- 出演者
- 宮根誠司 小室瑛莉子 榊浩平 大谷亮平 石山アンジュ 坂井風太 清水邦広
インド相手にストレート勝ちをおさめた準々決勝。放送終了後、カメラはまさかの光景をとらえていた。試合に敗れ悔しいはずのインドの選手たちが、なぜか満面の笑み。始まったのは即席の撮影会。石川祐希のもとに訪れたのはインドの登録メンバー全14人中10人。高橋藍が撮影に応じていると、2人で撮りたいとチームメイトにおねだりする選手までいた。さらにはコートでもらいそこねたのか、バスに乗り込む直前に写真やサインを求める関係者もいた。即席の記念撮影会はこの試合だけではなかった。予選のオマーン戦でも試合終了後、石川がインタビューに答える中、高橋と撮影をするオマーンの選手たちがいた。こちらの選手は高橋、西田有志ら攻撃陣に加え、リベロの山本智大とも撮影に成功。実はこの時、カメラマンを務めていたのは大塚達宣。しまいにはちゃっかりオマーンのチームスタッフまで参加。その表情には嬉しさがにじみ出ていた。こうした光景についてバレーボール取材歴20年・田中夕子氏は「以前はなかなかなかったと思います。日本代表自体もどんどん強くなってきているので、逆に今回のアジアの国からしたら、憧れられるじゃないですけどそういう存在になっているのかな」と話した。試合終了後に開かれた撮影会はまさに歴代最強を象徴するシーンだった。
今大会、数々の神プレーで世界を驚かせた日本代表。その主役はサービスエースを連発した高橋藍。その数は全チームの中でも圧倒的。中でも芸能界屈指のバレー通・大谷亮平が度肝を抜かれたというのが、きのうの韓国戦で決めた神プレー。高橋のサービスエース量産に警戒を強めていた韓国だが、それをものともせずレシーバー2人の間を抜き去った。韓国戦ではキャプテン石川祐希の神サーブが飛び出した。元日本代表の清水邦広が衝撃を受けた神プレーは、日本最大の武器である守備から見せたのは絶対的守護神・山本智大のワンハンドレシーブ。オーストラリア戦では山本を起点とした連続神プレーも飛び出した。
味方のブロックがない中、ノーマークで放たれたスパイクを山本がスーパーレシーブ、さらにセッター・河東祐大がそのボールを超ロングトス、その難易度の高いトスを高橋が決めた。3つの連続神プレー、マッチポイント目前の重要な1点をもぎとった日本代表。そんな守備の神プレーは他にもある。オマーン戦の第2セット、相手のスパイクに高橋が飛び込み、スーパーレシーブ、さらにスパイクも見事レシーブ、そしてまたもレシーブ、最後は石川が決めきり長いラリーをものにした。チームを勢いづける高橋の連続レシーブ。チーム最年少の高橋が躍動すれば、最年長の深津英臣がいぶし銀の神プレーを披露。一方、もう1人のリベロ・小川智大は会場騒然のプレーを披露。メンバーチェンジでセッター不在の中、華麗なジャンプトスで宮浦健人のスパイクにつなげた。右で打つとみせかけて左にチェンジ、変幻自在のプレーで相手を翻弄した高橋。さらに異次元の背面ショット。
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バレーボール日本代表の選手が、外国の選手から記念撮影やサインを求められたことについてスタジオトーク。清水邦広が「僕が若い頃は逆に写真を撮る側だった。ブラジルの選手と試合をした後に写真を撮ってもらっていた」などと述べた。
高橋藍選手の背面ショットの映像を紹介。背面ショットを再現して清水邦広が解説、フェイクセットを大谷亮平が解説した。
石川祐希選手と共にチームをけん引した高橋藍選手。コート外でも貢献する姿があった。
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セット間やタイムアウトで積極的に仲間に声をかけていた高橋藍選手。兄でサントリーサンバース大阪・高橋塁選手は「いろんな経験をしたからこそ出てる助言なのかな。今大会でも藍自身のメンタリティーの強さが出てきている」などと述べた。今季、小野寺とともに副キャプテンに就いた高橋藍選手は「勝つためには自分だけじゃなくてチームっていうところがまとまらないといけない」などと述べた。
集合写真の直後、たった4人の選手による小さな円陣が。4人は山内晶大選手、西本圭吾選手、小野寺太志選手、エバデダンラリー選手。スポーツライター・田中夕子氏の取材によると、円陣の始まりは約3年前。4人の共通点は「ミドル選手。おとりと言われる。本当に献身的」などと述べた。ミドルブロッカーはブロックの役割と同時に、時におとりにもなる縁の下の力持ち。エースがアタックを打つ時、ミドルブロッカーもジャンプをしておとりになる。中でもミドルブロッカーの主力・小野寺太志は万全ではない状態だったが、日本を勝利に導いた。田中夕子は「我慢も求められるポジション。それでも自分たちの仕事を地味にやり続ければ勝利につながる」などと述べた。
今大会、コートの上でも舞台裏でもを日本を引っ張り続けたセッター・深津英臣選手。攻撃の司令塔だが、代表に選ばれない空白の7年があった。高橋藍選手が「深津選手が入ったことによってスパイカー陣もストレスを抱えずにコンビを組めた」などと述べた。
36歳の司令塔の深津英臣は2013年日本代表選出、2015年25歳で正セッター。2017年日本代表キャプテン就任。3歳下のセッター・関田誠大選手は2016~18年パナソニックの同僚だった。深津は関田を脅威に感じていたという。スポーツライター・田中夕子氏は「まず同じポジションの選手に対し勝ちたい。それが先に先に出ちゃってたというのは深津選手も話していた」「関田の技術はすごいから本当に気を抜いたら関田に抜かれる」「関田はトスが上げられる。俺にはできない。周りに対してできないと矢印を向けていた時期がある」などと話した。ライバルの突き上げの中で当時主将・深津はクラブチームの試合をケガで欠場。関田が出場し、勝利した。監督は次戦から深津をスタメン復帰する考えだったが、深津は「もう一回関田行ってください」と直談判した。チームや関田のための発言でもあったがそれほど自信を失っていた。2019年頃からA代表に選ばれなくなった。深津は「もう本当に日本代表をみるのも嫌だった」という。苦悩を脱するキッカケの一つは、2021年東京五輪。関田や盟友たちの姿を見て、深津選手は「人と比べるんじゃなくて自分がうまくなることを純粋に楽しみたい」と再び代表の舞台に立ちたいと思うようになった。深津英臣選手の兄・東京グレートベアーズの深津旭弘選手は「練習を3時間終わった後の20時間以上の時間の中でずっとバレーボールの動画を見ている」などと話した。田中夕子氏は「若いセッターと話をしたり、こういうときどうやってんのみたいな感じで聞いたりすると言っていた」と話す。7年ぶりに代表復帰した深津は「いろんなセッターを研究して自分なりのスタイルを作ってきた今がある」「自分のスタイルがチームでうまくいかなかったらしょうがないよねみたいな自分を見失わないこと」と話す。
番組が深津英臣選手にインタビューする。深津選手は「清水さんやったぞーまだまだいくぞー」「清水さんは素晴らしい先輩」「必ず最高のメダルをまた取りにいきたい」などと話した。清水さんは「嬉しい。深津選手の頑張りがあるからこそロサンゼルスの切符が取れた」などと話した。
男子バレー大会MVPに髙橋藍選手が選ばれた。清水邦広さんは「スパイクも守備も世界のトップオールラウンダー。文句ない」と話した。大谷亮平さんは「ボールの扱い、つなぎ、ねばり世界一の技術。あとは高さ対策」などスタジオで話した。
今後の日程の紹介。2028年7月ロサンゼルス五輪。ネーションズリーグ、ワールドカップも控えている。大谷亮平さんは「来年楽しみ」などと話した。
きょう投開票が行われた沖縄県知事選で、新人の古謝玄太氏が玉城デニー氏を破り当選確実となった。2期8年務めた現職の玉城氏は、なぜ敗れたのか。番組が現地で目撃したのは、数々の異変だった。当初優勢とみられていたのは米軍普天間基地の辺野古移設に反対し、政府と安全保障政策などで対立する玉城氏だった。しかし政府と協調路線を取る前那覇市副市長の古謝氏と激しく競り合う展開になった。県民の所得倍増を掲げる古謝氏には若い世代から声援が飛び、古謝氏が立つ街頭には学生や子ども連れの母親など多くの女性の姿があった。古謝氏自身の家族が選挙を後押しし特に5人の子を持つ妻の亜希子さんの人気は絶大で、熱い演説が大きな支持を集めていた。一方でSNS上でデマ投稿が相次ぎ、玉城氏への選挙妨害も相次いだ。当選確実が出た後、古謝氏は「多くの方が沖縄を前に進める選択をしたと受け止めている」などと語った。
沖縄県那覇市より中継でリポート。先程早々に当選確実を決めた古謝玄太氏にインタビューを行った。古謝氏は「沖縄県知事という重責を担う責任を感じている。これまでの県政を継続するのか、刷新するのかが問われた選挙だった。多くの県民が新しい県政で前に進めてほしいという選択をした。県民所得が伸び悩む中で物価が高騰しており、日々の生活がなかなか良くならないと思う方が多かった。行政として経済界と連携し経済界の稼ぐ力を上げて、中小企業をDXや後継者育成で支え、新たな産業のクラスターを作っていきたい。普天間飛行場については、危険性除去と早期の返還が一番の問題。そのためには辺野古への移設を一番早い方策として容認している」などと語った。次の産業の具体的な考えについては、「沖縄ならではの製造業を作りたい。小さくても価値があるヘルスケア、バイオ、創薬などに沖縄の自然や海洋資源を活かせる可能性があるのではないか」などとコメント。基地問題については「本来沖縄に過重な負担があるのはフェアではない。政府に対しても、自衛の力が必要だとしても全国で分かち合うべきだと要求していきたい」などと語った。
沖縄県知事選の結果について、坂井風太は「暮らしの話にせざるを得なかったのではないか。基地の問題はどうしても沖縄単体で決められることはなく、声を上げても変えられないという無力感があるのではないか」などとコメント。石戸諭は「基地問題ばかりが注目されるが、若年層の中で広がっていた沖縄の停滞感が強くなった。現役世代でも基地問題への関心が薄くなったわけではないが、第一優先課題だと考える人は減った。そこに現実的な問題を打ち出した方が響いたと見るべき。古謝さんには国との対立ではなく交渉力が期待されている」などと語った。
