がやって来たのはマレーシア・ペナン島。まずはおじいちゃんの集団に声をかけた。日本語を知っており、陽気な人たちだった。中国系のマレーシア人だという。井戸端会議のテーマは政治や経済だといい、最近の話題は物価高。続いてはドイツ人の男性に声をかけた。旅行中で、ここには2日間しかいないという。
2人はお寺にやって来た。幸運や健康などにご利益があるという。しかし、お祈りをしたのは笑福亭鶴瓶のみ。本田翼は見守るだけだった。続いてはインドの服が売っている店に立ち寄った。笑福亭鶴瓶はゴージャスな帽子を被った。
2人は日本人夫婦に出会った。夫婦は大阪・東京・スウェーデン・フィンランドの順番で移住し、今はマレーシアに住んでいるという。治安については怖い目にあったことはないと話した。村井武志さんはイケアで働いているという。一緒に「パニプリ」という食べ物を食べた。
地元の有力者「チャン・ケン・クイー」の邸宅は現在、ババニョニャ邸宅を知る博物館になっている。ババニョニャとは中国系移民の男性と現地女性との間に生まれた子どもたちのこと。彼らはプラナカンとも呼ばれ、西洋と東洋をミックスさせた独自の生活スタイルを築いた。この博物館ではプラナカンの豪勢な暮らしや調度品などに触れることができる。ペナン島はスパイスの一種「ナツメグ」の産地。輸出用として生産が広まった。柔らかく煮込んだナツメグ・甘いシロップ・ソーダ水をミキサーに入れ、氷で冷やしたコップに注げば、名物のナツメグジュースが完成。疲労回復に効果があるという。猫山王（ムサンキング）とはフルーツの王様・ドリアンの品種の一つ。最高級とされ、濃厚な甘さが特徴。ペナン島はマレーシア有数のドリアンの産地。6月～7月が最盛期。ドリアンは強烈なニオイで有名だが、とれたての香りはまろやかだという。本田翼の旅の目的は同年代と出会って話をすること。
笑福亭鶴瓶は中国料理のフードコートでカン・ツェットゥンさんに出会った。8年前にミャンマーから来たという。彼氏はキン・ウィンシュエさん。付き合って2年だという。ミャンマーの政情が良くなったら、帰って結婚すると話した。
本田翼は学校で教師をしているヌル・ウムハニさんとジャミラ・ノールさんに出会った。2人とも子どもが3人いる。美容の情報はTikTokやYouTubeから仕入れているという。ジャミラ・ノールさんは子育てには旦那さんも協力してくれるといい、愚痴などはないと話した。
本田翼は地元の人に案内してもらい、アルメニアンストリートにやって来た。パキスタンから来たウスマンさんが経営するアイスクリーム店でアイスを食べた。本田翼とウスマンさんは同い年だった。忙しくてゲームをする時間はないと言われた本田翼は恥ずかしくなってきたと話した。
笑福亭鶴瓶は京都から来た東福宏明さんに出会った。娘・夏子さんはマレーシアで働いており、彼氏はインド系マレーシア人のデクラン・クリスさん。夏子さんとデクラン・クリスさんは会社が一緒だという。東福宏明さんの奥さんは彼氏について、明るくてポジティブな人だと話した。東福宏明さんはデクラン・クリスさんが娘を大事にしていることが分かったという。
本田翼は豪邸に住むミシェル・ヤップさんに声をかけ、取材をした。家は広く、オシャレなインテリアが並んでいた。ミシェル・ヤップさんの出身はペナン島、子どもは3人いる。日本語の勉強はアプリでしているという。外では保護猫と保護犬を飼っている。
笑福亭鶴瓶は水上集落にやって来た。この集落は19世紀初頭に中国系移住者が作ったという。一時期は取り壊しの危機もあったが、世界遺産登録をきっかけに保存活動が進み、今では貴重な場所となっている。この集落で40年暮らしているというチュウ・ブン・クワンさんに話を聞いた。ある日本人が家に入って計測したという。その時の図面はプレゼントしてくれたと話した。15年ごとのメンテナンスが大変だという。
本田翼は豪邸に住むミシェル・ヤップさんに話を聞いた。旦那さんとは中国で出会ったという。今は香港とペナン島の両方に住んでいる。メインはペナン島。10年前に結婚し、旦那さんは消防車のエンジンと部品を売買しているという。子育てについては家族が手伝ってくれるため、大変ではないと話した。日本にも行ったことがあるという。きのうの夜はみんなで寿司を作ったと話した。若い価値観を持ったミシェル・ヤップさんに出会えたのは奇跡だという。
ミシェル・ヤップさんからメッセージが届いた。日本人は礼儀正しいので旅の目的が達成できるように皆さんを歓迎したと話した。本田翼のインスタグラムのフォロワーを見てびっくりしたという。最後は子どもたちと一緒に「また来てね」といい、手を振った。
「鶴瓶の家族に乾杯」の次回予告。