- 出演者
- 檜山靖洋 打越裕樹 赤木野々花 近藤奈央 大谷舞風
オープニング映像が流れ、出演者があいさつ。
ことしの春闘では、大手企業を中心に満額などの回答が相次いで、賃上げ率は33年ぶりに5%を超える高い水準となっている。非正規春闘はパートや派遣社員など、非正規で働く人が集まり、春闘の時期に合わせて賃上げを求めている。ことしは全国でおよそ3万人が参加して、107社に対して交渉を行っているが、これまでに半数近くに当たる48社からは賃上げの回答が得られていないという。また、賃上げの回答があった企業でも、平均すると3%~4%程度の賃上げにとどまっているという。働く人1人当たりの実質賃金の3月分の速報値は、前の年の同じ月に比べて2.5%減少し、24か月連続のマイナスとなった。依然として、物価の上昇に賃金の伸びが追いついていない状況が続いている。専門家は「賃上げが4月以降加速していくかが生活水準改善で重要な意味合いを持つ」などとした。
経済安全保障上、重要な情報へのアクセスを国が信頼性を確認した人に限定するセキュリティークリアランス制度の創設に向けた法案が参議院の内閣委員会で賛成多数で可決された。採決に先立って行われた質疑で岸田総理は「指定対象は政府保有の情報で民間保有の情報を一方的に秘密指定するものではない」などと述べて理解を求めた。法案は10日開かれる参院本会議で可決・成立する見通し。
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- セキュリティークリアランス制度岸田文雄
フィギュアスケートの宇野昌磨選手が現役引退を発表した。愛知県出身26歳の宇野選手は、ピョンチャン五輪で銀メダル、北京五輪では銅メダルを獲得した。世界選手権では去年まで大会2連覇を果たしている。宇野選手は自身のSNSで「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝している」などと投稿した。ライバルの鍵山優真選手は「ずっと憧れで尊敬できる人」などとコメントした。宇野選手は今月14日に記者会見を行う予定。
パリ五輪競泳日本代表の強化合宿が公開され選手たちが順調な調整ぶりを見せた。男子のエース・本多灯選手は痛めていた左足首はほぼ回復しているということで、4つの泳法を組み合わせて力強い泳ぎを見せた。本多選手は「金メダルを目指してやってきた。最高の笑顔で入場して、最高の笑顔で終わらせたい」と語った。東京五輪で2つの金メダルを獲得した大橋悠依選手は、1日たりともむだにしたくないと集大成と位置づけるパリ大会へ、気を引き締めていた。大橋選手は「目標はまずは自己ベスト。決勝に残っていくこと」と語った。
徳島県のチャペルで開かれたのは徳島市に住む長坂航さんと秋田直己さんの結婚式。普段市内でバーを経営する長坂さん。客として訪れていた秋田さんの優しさにひかれ13年前に交際を始めた。ただ秋田さんは当時同性愛者であることや長坂さんとの交際を家族には言えなかった。転機が訪れたのは9年前、日本で初めて東京・渋谷区と世田谷区に同棲カップルを結婚に相当すする関係と認めるパートナーシップが導入された。4年前には長坂さんたちの働きかけで徳島市でもパートナーシップ制度ができ、二人は称号を受けた第1号のカップルとなった。地方に広がりだした多様性を認める制度。ところが実際の当事者への理解は都会と大きく差があった。周りに性的マイノリティーがいるかとの問いへのアンケート調査によると、いると答えた割合は東京を含む大都市圏で高い一方四国など地方は低くなっている。広島修道大学・川口和也教授は地方都市だとカミングアウトしづらいとコメント。そこで二人が考えたのが徳島で多くの人を集めて行う結婚式だった。結婚式では親族や性的マイノリティーの当事者、そして支援者など約160人が出席した。長坂さんの弟・長坂譲さんは新しい家族になれたことをうれしく思うとコメント。この日結婚式を挙げた長坂さん・秋田さんは「誰もが生きやすく誰もが当たり前の生活をできるよう働きかけ、みんなが笑顔になれる社会に変えていければ」と話してくれた。
為替と株の値動きを伝えた。
ロシアによる軍事侵攻が長期化する中、スイス政府は、軍の撤退や領土の回復など、ウクライナが提唱する10項目からなる和平案などを協議する国際会議「平和サミット」を来月15日と16日に開催すると発表し、160以上の国に参加を呼びかけている。岸田総理大臣は、呼びかけに応じてこの日程で現地を訪れ、「平和サミット」に出席する方向で調整を進めている。これに関連し、林官房長官は「公正かつ永続的な平和の実現に向けたウクライナの取り組みを国際社会が支持する姿を示すために重要な会議だ」と述べた。会議で岸田総理大臣は、今後も日本として、ウクライナ支援とロシアに対する制裁を揺るがず継続していく姿勢を強調し、和平実現への関係国の結束を確認したい考え。
能登半島地震で大きな被害を受けた、七尾市・のとじま水族館で再開に向けた資金を募るクラウドファンディングで、3か月の間に当初の目標の6倍を超える3100万円余りが集まった。今回集まった資金を使って非常用電源などの設備の拡充を進め、年内のできるだけ早い時期の再開を目指すことにしている。
兵庫県内の化石を削り出す凄腕の達人、兵庫県立人と自然の博物館・クリーニング技師のリーダー、和田和美を取材。兵庫県立人と自然の博物館の映像。展示のための化石を岩石から削り出す作業「恐竜ラボ」。和田さんは前職を定年退職後、技術職としての経験を生かしこの仕事に就いた。和田さんは全長3センチほどのカエルの化石をほぼ完全に削り出した。研究員の田中さんは骨の1本1本はシャーペンの芯ほどの太さしかなく、人の手で掘り出すことは非常に難しいとコメント。また和田さんは和田式エアースクライブというオリジナルの機材も制作したという。この機材に関しては論文にまとめ、無料で読める雑誌に掲載、誰もが使えるようしたという。和田さんはこうしたことが後進のためになればと考えているという。
母の日を前に、千葉・市川市にある京成電鉄の市川真間駅では駅名表記が期間限定で“市川ママ駅”に変更された。5年前から毎年この時期に行っていて、駅のホームや階段など51カ所の看板が特別デザインにかけ替えられた。
京都・宇治市にある市役所で新茶の茶摘みが行われた。宇治市役所の正面玄関近くに約100本のお茶の木が植えられた茶園があり、毎年この時期に1日限定で地元の人たちを招いて茶摘みが行われるという。
成長する前の幼竹を加工してメンマを作る作業が行われた。福岡・豊前市の農業法人が地域の竹林活用の一貫として行っていて、今月はじめから伐採された幼竹の加工作業が始まった。
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- 豊前市(福岡)
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城・石巻市の万石浦の干潟でアサリ漁が始まった。干潟は震災による地盤沈下や津波による侵食を受けたが、砂の埋め戻しなどで面積は10分の1ながら回復し、アサリ漁も2017年に再開した。
不登校やその傾向にある子ども達が制作した絵などを展示するイベントが広島市で行われた。企画したのは東広島市で不登校を経験した高校生などのグループ。グループのメンバーは8人、月に1度集まり不登校で悩む人たちのためのイベントの企画をしている。臨床心理士や市の職員のサポートもあるという。迎えたイベント当日、中学3年生まで不登校だった経験を持つスタッフに、不登校のお子さんを持つ親御さんが話しかけてきた。お子さんの将来に関して心配する親御さんにスタッフは自分の将来の夢を語った。こうしたイベントが今不登校で悩んでいる人が外に出て、やりたいことをやるきっかけになればと考えているという。
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- 東広島市(広島)
フランスで全長140.5メートルのバゲットが焼かれ、世界一長いバゲットの記録を樹立した。これまでの記録より8m近く長くなったという。
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- オーストラリア放送協会フランス
アメリカ・フィラデルフィアの銀行に犬がマットに前足を乗せるとおやつが出てくるATMがあると紹介した。
フランス南西部でアスパラガス祭りが開催された。シェフが料理を披露、150キロのアスパラガスで作る巨大オムレツを登場した。この地域では3~6月までに900トンのアスパラガスが販売されるという。