2026年9月13日放送 21:25 - 23:34 フジテレビ

Mr.サンデー

出演者
宮根誠司 小室瑛莉子 榊浩平 大谷亮平 石山アンジュ 坂井風太 清水邦広 
(ニュース)
“同世代の2人” 秘めた思い 張本勲さん(86)森本レオさん(83)逝く

今月この世を去った俳優の森本レオさんと、元プロ野球選手の張本勲さん。1人は柔らかさで一世を風靡した声の持主で、もう1人は強面のご意見番。その一見正反対に見える2人の原点には、幼い頃の戦争の記憶があった。決して多くを語らなかった2人が、胸に秘めていた思いとは。4年前のラジオ局で、79歳の森本レオはあの声を響かせていた。きっと誰もが生まれ持った声だと思っていただろうが、あの声が生まれる現場に立ち会った人がいた。後に多くのヒットゲームを生んだマルチクリエイターの広井王子氏は、かつて30代の森本のもとで付き人をしていた。広井は「ナレーションをやりたいと言って、息に声を混ぜる練習をしていた。1年近く練習をして声をつくっていた」などと語った。森本の声に憧れ弟子入りを志願した俳優の島岡安芸和も「音のトーンを研究したと言っていた」などと語った。森本は「ひ弱な自分に出せる声は何なのか」を追求し、柔らかくてあたたかく、低温が響く声にたどり着いた。森本は「きかんしゃトーマス」のナレーションを担当することで、子どもたちに声を届ける責任があると気づいたという。声について、森本は「声は結局感謝の表現。いい声とか悪い声ではなく、遠い感謝が隠れていることでいい声に聞こえているのではないか」などと語っていた。

“反骨の人” 張本勲さん(86)の逆境人生

張本勲は逆境を生き抜いた人だった。引退した1981年、ホッとしてるなどと意外なコメント。もうバットを振らなくていいという言葉は何を意味するのか。最後に公の場に立ったのは今年7月。東京ドームで行われたサントリードリームマッチに、背番号10で出場。人前に出るとパリッとしていたと明かす江本孟紀は、スターのプライドなどとコメント。誰もが野球の神に愛された男だと思っていたが、張本の著書「これだけは言っておきたい 最後の喝!」には、現役時代、一度も野球を楽しいと思ったことはないとある。

張本は1940年、広島生まれ。朝鮮半島から海を渡ってきた一家の末っ子。父は朝鮮半島で帰らぬ人になった。張本は7歳上の点子について、自慢の姉だったなどとコメント。4歳の冬、焼き芋をしているとトラックが突っ込み、はね飛ばされて右手から炎へ入った。母は息子を抱え医者に走ったが、まともに診てもらえなかった。スポーツニッポン特別編集委員の永瀬郷太郎は張本の手について、小指がほとんどなくて薬指が短くてなどとコメント。2025年3月11日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」で張本は、こういう右手と言って傷跡を明かした。

大火傷を負った翌年の1945年8月6日午前8時15分、原爆投下。2014年12月3日、張本はそれこそピカドン、ピカッと光ってドーンでなどと会見。爆心地から約2.5km、近くの山のおかげで九死に一生を得た。姉の点子は原爆により12歳で亡くなった。張本は、これ俺のお姉かなあと思ったなどとコメント。終戦後、6畳一間の自宅兼ホルモン焼き店で生活。貧しい中学時代、プロ野球選手の食事をのぞくと、白いご飯で大きなステーキ、見たことのない肉を食べていたという。野球選手はそんなにお金持ちになるのかと思った。腹いっぱい食いたい、母を家から連れ出したいとの一念でプロ野球選手を目指す。

1959年、東映フライヤーズに入団。契約金200万円のほとんどを兄に託し、これで家を建ててと頼んだ。プロ入りするもコーチからは、おまえのバッティングは右手が弱い、左バッターは右手が命なんだと指摘された。永瀬によると、薬指と小指でしっかり握れと言うが、握れない。やけどで癒着した指は本来、野球をやれるような状態ではなかった。だが不自由な右手で打ち返すこと毎日500本。握りをカバーするためグリップエンドを大きくし、引っかかりをつくった。永瀬は、右手はエンジン、左手で舵をとるとコメント。そこからこういう構え方が生まれたと実演し、バットを寝かせたと説明。面で受ける広角打法はハンディからひねり出されたものだった。プロ1年目の1959年に新人王、1961年には首位打者、1962年にはMVP。

東映時代のチームメートだった江本孟紀は張本勲について、練習はあんま印象ないなどとコメント。陰に隠れてまで一生懸命練習するやつは下手なやつでしょ、あんだけうまい人が練習するわけないともコメント。張本は後輩に努力を見せなかったが、スポーツニッポン特別編集委員の永瀬郷太郎は、人の見えないところでスイングしてたと思うなどとコメント。巨人に移籍した1年目の遠征先で、中畑がうつらうつらしていたところブンブンという音が聞こえ、張本がパンツ一丁でバットスイングをしていたらしい。張本の著書「これだけは言っておきたい 最後の喝!」にも、納得がいくまで振り続け明け方になることもあったなどと、誰にも見せなかった夜が綴られている。シーズン中、野球のない国に行きたい、と何度思ったことかとも書いている。現役生活の楽しみは15パーセントほどしかなく、残り85パーセントは苦しみの日々だったという。

1977年9月3日、後楽園球場で盟友の王貞治が世界記録となる756号本塁打を樹立したとき、張本は喜びの拳を突き上げた。2025年3月11日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」で、ライバルだけど友人だからとコメント。王本人より高く飛ぶ写真は、張本が生涯で一番無邪気な顔だった。1980年5月28日、川崎球場で前人未到の3000本安打となるホームラン。スタンドには母がいた。会見では、今日までおいしいものを腹いっぱい食べたい、小さな家を持ちたいという2つの念願でなどと語った。

1981年に引退した張本は、やることは全部やったなどと会見。永瀬によると、張本がたった1人だけ右手を差し出したのが、巨人V9を達成した川上哲治元監督。川上は、よくぞその手でと言って絶句したらしい。晩年、著書に書いた八月六日は大嫌いなどの言葉は、弱音を口にしない男が生涯でただ一度漏らした本音だったのかもしれない。すると、亡くなった姉の点子と同い年の小学6年生の少女から、八月六日を忘れないでと手紙が届いた。張本は広島平和記念資料館の前まで行き、入れずに帰ることも何度もあった。終戦から約60年後の2007年、姉の墓へ手を合わせると、初めて入口をくぐった。裏にありがとうなどと書いた入場券の半券を女の子に送った。かつて番記者だった永瀬は張本に対し、亡くなるのが唐突すぎる、喝だと語った。大きい声では言えないともコメント。

張本勲について石山アンジュは、普通の人なら諦めたくなるようなことを何度も何度も乗り越えて、本当にすごいなどとコメント。坂井風太は、逆境の中で一番ご自身に喝を入れてこられたんだなと思ったなどとコメント。

dボタンで投票

視聴者に生投票で意見を聞いた。今、子どものSNS利用をめぐる規制が世界各国で検討されているが、そこで質問。日本での未成年のSNS利用を規制すべきだと思う方は青いボタンを、規制すべきではないと思う方は赤いボタン、分からないと思う方は緑色のボタンを押してほしいと呼びかけた。dボタンで参加。

世界に広がるSNS規制「ドパ中」の脳内を独自検証

「ドパガキ」とは、“ドーパミン中毒”の若者。ゲームやショート動画などスマホに夢中になる若者を表す流行語。ドーパミンとは本来、達成時の喜びや快楽にも関わる神経伝達物質。街ゆく若者のスマホ事情を調査した。1日のスマホの使用時間がきのうが9時間12分、先週の平均が12時間31分、15時間などの人がいた。インスタグラム、TikTok、YouTubeなどを見ているという。1日のスマホ使用時間は平均約10時間となっていた。ギャルモデルのきらさんの生活を紹介した。自室の定位置でショート動画を見ながらゴロゴロ、2時間以上スマホに夢中。テレビを見ながらインスタグラムをチェック、CM中にTikTokを撮影。トイレから出てきても、洗面台でもショート動画を見ていた。

東北大学応用認知神経科学センター・榊浩平助教は日常生活にも支障をきたす危険があるという。危険性(1)抑うつや不安の傾向が高まる。(2)認知機能が低下して仕事の効率低下や車の運転の不注意を引き起こす。全米各州が若者たちの依存症対策を怠ったとしてMeta社を提訴した。8月、Metaは最大約2兆9000億円の支払う大規模な和解に合意した。フェイスブック初代社長のショーン・パーカー氏は「根底にあった発想は『どうすれば人々の時間と注意をできるだけ多く奪えるか』というものだった。まさに私のようなハッカーが考えそうな仕組み」などと話した。さらに元Googleのデザイン倫理担当のトリスタン・ハリス氏はアメリカ連邦議会の上院公聴会で「ニュース画面を引っ張って更新する仕組みはラスベガスのスロットと同じで中毒性がある」などと話した。近年、YouTubeは13~17歳の利用に制限を設けるなど対策を講じている。

番組はドーパミンの働きを可視化した。慶応義塾大学の満倉靖恵教授が検証に協力した。脳内物質をリアルタイムで解析する装置でドーパミンの変化を計測した。画面をスクロールするたびに新しいコンテンツが次々と表示される仕組みの無限スクロール。開発者のエイザ・ラスキン氏は「何十万人もの人々の生涯の貴重な時間が毎月浪費されている」などと後悔の念を述べた。ショート動画を見始めるとドーパミンは通常時の約2倍の数値になった。

独自検証「ドパ中」脳内を “見える化”

ドーパミンが上昇するタイミングに注目すると、強い反応があったのは次の動画へスクロールする瞬間。スクロールするたびに生まれる期待感、それが無限に続くことで絶え間なく分泌されるドーパミン。その結果スマホ依存に陥ってしまうという。引っ張って更新も期待感でドーパミンが上昇するという。「いいね」もドーパミンを操るシステム。さらにゲームの“ガチャ”をした瞬間にドーパミンが上がっているという。重要なのは学習。東北大学応用認知神経科学センター・榊浩平助教は「インターネットの使用頻度が高ければ高いほど脳の中で発達がとまってしまっている場所がある」などと指摘した。東北大学の研究チームは平均年齢11歳の子ども224人を約3年間追跡調査。インターネットの利用頻度と脳の発達の関係を調べた。すると、“考える・記憶する・感情を調整する”など情報処理を担う前頭前野などで発達が遅れる傾向が確認されたという。

東北大学応用認知神経科学センター・榊浩平助教に話を聞く。榊助教は「ガチャとかそういったものはギャンブルとほとんど同じ」、石山は「気づいたら時間が溶けちゃう」、坂井は「この現象って年々深刻になっている。スマホを娘たちの前で触るっていうのを避けたほうが良い」などとコメントした。文部科学省が先月公表した全国学力・学習状況調査によると、SNSなどの利用時間が長いほど成績が低くなる傾向が見られたという。榊助教は「内容の理解とか記憶、ながら勉強が悪影響を与えているということも分かっている」などとコメントした。投票結果を紹介する。「日本での未成年のSNS利用を」で規制すべきが89%、規制すべきではないが8%、分からないが3%。

F1 角田裕毅が 3戦連続の出場!

F1スペイングランプリで、レーシングブルズ・角田裕毅が予選に臨んだ。きのうのフリー走行2回目では8番手のタイムをマークするも予選は15位。決勝のポールポジションは、マクラーレンのランド・ノリス選手が獲得。

週間天気予報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
大会MVPに高橋藍「最高で~す」

髙橋藍選手がMVPとベストアウトサイドヒッターをW受賞。ベストセッターが深津選手で、ベストミドルブロッカーが小野寺選手。

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