- 出演者
- 南利幸 井上二郎 赤木野々花 伊藤亮太
オープニング映像と出演者の挨拶。
高市総理大臣はきのう、就任後初めてとなる所信表明演説を行い物価高対策に最優先で取り組む姿勢を示すとともに、防衛力の抜本的な強化に向けて「国家安全保障戦略」などの来年中の改定を目指して検討を始める方針を明らかにした。「今の暮らしや未来への不安を希望に変え、強い経済を作る。世界が直面する課題に向き合い、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を取り戻す。国家国民のため、果敢に働く」と述べた。そして、物価高対策を内閣の最優先課題と位置づけ、速やかに経済対策をとりまとめ、必要な補正予算案を国会に提出する方針を示した。また日本経済の力強い経済成長を目指すため、新たに「日本成長戦略会議」を設置することを表明した。防衛力の抜本的強化に向けては「国家安全保障戦略」などの安全保障関連の3文書を、来年中に改定することを目指して検討を始めることを明らかにした。立憲民主党の野田代表は「ガソリン税の暫定税率は年内に廃止すると合意していたのに『廃止法案の成立を期す』という表現で完全に後退した」と指摘した。さらに野党側からは、政治とカネの問題を受けた政治改革への取り組みが示されなかったと指摘されている。高市首相が掲げる社会保障改革は、弱い立場の人の負担増につながりかねないという懸念が出てきているとも指摘している。来月4日から、各党が代表質問をする。外交日程を経て、国会で論戦が交わされる。
国の推計では1人暮らしの高齢者は2040年に1000万人を超える見込まれる中、身寄りのない高齢者の入退院や、死後の手続きについて、民間企業などが使用するサービスについての研究会がきのう発足された。研究会は、ガス会社や大手損害保険、銀行、国や自治体関係者が参加している。研究会は一定の自立した高齢者が支援の空白となっているとして、必要なサービスを検討することを確認した。1人暮らしの高齢者をめぐっては、生活支援や入院の際の身元保証、亡くなったあとの手続きなどが課題となっている。高齢者の困りごとに対応する事業もある。そのひとつが静岡のガス会社だ。ガス設備以外にも、換気扇の不具合なども解消してくれる。静岡のガス会社では今月から訪問介護などの新たな事業にも乗り出すとしている。生前・死後の手続き支援事業にとりくみはじめた会社もある。大手損害保険では、高齢者の支援事業に関わる新しい資格をもうけ、今月から本格的に運用を開始した。資格をとるのは、保険募集人で、高齢者などの困りごとにワンストップで対応。約40時間の専門研究を受けることになる。介護・不動産・遺品整理などの困りごとを専門の業者などにつなぐことを想定している。年間200人のペースで人材養成をするという。同志社大学の教授は、仕組みを考えていくことも重要だという。
世界のすぐれたテレビ番組に送られる「イタリア賞」の発表が行われ、NHKスペシャル「Last days 坂本龍一 最期の日々」に「イタリア共和国大統領特別賞」が送られた。坂本龍一さんの日々を遺族提供の日記や未公開映像から見つめるドキュメンタリー。「テレビ・パフォーミングアート部門」でも最高賞にあたるイタリア賞を受賞した。
日本の最西端に位置し人口1600人余りの与那国島。台湾まで111キロの国境の島には、2016年に自衛隊の駐屯地が開設。人口の増加や経済効果を期待する声も高まった。しかし今、暮らしの基盤そのものが大きく揺らいでいる。その1つが深刻な住宅不足。移住や親元からの独立で住宅のニーズは常にあるが、島内には不動産会社はなくアパートなどの賃貸物件は限られている。住宅の新築には大工を長期間島外から呼び寄せる必要があるなど簡単にはできない離島ならではの特殊事情がある。7年前、島の景観に惹かれ移住してきた前中さん。移住者の呼び込みに力を入れている与那国町が用意した期限付きの定住促進住宅に3年間住んでいた。去年10月に期限を迎えたとき、想像を超える島の住宅不足に直面。前中さんは自らの収入で支払える家賃の住宅が見つからず、なんとか紹介してもらった空き小屋を改修して生活することを選んだ。島の人達の力を借り、今年5月にようやく落ち着けたという。さらに島を揺るがしているのが島唯一の診療所の行方。町が管理運営を委託している団体が、医師の確保が困難になったなどを理由に来年4月以降の更新をせず撤退の意向を示している。もし無医地区になった場合、診察を受けるには島の外への交通費までのしかかってくる。島の医療体制のほころびに拍車をかけているのが、今年6月からの薬剤師の不在。島で日常となっているのがオンラインでの処方薬の説明。薬局の撤退を受けて、県内の企業が急遽対応。診療所の処方を本島で受け、薬は最速翌日の航空便で届けられる。赤字覚悟の企業の志によって持ちこたえているのが現状。専門家は、与那国島のように医療危機に追い込まれていく地域が今後増えていくと指摘。
ストーカー事案に対処する警察の司令塔役の幹部を集めた会議が開かれた。司令塔役は、ストーカー被害を警察に相談していた川崎市の女性が殺害された事件などを受け、全国の警察に配置された。生活安全部の部門と捜査一課の両方を統括。
朝鮮中央テレビは、金正恩総書記が23日にロシア派遣兵士を称えるとする記念館の着工式で演説したと伝えた。演説でロシアの派兵を改めて正当化したうえで、「血で結ばれ日増しに強固になる両国関係の偉大な象徴となる」などと述べ、ロシアと血盟関係だと表現し連携を強調。北朝鮮としては、記念館を建設することで内部結束を図りたい狙いもあるとみられる。
トランプ大統領はベネズエラなど南米からの麻薬の密輸を巡る対策について、「次は陸上だ」と述べ海上での麻薬密輸船に続き陸上でも攻撃に踏み切る可能性を示唆。麻薬組織と紛争状態にあると主張していて、法的な手続きを経ないまま軍による船員の殺害を正当化している。トランプ政権は、コロンビアの左翼ゲリラと繋がりのある麻薬密輸船への攻撃も明らかにしていて、緊張の激化が懸念される。
秋篠宮ご夫妻は、全国障害者スポーツ大会の開会式に出席するため昨日から滋賀県を訪れ、障害の有無や年代に関わらず同じフィールドでプレーできるモルックを体験。
今日からワールドシリーズが開幕する。第1戦の舞台であるロジャーズ・センターはワールドシリーズ仕様となっている。ドジャース・大谷翔平選手は前日の打撃練習で柵越えを連発し、状態の良さをうかがわせた。対戦相手のブルージェイズは大谷選手の移籍先の候補に上がっていた球団でもあり、大谷選手の打席では大ブーイングが予想される。そのことについて大谷選手は「ブーイングも含めて楽しみたい」などと話した。
今日からプロ野球の日本シリーズが開幕する。昨日はソフトバンクと阪神の選手が福岡で調整を行った。ソフトバンクの第1戦の先発は有原航平投手。打撃陣では近藤健介選手が戦列に復帰した。対する阪神の第1戦の先発は村上頌樹投手。打撃陣では森下翔太選手や佐藤輝明選手らが快音を響かせて状態の良さを感じさせた。
フィギュアスケートのGPシリーズ第2戦・中国大会が開幕した。男子シングルのショートプログラムでは去年の中国大会で初優勝を飾った佐藤駿選手がトップに立った。女子シングルの渡辺倫果選手は自己ベストをマークしてショートプログラムで2位につけた。
バレーボール男子のSVリーグが昨夜開幕した。開幕戦では大阪ブルテオンとサントリーサンバーズ大阪が激突。大阪ブルテオンが新加入のアントワン・ブリザール選手やキャプテンの西田有志選手らの活躍で3-1で勝利した。
経済情報を伝えた。
全国の気象情報を伝えた。
関東甲信越の気象情報を伝えた。
