- 出演者
- 関雄二 斎藤希実子
オープニング映像。今回のテーマは「ギリシャ ネットワークが育んだ“民主政”」。
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- パルテノン神殿
オープニングでは斎藤希実子が、今回のテーマは「ギリシャ」だと語った。
最初はギリシャの民主政がどのようにして生まれたのか特集。そこでミケーネ文明とミノア文明を取り上げる。どちらも巨大な王がおり、民主政はこの時代から始まったという説が浮上しているという。ミノア文明はクレタ島から生まれた文明で、クレタ島にはクノッソス宮殿が残っている。ミケーネ文明はハインリヒ・シュリーマンの発掘から色々わかってきており、そこから王を表す単語が資料からはとても少ないことがわかった。
大きな権力を持つ王はいなかったという根拠はいくつかあり、巨大な墓は共同墓地だったり、王の石像やレリーフなど王に関する遺物が出てない、ミケーネでは各地に独立した拠点が発展しているという理由があるという。
今からおよそ2800年前にやがて民主政を生み出すことになるポリスという都市国家が各地に搭乗した。人口は数千から数万くらいでそれぞれが独立した都市だ。そこには絶対的な支配者の姿はなく、ギリシャ特有の社会の仕組みだ。ポリスはある種のネットワークを構成しており、情報交換や物資の交換などをして「ギリシャ」というネットワークができたと解説された。
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- アテネ(ギリシャ)
ポリスの結びつきを強くしていたのはギリシャ神話だという。神話はギリシャの人々にとって、知恵や勇気、モラルを教えてもらう存在だ。ギリシャ神話があることで「自分たちが何者」で、「こういう人間なんだ」ということを確認することができるという。
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- ホメーロス
ポリスは植民によって広がっていったが、一方でアテネはそういった植民はなく、意見が対立した構成員同士を話し合いで融和する政治制度を作っていったという。それがアテネの民主政に繋がっていると解説した。
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- アテネ(ギリシャ)
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- NHK ONE
