- 出演者
- 南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 片平和宏
オープニング映像と挨拶。
エンジェルスのミナシアンGMが、大谷翔平選手が医師の診察を受けて今シーズンを終える決断をしたと発表した。大谷選手は今シーズン投手として10勝5敗、打者としてはホームラン44本を打ち日本選手初のホームラン王が有力視されている。
北朝鮮のキム・ジョンウン総書記がロシアを訪問し、核兵器が搭載できる長距離戦略爆撃機「ツポレフ95」などを視察し、巡航ミサイル「カリブル」などの説明を受けた。ロシアと北朝鮮の軍事技術協力は、水面下で進んでいる。
長崎市の映像を映し、現在の気象情報を伝えた。
- キーワード
- 長崎市(長崎)
全国の気象情報を伝えた。
イングランド戦は日本時間明日行われる。ニース近郊で行われた最終調整で、姫野和樹選手や松島幸太朗選手などが軽快な動きを見せていた。イングランドは過去10戦対戦して勝利したことがない相手で、一次リーグ突破の山場となる。
五郎丸歩は、イングランドを一言で言うと強者だと答え、自分たちのフィジカルを全面に出してくるチームだと話した。日本はイングランドにこれまで1度も勝てておらず、去年11月には40点近く差をつけられて敗北した。五郎丸歩はイングランドに勝つためのポイントとして先手を挙げ、先手を打つことで相手がパニックになるのでそういう瞬間をどれだけ作れるかが大事になると話した。明日行われる試合は、BS1などで中継する。
パリオリンピックの代表選考に繋がる国際大会で、女子決勝で織田夢海はキックフリップフィーブルグラインドを決めてトップに立つ。西矢椛はミスが続き最後の5回目でビッグスピンボードスライドを決めて逆転優勝した。
那須川天心は、キックボクシングなどで47戦全勝で、4月のボクシングデビュー戦も勝利した。2戦目ではノックアウト勝ちを目指し、より攻撃的なスタイルを磨いた。試合を明日に控え行われた会見では、成長できていると実感できるなどとコメントした。
戦国時代に織田信長の家臣だった頃の豊臣秀吉について書かれている書状が、静岡県内の一般住宅に保存されていたことが判明。きっかけはSNSに投稿された書状の写真だった。東京大学史料編纂所の村井祐樹准教授は、その書状を持っていた静岡県在住の宮田岳さんに連絡した。書状は”豊臣秀吉に仕えたと伝わる先祖のもの”として実家で保管しており、宮田さんがSNSで解読句を求めていた。村井准教授が実物の解読を行ったところ、花押が秀吉のものであることや紙の質、筆跡の特徴などから秀吉が側近に書かせた書状だと確認されたという。また天正4年の日付などから、織田信長と一向一揆の戦いに秀吉が加わった際、早く駆けつけた家臣に褒美を受け取るよう書かれたとみられる。この合戦に秀吉が加わっていたことは、当時の書状で裏付けられたのは初めてという。
横浜国立大学から中継。ここでは今日と明日の2日間で「ぼうさいこくたい2023」が開かれる。今回8回目となるが、今年は関東大震災の震源地となった神奈川県での開催である。今日はこの会場から過去の災害を伝える石碑について考える。全国には過去の災害などを伝える自然災害伝承碑が様々ある。災害が相次ぐ中、各地で伝承碑の持つ意味を改めて見直そうという取り組みが行われている。
東京・隅田川にかかる新大橋。そのたもとに石碑が立っている。関東大震災の10年後に地元の人達が建てたものである。震災では地震の他に大規模な火災が発生。日本橋周辺でも大きな被害が出た。焼けたり壊れたりする橋が多い中、当時から鉄製だった新大橋に人々は避難した。避難してきた人の多くは大荷物を抱えていたが、荷物に火がつき橋の上が炎上するのを防ぐため、警察官などは川に荷物を捨てさせた。石碑には”泣きて拒みしも萬人の生命には替え難し”との文字が。大事な荷物を捨てさせた決断を称えている。地元の人達もこうした石碑の価値を見直そうとしている。相次ぐ災害に危機感を感じ、3年前から防災訓練とともに石碑の掃除も始めた。災害時自分たちはどう行動すべきか問われていると感じている。過去の災害を伝える取り組みは国も始めている。国土地理院は4年前に地図記号”自然災害伝承碑”を選定。ウェブ上で地図も作っている。全国で登録された碑をクリックすると、災害に種類とともに碑が建てられた年や内容を見ることが出来る。
伝承碑の1つは小田原市根府川にも残っている。碑には”大震災アリ同時ニ山津波起リ”との文字。関東大震災によりここでは大きな土砂災害が発生した。地震による地すべりで、根府川駅に停まっていた列車が線路ごと海に流された。山の崩落で集落には大量の土砂が押し寄せ、200人を超す人々が命を落としている。この地区に住む内田昭光さんは、父・一正さんが10歳で震災に遭っていた。一正さんは災害を風化させたくないと、60歳を過ぎて被害状況を調べるように。地区で起きた2つの地すべりの流れや、どの家でどんな被害が起きたかを調べ地図にまとめた。昭光さんは父が明らかにしたこのような内容が、次世代に伝わっているか不安に感じるという。100年前、地すべりが起きた根府川地区を流れる白糸川。川沿いには震災で山から流れてきたと伝わる岩が今もある。昭光さんや地元の人は3年前、その石に震災石と刻んだ。碑があることで地域の災害を知るきっかけにしてもらいたいと専門家は言う。どういうつもりで住民が石碑を建てたのか、思い馳せることが重要とのこと。
イベントのテーマは「過去の災害から学び、次の世代にどうつなぐか」。今回紹介する展示は「自然災害伝承碑スタンプラリー 伝Q」。小学生から高齢者まで幅広い世代が参加したイベントで、ブックレットを片手にスタンプを押すなどして楽しんだという。この活動を進めている竹中あかりさんは「若い世代に参加してもらって、大切な災害伝承を伝えていきたい」と話している。
全国の気象情報を伝えた。