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島袋優、前川真悟、玉城千春が集まり新曲を書き下ろした。沖縄発祥ユイマールの心が生んだ優しい共同売店への応援歌。
BEGIN島袋は、国頭村奥集落にある共同売店の元祖「奥共同店」を訪れた。店内には沖縄ならではのものが並んでいた。ウチカビは沖縄のお盆などで先祖にお金を送るため焚き上げる。国頭村奥はお茶の産地で、集落の農家が収穫から製品化まで行い販売は奥共同店が担っている。奥共同店が始まったのは1906年。集落の住民たちが共同出資して運営された。その後奄美地方に広がり最盛期は200軒以上にのぼったが、コンビニなどが充実したことで現在は50軒ほどに減った。奥共同店は買い物をするだけの場所ではなく、人と人をつなげる場所でもあった。
BEGIN島袋は、国頭村奥集落にある共同売店の元祖「奥共同店」を訪れ、軒先でお酒を酌み交わしていた集落の住民たちに話を聞いた。住民は、ここでは助け合うことをユイマールといい誇れることだと話した。島袋は弾き語りで集落の子どもとセッションした。
かりゆし58前川は佐賀の離島、神集島にある神集島購買部を訪れた。地元の名産品のほか生活必需品が並んでいた。取り置きに宅配、島の住民限定でツケもできる。店長の高崎さんは田舎だからこそできると話した。小さなコミュニティが生き抜いていく工夫として、偶然共同売店と同じ仕組みで生まれた。高齢者の見守りを宅配サービスが兼ねている。
佐賀・神集島にある神集島購買部。配達先の家が留守だったときも玄関を開けて商品を置いておく。高崎さんは配達を終えると購買部の台所で地元の釣り人が釣ってきた魚をした処理した。売上の一部が購買部の取り分になる。商品を並べると島内放送でお知らせした。区長も務める高崎さんは、ほかにも電気工事や郵便局長なども請け負っている。さらに島の未来を見据えて、エミューを飼い始めた。耕作放棄地で100羽近いエミューを飼育。エミューは肉、卵、油などすべてが製品化でき、特にエミューの油を使った美容品が人気。高崎さんは神集島の新たな産業として成長させようと考えている。高崎さんの活動に刺激を受けた前川はお返しに弾き語りを披露した。
Kiroro玉城は南城市安座真にある「あざま共同売店」を訪れた。店主・藤原さん手作りのコンテナサンドが売りの一つ。店の前には机と椅子が並べられ、常連客が思い思いの時間を過ごしている。岡山出身の藤原さんは8年前に沖縄に移住、導かれるように南城市安座真にやってきた。買い物が不便だという声を耳にした藤原さんはクラウドファンディングで資金を調達し、売店を始めた。クラウドファンディングに協力してくれた人々にお返しとして店のコンテナのペインティングイベントが実施され、玉城も参加した。
Kiroro玉城は南城市安座真にある「あざま共同売店」を訪れた。クラウドファンディングに協力してくれた人々にお返しとして店のコンテナのペインティングイベントが実施され、玉城も参加した。玉城は集まった人たちに向けて「Best Friend」を歌った。
それぞれの旅を終えた3人が集まり、うたづくりを開始。見てきた情景を形にするため話し合いをした。共同売店を擬人化し、訪れる人に語りかけるような歌にするというアイデアが出た。打ち合わせから2か月後、スタジオに入って最終調整をした。前川が作った曲のベースに島袋、玉城のアイデアを加えた。タイトルは「売店のうた」に決まった。
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