- 出演者
- 立本信吾 島田彩夏
オープニング。
アメリカ政府は25日、ロシアとウクライナ両政府と黒海での船舶の安全航行の確保などで合意したと発表した。一方、ロシア側は合意の履行に一部制裁の解除を条件に挙げている。ホワイトハウスはサウジアラビアで開かれたロシアとウクライナ両政府との高官協議の結果、国会での安全な航行の確保や武力行使の排除などで合意したと発表した。また、エネルギー施設への攻撃停止の実現に向け具体的な措置の策定で一致した。ロシア側の発表によると攻撃の対象外となる施設には原子力発電所や燃料貯蔵施設などが含まれるという。一方、ロシア側は合意発効の条件として食料の輸出などに関係する金融機関や船舶に対する制裁解除を要求している。トランプ政権は今後、停戦ラインを確定させて全面的に停戦する構想を描いているがエネルギー施設への攻撃停止は守られておらず、今回の合意が停戦実現につながるかは不透明。
第二次世界大戦で硫黄島の戦いが終結してから今日で80年。島で戦死した人のうち1万1000人の遺骨は今も見つからず現在も収集活動が続いている他、見つかった遺骨を遺族の元に帰すことも大きな課題となっている。新潟県長岡市に住む高橋春男さん、83歳。高橋さんの父・杵渕留吉さんは1945年3月に硫黄島で戦死した。第二次世界大戦の激戦地、硫黄島では1945年2月から3月にかけアメリカ軍との戦闘で日本軍およそ2万2000人が玉砕。1万1000人余りの遺骨は現在も見つかっていない。留吉さんの遺骨は2014年に発見されていたが、2021年に国が行う遺骨のDNA鑑定に高橋さんが申請したことがきっかけで血縁関係を認められ77年を経て家に戻ることができた。しかし、高橋さんのように硫黄島で発見された遺骨のDNA鑑定で身元が特定されたケースはこれまでに6件だけにとどまっている。厚生労働省は遺骨と遺族の検体を照合するDNA鑑定を無料で行っていて、1人でも多くの遺骨を遺族の元に帰すことができるように協力を呼び掛けている。
渋谷マークシティの中継映像を背景に関東の天気予報を伝えた。
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ブラジル大統領を歓迎する天皇皇后両陛下主催の宮中晩さん会が昨夜開かれ、長女の愛子さまが初めて出席された。宮中晩さん会ではロングドレスにティアラなどの正装が通例だが、今回はブラジル側の希望によりドレスコードが平服に変更され、愛子さまは淡いピンク色のデイドレス姿で初めて出席された。陛下のお言葉の間はじっと身じろぎせずに耳を傾け、シャンパンが注がれたグラスを手に乾杯し、隣に座ったブラジルの下院議長と通訳を交え笑顔で歓談された。