- 出演者
- 関雄二 斎藤希実子 坂井正人
オープニングでは斎藤希実子が「今回はナスカの地上絵を取り上げます」とテーマを語った。
- キーワード
- ナスカの地上絵
今回のゲストは山形大学の坂井正人。30年に及ぶ研究と最新技術を駆使した調査で新説を次々と発表してきており、世界の注目を集めているという。それまで100くらいだと地上絵を、783点発見している。坂井正人は線タイプと面タイプの2種類の絵に注目していると解説された。線タイプは巨大な地上絵が多く、ナスカ台地の北部に多くあり、南はカワチ神殿に続いていることがわかった。また線タイプの地上絵は儀式を行うために描かれたと思われるという。
一方で面タイプは小型の地上絵だ。面タイプの地上絵には家畜のリャマや野生のインコ、半獣半人のフクロウ人間などの絵があるという。人々はこの面タイプの地上がある道を行き来していたと考えられるという。2025年の調査では人々が地上絵に頻繁に通っていたという事実がわかっているという。坂井正人は地上絵について「絵を描くことは文字を書くのと同じ」と語っている。
- キーワード
- ナスカの地上絵
ナスカの小道と地上絵の分布図が出された。坂井正人は「最終的には1000点の軽く超える」と地上絵について語った。最新技術で小道は100本超見つかっており、それは地上絵を見るための小道だったとされるという。また道ごとにテーマがあることが分かっている。
近年、坂井正人が実地調査に加えて力を入れているのが遺跡の保護だという。人の手による遺跡の破壊が進んでおり、それは道路建設や鉱山や住宅地の開発などが影響しているためだという。そこで遺跡の存在を広めるために、見晴らし台を置いたりしており、試行錯誤が続いているという。
- キーワード
- ナスカの地上絵
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