- 出演者
- 竹内友佳 安宅晃樹
オープニング。
FNN世論調査で、ポスト岸田争いとなる来月27日に投開票が行われる自民党総裁選について最も総裁にふさわしい人を聞いたところ、小泉元環境大臣が22.4%、2番目は石破元幹事長で21.6%だった。高市経済安全保障大臣が10.8%、河野デジタル大臣が7.7%。その他・上川陽子外務大臣、小林前経済安保相、青山参院議員、茂木幹事長、野田元少子化相、林官房長官、加藤元官房長官、斎藤経産相。自民党を支持すると答えた人に限ると、小泉氏の支持は29.4%、石破は23%、高市は15.3%とそれぞれ高くなった。自民党総裁選で 議論を深めてほしい政治課題については、物価高賃上げ景気が59.7%と最も高く、次いで年金医療介護が35.9%だった。一方、立憲民主党の代表選については42.8%の人が関心があると答えた。次の代表に最もふさわしい人については野田元総理大臣が20.1%で最も高く、枝野前代表が16.4%と続き、現職の泉代表は6.6%だった。次の衆議院選挙後の政権の在り方については、自民党、公明党中心の政権継続を望む意見が52.6%で、先月の調査より13.3ポイント上昇した。今の野党中心の政権交代を期待する人は36.8%だった。また政党支持率も自民党は先月よりおよそ8ポイント上昇して33%、立憲民主党は1ポイント上昇して7%だった。
世論調査の結果について、自民党内では、本格論戦が始まればまた流れが変わるだろうとの声。午後2時から河野大臣が立候補会見を行うほか、出馬の意向を固めている林官房長は会見で「自民党の総裁選についてのコメントは差し控えたいと思う」と述べた。また上川外務大臣は推薦人確保を急ぐ考え。今回は候補者の乱立により、世論が反映されやすい党員票が勝敗を分ける可能性。小林鷹之氏の周辺は「露出を増やし知名度を上げないといけない」と話すなど、調査結果は各陣営の戦略にも影響を与えそう。
立憲民主党では代表選に出馬する意向の野田元総理が、世論調査でトップだったことについて「重く受け止めなければいけない。ただ党内世論とは違いますからね」と述べた。代表選では枝野前代表が出馬を表明し、泉代表が再選を目指す。吉田晴美衆院議員を推す動きもある。
先週末に米国FRBのパウエル議長が9月に利下げに踏み切る可能性を強く示唆したことを受け、円高基調が強まっている。
気象情報。
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