- 出演者
- 斉藤舞子
オープニング映像が流れた。
随意契約で大手小売業者に売り渡された備蓄米の店頭販売が、今朝から始まった。宮城・仙台市にある生活用品大手の「アイリスオーヤマ」が運営する店舗では、備蓄米の販売を開始する1時間半前に、すでに250人以上が並んでいた。この日用意された95袋分の整理券は、すぐに配布が終了。アイリスオーヤマは、千葉・松戸市内の店舗でも備蓄米の販売を開始し、5kgあたり2160円（税込み）で1人1袋までの数量限定とした。一方、大手スーパーの「イトーヨーカドー」も、都内の店舗で販売を開始し、約230人が整理券を求めて列を作った。5kgあたり2160円（税込み）で500袋限定とし、販売開始から約40分で完売となった。明日からは「イオン」と「ドン・キホーテ」の運営会社も、一部店舗で備蓄米の販売を開始する予定。
備蓄米の販売に関連して、自民党の森山幹事長は「一定の条件で管理しているので、しっかり食してもらえるコメだ」と強調した。鹿児島・鹿屋市で講演した森山氏は、「農家に『頑張って今年も米を作ろう』という気持ちでやってもらわなければ、食料安全保障は成り立たない。小泉農水相にも、そのことはしつこく言っている」と述べた。一方で、「精魂を込めて作ったコメを『1年たったら家畜の餌だ』と言うのは、農家のみなさんに失礼な言葉だ」と国民民主党の玉木代表の発言を批判した。
アメリカのトランプ大統領は、日本製鉄によるUSスチールの買収計画について演説し、「素晴らしいパートナーを得ることになる」と強調した。トランプ氏は、ペンシルベニア州にあるUSスチールの製鉄所で演説し、日本製鉄による投資を歓迎した。この後トランプ氏は、投資額が170億ドル、日本円で約2兆4500億円に上ることを明らかにした上で「日本製鉄との合意を承認する必要がある。最終合意書はまだ見ていない」と語った。一方でトランプ氏は、輸入される鉄鋼にかかる関税を現在の25パーセントから50パーセントに引き上げることを明らかにした。来月4日から実施される予定。
アメリカのヘグセス国防長官は、シンガポールでの国際会議で演説し「中国共産党が台湾に侵攻すればインド太平洋地域に壊滅的な結果をもたらす」と警告した。ヘグセス氏は、シンガポールで開催されているアジア安全保障会議で演説し「中国がもたらす脅威は現実であり、差し迫ったものになる可能性もある」と指摘した。その上で「中国が最終的に何をするかは誰にもわからないが、彼らは準備を進めている。我々も準備を整えなければならない」と述べ、インド太平洋地域の同盟国に対し防衛費を増額するよう呼びかけた。
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