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1970年代から80年代、スウェーデンのグループであるABBAは人気を博した。79年に発表された「チキチータ」は子どもたちへ贈る歌として、今も世界中で歌い継がれている。番組では「チキチータ」をめぐる物語を紹介する。
子どもたちの貧困、栄養不足などが深刻化した1979年、国連は同年を「国際児童年」と定めた。子どもたちを救おうと収益を寄付するチャリティコンサートが国連で催され、ABBAなどが出演した。ABBAの派手な衣装、ポップな曲調は母国スウェーデンで「商業的」、「メッセージ性がない」と批判される存在だったという。だが、2013年に衣装や楽器などを展示したミュージアムがオープンし、世界中の人々が足を運んでいる。「チキチータ」の歌詞は貧困、飢餓の克服を訴えるのではなく、1人の少女に向けて語りかける内容で、半世紀以上もABBAのファンだというラーシュ氏は孤独、疎外感を覚えた時に「チキチータ」に救われたという。
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- ABBAアグネタ・フォルツコグアバ・ザ・ミュージアムアンニ=フリッド・リングスタッドストックホルム(スウェーデン)ダンシング・クイーンチキチータドナ・サマービョルン・ウルヴァースベニー・アンダーソン
ABBAのメンバーであるアグネタはビョルンとの間に子どもを授かるも、ビョルンは仕事を優先。「チキチータ」を発表した同年、2人は離婚する。また、フリーダはナチス・ドイツの父、ノルウェー人の母を持つが、母は2歳の時に他界し、父も音信不通に。フリーダも「チキチータ(小さな女の子)」の1人といえた。国連のチャリティコンサートに際し、ABBAは衣装デザイナーに「格式と品格を」とリクエスト。従来の奇抜な衣装と打って変わって、黒を基調としたシックなデザインが仕上がった。
ユニセフの子どもの保護プログラムでは傷を負った少女への心のケア、生活改善に取り組んでいる。これまでに寄付された「チキチータ」の収益は約7億円にのぼる。スウェーデンの国民的歌手、ラーレは国連の「子どもの権利条約」25周年を祝う式典で「チキチータ」を歌った。母国はイランで、スウェーデンにたどり着くまで難民キャンプで過ごした経験がある。歌の収益は2014年から5年間、世界の子どもたちの支援に活用された。1曲が生き方、人生をも支えている。
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