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24時間テレビ47から2か月となったが24時間テレビはまだ終わっていない。チャリティーランナーを務めたやす子は、全国児童養護施設協議会・桑原会長の元を訪れた。この日は24時間マラソンの寄付金をどのように使うか日本テレビが桑原会長に説明した。5億円を超える寄付金が集まり、ゴール後も寄付が寄せられ児童養護施設への寄付金総額は5億493万6310円となった。寄付金は図書カード10万円分、食事券10万円分、就学・教育などを含む子どもの夢支援に約1億円、やす子が実現したいことに約2億8000万円に使われることになった。
オープニング映像。
児童養護施設とは様々な事情で保護者と暮らすことが出来なくなってしまった子どもたちを支援している福祉施設。現在は全国に約600か所。約2万人の子どもが暮らしている。初めて自分の生い立ちを告白し挑戦した全国の児童養護施設に募金マラソン。走る前、やす子は施設時代のある後悔を抱えていた。自分を担当していた赤川先生に「ありがとう」と素直に言えなかったという。8年ぶりにお世話になった児童養護施設へ。赤川先生との再会がやす子の心の内も変えた。そうして挑んだ全国の児童養護施設に募金マラソン。番組内で集まった寄付金総額は4億3801万4800円。次なる課題は寄付金をどうやって子どもたちに届けるか。やす子が子どもたちに聞いた欲しい物を基に全国の児童養護施設にアンケートを実施。約600の施設全部に10万円分の図書カードをプレゼント。やす子が残り約2億8000万円でやりたかったことはアンケートを基に全国の子どもたちが欲しい物が11点詰まった手作りの贈呈品カタログ。子どもたちが選んだものを可能な限り届ける。贈呈品カタログは全国の児童養護施設に配布済み。サイン色紙・食事券は年末、図書カードは来年1月贈呈。
児童養護施設への募金のため走ったやす子さんだが、市民ランナー約1000人と走る予定だったが台風の影響で中止になったことが心残りだという。やす子さんは、児童養護施設の全国的な職員不足をずっと気にかけてきた。職員数が不足が理由で子どもたちを受け入れられない施設が数多くある。そんな中、応募した職員にやす子さんが会いに行った。名古屋文化キンダーホルト職員の石原さんは、24時間テレビで障がい者が沢山取り上げられる中で、児童養護施設が取り上げられないとずっと思っていて、自分が走って広められないかと思ってたことをやってくれる形だったので、これは行かなきゃいけないと思ったという。施設の子どもたちが、やす子さんに「走ってくれてありがとう」「届けてくれてありがとう」というお礼を込めてプレゼントを作ったという。Tシャツには沢山の子どもたちの夢が書かれていた。やす子さんの挑戦を見た職員の皆さんも、施設を出た後に戻ってきてくれるそんな施設になったらいいなという話を子どもたちとしたという。
今年9月、奥能登豪雨の被害を受け24時間テレビのチャリティー委員会は、オークション企画を始め今年の番組に寄せられた寄付金を中心に4251万4025円の義援金を石川県に送る。現在、奥能登豪雨緊急募金を行っている。今回水卜アナがどうしても訪れたかった場所は、輪島市町野町で唯一のスーパーを営む本谷さん。元日の地震で1000万円分以上の在庫が被害にあったが、地震直後から停電中も休むことなく営業を続けてきた。ところが9月、スーパーのある町野町を流れる2つの川が氾濫し大きな被害が。寝るところもなく泥の中で寝てたという。今は仮設住宅に入っているという。もうお店は開けられないかもしれないと折れかけた心を繋ぎ止めたのがボランティアの存在。
今年集まった寄付金は約15億1095万円で、今回その寄付金の使い道の一つを紹介する。江戸川区で障害のある子どもたちの支援を行っている特定非営利法人 ここね篠崎では送迎の際に医療器具の積み下ろしなどに手間がかかり苦労しているという。
24時間テレビでは初回放送から様々な団体に福祉車両の寄付を行っていて、今年も日産自動車セレナを含む214台の福祉車両が全国に届けられた。また寄付金は環境保護活動や障害者のスポーツ活動の支援などに行われた。
24時間テレビではバスケット用車椅子を9年間で309台を寄付していて、パリパラリンピックに出場した女子日本代表とも深い関わりがある。
柳本選手は24時間テレビの寄付金で作られた競技用車いすを寄贈してもらい、人生初の自分の車いすをを手に入れたなどと話した。
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- 24時間テレビ「愛は地球を救う」
24時間テレビの車椅子を使っていた女子日本代表選手は7人。今年も約30台のバスケットボール用車椅子を届けたり、全国各地の小中学校・特別支援学校にパラスポーツ体験キットを届けたりと、障がい者スポーツに8000万円規模の支援をする。車椅子バスケの人気は男女共に年々高まり、国内最大の大会の天皇杯では3日間で1万8000人以上を動員。今年からリーグ戦も開催され、さらに注目度アップ。
車いすバスケめっちゃかっこいいのに全然モテないヤツ。北田選手は「モテてる人もいるが、男子に比べ女子は助けてもらったら負けと思っている」とトークを繰り広げた。さらに「コートの中と外でキャラが違うのでギャップも楽しんで。男女問わず見る・やる・支えるどれでもいいので来てもらえたら!」と呼びかけた。
今年は「愛は地球を救うのか?」をテーマに明るく前向きに自ら動く人たちを主役に放送。その1人が7歳のインフルエンサー理央奈ちゃん。2歳半の時、背骨が左右に湾曲し、ねじれを伴う、側弯症と診断された。それでも前向きで明るい動画をSNSに投稿。去年は高齢者施設で紙芝居の読み聞かせで参加。今年は日本中を元気にするため大好きな吉本新喜劇と生お笑いライブ。日本中に笑顔を届けた。
理央奈ちゃんが大切にしている言葉は「笑う門には福来る」。将来、歩けるようになるため、懸命に努力を続けながら、笑顔を決して忘れない姿は沢山の人の力となっている。理央奈ちゃんは「去年と今年24時間テレビのチャリティーに参加してチャリティーが身近になった。動画でいっぱいおしゃべりして、皆にもっと元気をあげたい!それが理央奈のチャリティーかな!」と話した。
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