2023年10月13日放送 7:00 - 7:45 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
檜山靖洋 片山智彦 三條雅幸 大槻隆行 伊藤海彦 神子田章博 副島萌生 近藤奈央 森田茉里恵 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
「こどもホスピス」病気忘れる時間を

こどもホスピスは重い病気で病院と自宅を往復するだけの生活を余儀なくされる子どもたちが病気を忘れ自由に遊んだり家族とともに過ごしたりできる場所。こうした子どもたちが安心して過ごせる場所の整備が十分ではないと指摘されており、国は実態把握の調査を行うことにした。病気と闘う子どもたちを社会でどう支えるのか。取り組みを進める現場や家族の思いを取材。大溝慶くん3歳は去年からこどもホスピスを利用している。慶くんは1歳で白血病を発症し、8ヶ月あまりの入院生活を余儀なくされた。退院後も感染症予防のため人混みを避ける必要があり、海やプール、砂遊びも禁止。そこで退院後に利用を始めたのが民間団体が運営するTSURUMIこどもホスピス。室内には多くのおもちゃがあり、重い病気の子どもとその家族は無料で利用できる。保育士など専門性の高いスタッフのサポートを受けながら自由に遊ぶことができ、家族で泊まることもできる。退院から1年半以上が経っても制限が続く中でこどもホスピスが大きな支えになっているという。病気の子どもやその家族を支援する取り組みは全国で広がりを見せているがその数は十分ではないと指摘されている。主に寄付金で運営される中で取り組みへの理解が進んでいないことが資金確保の難しさにつながっているという。大阪市鶴見区の施設も収入の9割を寄付金で賄っているが、今年度は人件費や光熱費などで約9000万円が必要な見込み。施設側は支援態勢を維持するためには必要性を知ってもらうことが大切としている。 

キーワード
TSURUMIこどもホスピスこどもホスピス大溝慶白血病鶴見区(大阪)
「こどもホスピス」国も実態把握へ

こどもホスピスは現在全国に3か所。各地で設立を求める動きもある。また、名称は異なるものの同様の活動を行う施設や団体もある。しかし、その数はまだ十分ではないという。こども家庭庁はこうした施設や団体の実態や課題を調査し、こどもや家族のニーズを把握、支援のあり方を検討することにしている。 

キーワード
こどもホスピスこども家庭庁国立成育医療研究センター
みんなを助ける冷蔵庫 中継 埼玉・草加

生活に困難を抱える人の冷蔵庫が全国で広がり始めている。コミュニティフリッジは公共の冷蔵庫の意。事前登録した人しか入れない仕組みで中に入ると食品が多数並んでいる。児童扶養手当や就業援助を受けていて事前登録した家庭が無料で食料を受け取ることができる場所となっている。最大の特徴は冷蔵庫があること。設置から約1年で今では約500世帯が利用をしているという。賞味期限が短いものもあり、企業としても食品ロスを減らすための取り組みにもなっている。コミュニティフリッジは全国10か所設置されている。  

キーワード
コミュニティフリッジ草加商工会議所草加(埼玉)
”年収の壁” 人手不足が加速?

今回はパートなどで働く人が年収106万円・130万円を超えると配偶者扶養から外れて社会保険料が発生して労働時間を意図的に抑えてしまういわゆる年収の壁についてのニュースを報じていく。

キーワード
リクルートワークス研究所岸田文雄年収の壁
年収の壁を超え 働き手確保できるか

全国にスーパーマーケットを展開するライフコーポレーションでは従業員の約8割にあたる4万4000人がパート従業員で、パート従業員の数が不足し品出しが追いつかないなどの深刻な影響が出ている。一方でパート従業員の多くはより長時間働きたいと考えているが、年収の壁によって労働時間を少なくせざるを得ない状況になっている。こうした状況から政府は賃上げなどに取り組んだ企業に1人当たり最大50万円を助成し、個人には年収の壁を超えても連続2年まで扶養に留まれるようにするとしている。一方大阪の包装フィルムメーカーでは年収の壁を越えて減る手取分を会社が負担する独自制度を18年前から始めていて、年間で約150万円の投資をしている。

キーワード
クリロン化成ライフコーポレーション千代田区(東京)大阪府岩崎高治年収の壁日本スーパーマーケット協会目黒区(東京)

スタジオからは「個人・企業の努力には限界があるので、国の制度作りなどが欠かせないと感じた」などの感想が出た。専門家は「働き方の形態に関わらずに社会保険でカバーされるような仕組みを作るべき」など指摘した。

キーワード
年収の壁東京大学
おはBiz
”中国への投資に慎重” 47% 日系企業の団体調査

1400社余りの日系企業を対象に行なった中国日本商会の団体調査で約47%の日系企業が中国への投資に慎重になっている事が分かった。背景には投資リスクの懸念や先行きの見えない中国経済の状況などが挙げられ、他の外国企業からの中国への投資も減少傾向にある。

キーワード
中国日本商会
売り上げ・利益過去最高

ユニクロを展開するファーストリテイリングのことし8月まで1年間の決算は、海外事業が好調で売り上げ、利益ともに過去最高となりました。今期は会社として初めて売り上げが3兆円を超えると見込んでいる。

キーワード
ファーストリテイリングユニクロ柳井正港区(東京)
数字の「8」で祝福 藤井八冠の地元商店街

史上初の称号八冠を達成した藤井聡太八冠。地元である愛知県瀬戸市では大盛りあがりを見せており、いろんな店でのセールなどが行われている。市内の喫茶店では八冠にちなんだメニューなどが販売され、街を挙げての祝を見せている。

キーワード
瀬戸市(愛知)発汗勝つカレー祝冠八丼藤井聡太
(スポーツニュース)
おはSPOT ロッテ 和田康士朗 ”打って走れる選手に”

プロ野球クライマックスシリーズの開幕は明日。今日注目するのは、ロッテ和田康士朗選手。昨季までは走塁のスペシャリストとして活躍したが、今季は打撃でもチームを支えている。8月からの打率は3割9分で、持ち味の走塁と合わせてCS進出へ大きく貢献。2021年は盗塁王に輝くなど、昨季までは主に走塁で結果を残してきたが、今季は打撃でも飛躍したいと考えていたという。和田選手のバッティングの課題は、スイングが大ぶりになってしまうこと。そこでこれまで使っていた850gのバットから、今季のバットは大柄な選手でもあまり使わない1,020グラムのバットを使用し始めた。重いバットを持つことによって、コンパクトなスイングを手に入れたという。シーズン途中で900gのバットに変えたが、重いバットで培った経験は生きているという。無駄なくボールに力を伝えられるようになったことで、自身初を含む3本のホームランに繋がった。和田選手が重いバットを使うようになったのは、ロッテの臨時コーチを務めた内田順三さんがきっかけだったという。明日は、ロッテとソフトバンクの対戦。2試合をBS1で中継。

キーワード
内田順三千葉ロッテマリーンズ和田康士朗大石大二郎盗塁王福岡ソフトバンクホークス近鉄バファローズ
(経済情報)
経済情報

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.