- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 伊藤海彦 副島萌生
群馬県甘楽町にやってきたのはプロレス。その中でひときわ大きな声援を浴びるのはリングネーム「FUMA」こと本名・妻木洋夫さん。都内のプロレス団体でチャンピオンベルトを持つレスラー。彼のもう一つの顔が町の地域おこし協力隊員。普段の仕事は特産品であるキウイの栽培。2年前に神奈川から移住し、ベテラン農家の元で研修に励んでいる。移住のきっかけは新型コロナによるプロレス興行の中止。将来を見つめないし、かねてから憧れていた地方での生活に踏み出した。その後、周りの人たちの協力で農業の他にも狩猟や養蜂など様々なスキルを習得。定住に向けた地盤づくりに取り組んできた。「自分を受け入れてくれた人たちに何か恩返しができないか」と思い、思いついたのが町でのプロレス興行。そして当日、会場の中学校には300人以上の町人が駆けつけた。さらには県外からも。この日行われたのは6試合。FUMAこと妻木さんはメインイベントであるファイナルマッチに登場した。前半、妻木さんは体格差のある相手に防戦一方の戦いを強いられる。追い詰められると観客からFUMAコールが起こり、反撃に転じる。技ありの攻撃を次々繰り出し相手を圧倒。最後は豪快な蹴りで勝負を決めた。町で初めてのプロレス興行は大盛況で幕を閉じた。妻木さんは「来年も再来年も継続して続けられる大会にしたい」と語る。妻木さんの地域おこし協力隊員の任期は残り1年を切ったが、任期終了後も町に残って農業を続けるとのこと。
障害者の性被害をどのように防ぐか考える勉強会には約40人が集まり、女性の障害者で作る団体の代表で視覚障害がある藤原久美子さんが講演した。この中で藤原さんは、この団体が約10年前に女性の障害者87人を対象に行ったアンケート調査では、35%の人が「性被害の経験がある」と回答していたと紹介した。こうした背景には、障害があって抵抗しにくいことや、介助者・家族が加害者の場合、被害を訴えにくことなどがあると指摘した。参加者からは「周囲が被害に気づいたときにどう接すべきか」「被害者が声をあげられる環境を作るべきだ」などの意見が出た。
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鉄道情報を伝えた。
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関東の気象情報を伝えた。来週は朝晩の冷え込みが厳しくなる。
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