- 出演者
- 野村真季
オープニング映像。
多くの小中学校で夏休みが始まった今日、今年から登山規制が行われている富士山の山梨県側では規制開始後、最多の予約数となっている。山梨県は富士山の山頂を夜通しで目指す弾丸登山などが問題となったことから、今年から1日当たりの登山者数を4000人とするなどの規制を行っている。今日は事前予約枠の3000人分のうち規制開始後最多の1489人が予約していて、残りは当日枠の1000人に上乗せされる。登山シーズンは9月10日までで、山梨県は事前に予約状況を確認するなどの呼びかけを行っている。
このシステム障害の影響で混乱が続いた成田空港では今朝から障害がほぼ復旧し大きな混乱は見られない。成田空港の第3ターミナルではジェットスターなどでチェックインシステムがダウンするなどして欠航が相次ぎ、約1500人がベンチなどに横になり一夜を過ごした。今のところチェックインカウンターに長い列ができることもなく混乱は見られない。ジェットスターによると今日は国内便2便を除き、通常どおりの運航になる。
米国・バイデン大統領は19日共和党大会でのトランプ前大統領の演説は「米国にとって暗い将来像だ」と批判し、「民主党が党を挙げて力を合わせればトランプ前大統領を選挙で打ち負かすことができる」と訴えた。そのうえで来週から選挙活動を再開することを楽しみにしていると意欲を示した。バイデン大統領は現在、新型コロナウイルスに感染し別荘で隔離しながら公務を続けている。米国・ホワイトハウスはバイデン大統領の症状は前日に比べて改善しているという主治医の見解を公表した。一方、NBCテレビは関係者の話として「バイデン大統領が撤退に向け家族と話し合いを始めた」と報じた。ニューヨークタイムズによると19日に民主党内でバイデンの撤退を公然と求めた議員は11人増え35人となった。
米国・トランプ前大統領は、ウクライナ・ゼレンスキー大統領と電話で会談し和平に向けた協議で話し合いを続けることで合意した。トランプ前大統領は米国がウクライナに巨額の支援を続けることに消極的で、大統領に返り咲いたら、「24時間以内に戦争を終わらせる」と主張し、ウクライナ側からはロシアに譲歩を迫られるとの懸念が出ていた。19日に行われた両氏の電話会談ではトランプ前大統領は次の米国の大統領として「世界に平和をもたらしウクライナが繁栄の道を切り開くための交渉ができる」と自身のSNSで強調。ゼレンスキー大統領はSNSで「公正で永続的な和平を実現するためにはどのような手順が必要か、トランプ前大統領と話し合うことで合意した」と述べるにとどめた。
西日本〜東北は危険な暑さとゲリラ雷雨に警戒が必要。北海道付近から日本海に延びる梅雨前線の影響で、今日の午前中は日本海側を中心に激しい雷雨となった。このあと夜にかけては関東など太平洋側でもゲリラ雷雨の恐れがある。また暑さも厳しく、東京都心は午前中から35℃を超えて、12日ぶりの猛暑日を記録した。午後も西日本や東日本で猛暑日が続出する予想。熱中症警戒アラートは今年最多となる27都府県に発表されている。水分補給や冷房の利用など昼夜を問わず熱中症に警戒。
米国大統領選挙でトランプ前大統領の優勢が伝えられる中トランプ政権になった場合の日本への影響について、大手企業のトップに聞いた。経団連の夏季フォーラムの会場には、今年は企業トップら40人近くが集まって議論を進めている。集まった経営者たちの間で話題に上がったのは、銃撃事件を乗り越えて支持率を伸ばしたトランプ前大統領。大統領選で当選確実「確トラ」とまで言われている。この観測に経済界の受け止めは。経団連・十倉雅和会長は「ナショナリスティック（国家主義的）な政策が世界で起こっている。より強まったりすると一般論として好ましくないかもしれない」、野村ホールディングス・永井浩二会長は「（米国の）対中関係がどうなるか。結局日本も影響を受けることになる」と述べた。すでに為替市場ではトランプ勝利を見越した動きも出ている。18日にはドル高円安を懸念する発言が報じられ、一時1ドル＝155円台まで円高が進んだ。三井物産・安永竜夫会長は「行き過ぎた円安。日米両当局もそう考えている」と述べた。歴史的な円安は潮目が変わるのか。三井住友銀行・高島誠会長は「（年末にかけて）140円台に進んでいくことは十分あり得ると思っていた。その兆しが出ているのでは」と述べた。
ベンチャー企業に限定した世界最大規模のビジネスコンテスト「スタートアップワールドカップ」の東京予選が行われ優勝企業が決まった。スタートアップワールドカップ・アニスウッザマン会長は「（日本のベンチャー企業は）過去2回世界チャンピオンになっている」などと語った。東京予選には河野デジタル大臣や東京都・小池知事も出席し、226社の応募から選ばれた11社がプレゼンを行った。優勝したのはプレーをしながら報酬を得るゲームを開発した「デジタルエンターテインメントアセット」で、10月に米国・シリコンバレーで開催の世界大会に日本代表として出場する。
小学生が不要な化粧品を身近なものに再利用するアップサイクルなどを学べるイベントが始まった。イベントは化粧品大手のコーセーが今日から開催。人工皮膚と日焼け止めを使った実験を通じて、紫外線対策の大切さを学んでもらう企画もある。